JUSSI SALMIAKKINEN (ユッシ☆サルミアッキネン)

フィンランド各地の日の出、日の入り時間の変化をウィークリーでご紹介します。

S-008 Leaf TERVA LEIJONA SALMIAKKI 32g

2005-12-28 14:29:20 | 今日の一品(サルミアッキ)
 
久々にサルミアッキのご紹介である。

TurkuのLeaf社の製品。
これもちょっと変わったサルミアッキである。
TERVAとは、タールを意味する。ここでいうタールは石油系ではなく、木材系のタールのことである。
そして、LEIJONAはフィンランド語でライオンを意味する。
 
ちなみに、ライオンとフィンランドは縁が深い。フィンランド共和国の公式旗には、青い十字の真ん中に赤地に黄色(金色?)のライオンの紋章が描かれている。
ヘルシンキにお出掛け際には、大統領官邸に掲げられている国旗を見てみると良い。
 
話を本題に戻そう。
TERVAというだけに、サルミアッキにタールの風味が加わっているのがウリである。

分かりやすく言うと、薫製っぽい風味を持っているのである。この風味はなぜかしらホッとさせるものがある。
それは大昔、焚火の周りで生活していたご先祖様のDNAによる記憶の伝承かもしれない。

そういえば、以前ご紹介したFAZER SUPER SALMIAKKIにもタールの風味を感じるが、それは私だけだろうか?

実物をこの写真撮影用にとっておいた関係で、最近は食しておらず、以前食べた時の記憶を基に今この文章を書いている。
詳細については後日レポートする予定である。
 
他にタールを使ったもので、ウォッカ(TERVA SNAPSI)も彼地では愛用されている。

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S-007Dr.Oetker SALMIAKKI HIPPU 100g

2005-12-18 17:33:04 | 今日の一品(サルミアッキ)
 
KOSKENKORVA SALMIAKKIに勝るとも劣らない変わり種である。
 
スウェーデン製。正確には製菓材料として販売されている。
したがって現地ではスーパー等の製菓材料コーナーに置いてあるようだ。
アイスクリームやケーキ等へのトッピングとして使用する。
この種のものはフィンランド辺りでも新しい食材らしい。
 
形状は、幅5mm、長さ5~10mm、厚さ1mm位のフレーク状。
表面が黒く、中は白い、薄い砂糖菓子にサルミアッキをコーティングしたような感じだ。蓋を開けるとサルミアッキ、ラクリツィ系の香りが漂い始める。結構強い香りだ。
 
そのお味はというと、口に含んで舐め始めると(通常アルミアッキは舐めるものなの)まず刺激のある塩気がぐっと迫ってくる。そしてコーティングされたサルミアッキが溶けきると後は砂糖の味だけとなる。
このサルミアッキは、セオリー通りに舐めるものではなく、バリバリと噛むほうが良いようだ。
これはトッピングとして使うものなので、そのような食べ方をするのが言ってしまえば当たり前と言えば当たり前だが。
 
実際にアイスクリームにパラパラと振りかけて食してみたが、アイスクリームと混ざるとまぁるい味となるので、これならビギナーにも大丈夫そうである。
 
誰かがアイスクリームを食べていたなら、これどう?と言ってパラパラと振りかけてあげたくなってしまうが、そんなことをしていたら、サルミアッキが苦手な人から『サルミ悪鬼』と呼ばれてしまうかもしれない。
でも、いっぺんくらい呼ばれてみたいっ。
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S-006 KOSKENKORVA SALMIAKKI 50cl

2005-12-11 15:10:14 | 今日の一品(サルミアッキ)
 
これは、異色中の異色の存在。でも、その割にフィンランド•ヲタの間では周知の存在。
 
コスケンコルヴァ(ウォッカのブランド名)のサルミアッキ味である。
写真は飲みかけの状態であともう少ししかない。容量は50cl(センチリットル)つまり500CC。日本では用いない容量単位だがフィンランドへ行くとよく見かける単位だ。
 
アルコール度数は32度とウォッカにしては低めだ。しかし、瓶の中の液体は真っ黒け!
味わいも強烈だ!
甘くて、しょっぱくて、強烈な香り!
でも飲むと癖にはなるが、一度に沢山飲めるものではない。
思い出したようにちびちび飲むのが、私のスタイルだ!
 
長期に保存する場合は、注意が必要である。というのも、中の黒い液体は微小な粒子でできているようで、しばらく置きっ放しにしておくと、底に沈み、瓶に付着しはじめる。
 
この美酒を所蔵しているご諸兄、時々瓶を振っておくことをお忘れなく。

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S-005 LEAF Sisu SALMIAKKI 36g

2005-12-07 22:30:01 | 今日の一品(サルミアッキ)
 
トゥルクを本拠地とするLEAF社のサルミアッキ。
LEAF社は、JENKKIブランドでチューインガムも発売している。
ちなみにJENKKI(イェンッキと読む)とは、フィンランド語で「ヤンキー」を表す語で、アメリカ人=ガムというイメージであろうか。
箱に書いてある文字がカリグラフィーなどで使われる書体なので、パッと見では『ギフ』と読めてしまい、よく“ギフ、ギフ”と呼ばれているが、正しくはsisu(シス)と読む。
sisuとは、的確な訳語ではないかもしれないが、よく『フィンランド魂』などと言われている。忍耐強く、困難に打ち勝つことのできるフィンランド人の性格を表す言葉だそうである。
詳しくは、他のサイト等で調べていただきたい。
 
さて、本題に戻ろうとしよう。
形状は、●形で真っ黒。FAZERの製品と比べると香りの強い成分が多く、その分ヘビーな味わいである。
この製品もスーパーでよく見かける類いで、同様な製品で緑の箱、オレンジ色の箱のものがあり、フレーバーに違いがある。パッケージに工夫があり、蓋に軽くロックが掛かるようになっているところが好きだ。

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S-004 HALVAN SALMIAKKI 250g

2005-12-06 11:46:05 | 今日の一品(サルミアッキ)
 
FAZERの製品の紹介をひとまず終え、他のメーカーの製品を紹介してみよう。
ヘルシンキのHALVAというメーカーの製品で、スーパーマーケットでもよく見かけるものだ。この写真は250g入りの大箱で、小さな箱の物もある。
形状は大きめの菱形。食感はちょっと硬めで口の中で溶けにくく、味を感じるまでに時間が掛かる。
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