サルミアッキとラクリツィをこのブログで紹介し始めて、サルミアッキ18品、ラクリツィ11品、合わせて29品を数える。そして、本日のご紹介で30品目を迎えることとなった。
まだまだ、道は遠い...
本日の一品は、MALACO社の「SALT SILL」である。生産地はデンマークとある。
SALTは「塩」、SILLは「ニシン(魚)」という語である。パッケージにある魚は鰊(ニシン)なのだ。
ニシンは北欧ではポピュラーな魚なので、親しみやすい形状なのだろうか?
これが日本版だったら、タコやイカの形になるのかもしれない。
分類的には、ラクリツィ(デンマーク語では、ラクリッズ(lakrids))なのであるが、北欧の製品らしくammonium cloride(塩化アンモニウム)が含まれている。SALT SILL というネーミングのSALTの意がここに現れている。
製造元のMALACOのブランドは覚えている方もおあり方と思うが、MALACOLEAF社のブランドの一つのようだ。
この一品の入手に当たっては、moicafeのマスターにご協力頂いた。氏は、千葉県船橋市にできた北欧ファンの新名所IKEAへ出掛けた際に、わざわざ買ってきてくださったのだ。感謝、感謝!!!
いつもいつも、すみません。
【テイスティング】
名は体を表す。魚の形(ニシン)をしているグミである。
体長5.2cmで、ちょっと大きめ。大人ならともかく、子供には一口では、食べにくいと思う。
魚のモールドの上には更に、MALACOの文字が浮き出ている。
表面はちょっと固いのだが、中心部は粘り気のある材質で、指で裂こうとすると「餅」ほどではないがビロ~ンと伸びる。(さっきTVで、谷啓のインタビューを見てしまったので...)
口に含むと、塩気と甘草エキスの風味が迫ってくる。気温の高さからか、味が濃く感じられる。そして、鼻腔からアンモニア臭が抜ける。それもちょっと強めだ。
後味も結構強い、のどに残る感じだ。
実は、これを名称からラクリツィに分類しようかどうか迷ったのだが、塩化アンモニウムの量がそこそこ含まれているので、サルミアッキに分類されると判断した。
国内で購入できる唯一?のサルミアッキである。
まだ、サルミアッキ未体験という方は、IKEAに在庫があるうちにお試しを!(もしかしたら、その風味からか初回入荷でおしまいという噂があるので。)
一袋150円とお手頃である。以前ご紹介した「L-010 MALACOLEAF Läkerol ORIGINAL 25g」と併せて買い求めれば、完璧である。
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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年6月14日(水)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 | なし | なし | 24時間00分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏から南8Kmラップランド最大の都市 | なし | なし | 24時間00分 |
OULU オウル フィンランド北部の大都市 | 02時28分 | 00時11分 | 21時間43分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 | 03時57分 | 22時46分 | 18時間49分 |
※上記の時間は、FINIISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
そのニシン。
以前、勤めていた会社のおやつのサプライズお土産に使いました。
普通の 芸者チョコレート と ウイスキーボンボン と 黒ニシンをセットにして(笑)
結果は大成功。それ以来、黒いニシンが余程の印象だったのか、黒いものを見せると嫌がられましたけれど・・・。
けっこう、クセものです。
おみやげに貰った人がちょっとかわいそうです。
その後は、ゴミ箱直行でしたか?
口に入れて噛めずに出した人 数知れず。
あんまり頑張らずに食べられた人 一人。
噛んだけど、出した女人 二人。
おいしい!!もっと頂戴!!!と言ってきた上司が1人だけ でした。
まったく、予想通りの反応でしたね。
私には「サルミアッキ処理班」として、お土産が食べきれず封が開いたもの等が駆け込んでくるケースがあります。
つい3袋買ってみたものの、1袋でまいりました。
外国のお菓子大好きな私もこれには見事に惨敗。
もし、そうならばまだ売ってるんですね。
この一品は結構来ますよね。
マグロの立方体?(たぶんおつまみのやつですかね。)よりも強力なのは鼻腔をくすぐる?アンモニア臭ですかね。
食べ続ければ慣れます。