偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

インサイダー、やらせパフォー、揺れるNHK。(NHK技術研究所見物記 番外編)

2008年05月28日 01時48分16秒 | ◎ツッコミ思案neo
 今年もどこかに展示してあったのかもしれないが、以前“技術公開”を見た時に、報道用の手持ちカメラで生じる画面の揺れを抑える技術というのがあった。

 そもそもの目的は視聴者の“画面酔い”を防ぐということらしいのだけどスタッフの説明を聞いていちょいと引っかかることがあった。

 「課題はいかにして自然な揺れを残すかということだ」というのだ。

 なんだよ揺れをゼロにできるんだったらそれが一番ぢゃねーかよ。そーすりゃ画面酔いの可能性もゼロだろうか。
スタッフくんにいわせれば
「それでは報道番組としてのリアリティが出ない」
のだそうだ。

 でも揺れを加工してる時点ですでに“作り物”ぢゃねーかよ。

 ここでふと数年前に秋葉原でみかけた光景を思い出した。
駅前の部品屋の集落の横あたりにカバンを持ったビジネスマン風の男性とカメラマンとスタッフらしきオトコが2~3人。

 おいらが目撃した瞬間、その集団は立ち話みたいな雰囲気でその場に止まっていたんだけど、次の瞬間急にそのカバンのオトコが早歩きをはじめた。
 カメラマンは背走しながら斜め前からそのオトコをおさえていた。
 装備、人数、スタッフの雰囲気のどれをとってもドラマの撮影ではないようだ。

 その時間に追われているかのように歩いていたビジネスマンは“そのシーン”だけと撮り終えると、また急にのんびりとした感じでスタッフたちと普通の速度で歩き始めた。

 面白がってそっと近寄って見たらカメラには「NHK」のロゴが。
 なにかのドキュメンタリーの収録をしているんだろう。

 それくらいは単なる“段取り”の範囲なのかもしれないけど、もしそのカバンのオトコが「秒刻みのスケジュールをこなすビジネスマン」として紹介されているとしたらそれは“やらせ”だと思う。

 そういえば最近、同じ秋葉でNHKがやらせ取材をしたという報道があった。

 視聴者の受信料から拠出した開発費で“消した揺れ”をわざわざ残すという姑息な演出はNHKのやらせ体質のなせるワザなのか?

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