偽史倭人伝 ~ Carnea Historia

march madness の次が April Foolなんて小粋ぢゃないか。

ランボルギーニ詐欺?もうMXは免許とりあげちゃえばいいぢゃん?

2020年01月22日 16時36分36秒 | ◎ツッコミ思案neo
2003年の7月2日のこと
白沢みきという人からメールが届いた
信じられないかもしれないが
メインメールアドレスのほうはかなり慎重に使っているので
20年以上の期間で身に覚えのないメールは通算で10通以内だ
しかも2003年の白沢みきが唯一の日本語
うわっキモいわぁ
と思いつつ読み進めると文末に
※このメールはMXTV「モーニングTOKYO」宛にメールをご送信頂いた方に
 送信させて頂いております。
という一文。
自分はこの番組をほとんど見たことがなかったが
そーいえばただの一度だけプレゼントに応募したことがあった
え?え?でも出演者がメールアドレスもってかえったらダメじゃん
先述の通り、唯一の日本語スパム(敢えてスパムと呼ばせてもらう)だつたので
なんかショックでムカついてMXに電話した。
そうしたら番組責任者という男は
「なんだよアイツしょーがねーな」みたいな、ややくだけた、しかも無責任ノリだったが
とりあえず起こったことに関しては「非」だとは認めたようだったので
WEBなどで公表して謝罪はしないのか?と質すと
「そこまでする必要はない」と即答。
その理由として自分のした電話が唯一のクレームだとか。
たしかに俗にいう「本音ズバズバ型」のキャスターだったので、メール受信者の大多数は彼女のドМなファンたちで、むしろ直メールに喜んでしまったのかもしれない。
 それに加えて自分は、トーストを床に落としたときに必ずといっていいほどバターを塗った面が下になるようなめぐりあわせの人間。
 あるソフトの欠陥を発見して、「こんなのさぞやクレーム殺到だろう」と思ったら自分が一番電話で
「他言無用でお願いします」という旨を言われたこと2回も。
 ついでに言うとコピーができてしまうパソコンソフトは基本、返品は認められないはずだがそれが返品パターンが3回あったという事実(先方も返品を受けざるを得ない事態だったということ)
 そんな経験もあり、まぁМXだしとその場はおさめた。
だが、その後に上杉隆の謎の「週刊リテラシー」降板や、あの「ニュース女子」のヘイト報道(というか「ニュース女子」自体がヘイト番組だ)などがあり、今回の公開ランボルギーニ詐欺。
 もう免許とりあげちゃえばいいぢゃんとさえ思うのだが、そこに"正義は人気投票できまる"構造が見え隠れして恐怖さえおぼえる。
 「5時に夢中」は業界人にも人気があるらしく「出たい番組」だったりもするらしい。フジテレビ批評で同局をたずねた時も男女アナウンサー軍団も出たいと言っていたくらいだ。
 出演者の中でも大人気の中瀬ゆかり氏は「新潮45」のヘイト騒動の時に、掲載した雑誌自体を批判するのはお門違いと出版の自由を力説していたが、荻上チキの考えを借りるなら明らかに間違った差別に対して「両論併記」を主張するのはむしろ間違いだ。幸いにも世間の審判もそのようにくだり同雑誌は休刊になった。
 が、ヤバいと感じたのは中瀬ゆかりに対し、彼女はゲイを差別するような人ではないので批判はおかしいというファンの擁護。ゲイバーに行ったりしてLGBTの友達も多いからという短絡な理屈づけがあるようだ。
 この構図を見たときに身近にあったある出来事を思い出した。職場の元不良イケメンくんが高校時代のたまり場でのエロチックエピソードを語った。
「え?え?それ、軽くレイプぢゃね?、つか輪姦ぢゃね?」みたいなハナシだった。気弱な自分は軽く傷つきもした。もやもやした自分はガマンできず「なんかアイツあんなこと言ってるんだけど」と仲間うちにちょこっと話したら、そこにも彼を正当化する理由を模索しようとする構図。しかもそれがむしろ女性陣。
「きっと女のほうも問題あったんだよ」
とかなんとか。
過去のことだし、それ以上食い下がってもただのヒガミと思われるのでひっこめたが、その後そいつが職場二股の挙句結婚して離婚した様を見るにつけ
「う~ん」と思ってしまたった。
 人気者が問題発言しても世間が必死に擁護にまわる構造というのはよくある。
「彼はそーいう意味で言ってるんじゃない」
とか
「言葉尻をとらえるな」とか
政治家の弁明に使われるような魔法のフレーズだ存在していて、大半はそれでのりきれる。ちょっとだけモヤモヤした人も「炎上してないってことは火元もなかったんだな」と納得する。
「新潮45」の一件のときは中瀬氏を批判しているツイッターをひとつだけ発見したが、多数派にとって「5時に夢中」が正義の印籠になってしまっている現状に恐怖をおぼえた。
 今回のランボルギーニ詐欺でも「放送局自体はちゃんとしたところですから」と必死に擁護していたカンニング竹山氏が印象的だった。



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