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写真は、初渡芬の年、2001年の2月16日に撮影したものである。
14日にヘルシンキの着いた時、フィンランドって思ったよりも寒くないな!と思った。気温が氷点下5度もなかったからだ。ということで、KAUPPATORIのあるヘルシンキ南港も凍っていない。
岸壁に立つカモメは、人が近づいても逃げ出さない。威厳があるというか、ふてぶてしいというか、そんな所がおもしろくて写真を撮った。
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それから8日ぶりに再び南港に戻ったときに撮ったのが、次の写真である。
わずか一週間あまりで、港の光景は一変していた。気温も氷点下15度に下がっていた。
この間の私はと言えば、サーリセルカへ行ったり、スキー観戦のためにヘルシンキとラハティの間を、行ったり来たりしていた。
そういえば、この写真を撮る数日前に、ホテルで朝食を摂っていると港がある方向が霧のようなもので覆われていた。どうやら、気温が急激に下がり、海水と気温の温度差によるけあらしが発生し、その後海水が凍結したのだ。
海が凍った後のカモメの目はなぜか、おだやかというか「寒さはもう勘弁!」というふうに見えた。
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