mediumで話題になった相沢沙呼さんの、ほかの本を読んでみました。
ここだけの話、わたしはこの名前から女性だと思っていたのです!
でも、男性だとわかった時の衝撃はなかったですね。
さて、わたしが読んだマツリカシリーズですが……。
この作者は、わかりやすい文章で書いているので、幼さを感じる事もあるけど、読みやすいのはわたしはよかったですね。
作風は、人それぞれ好みが別れるので、なんとも言えないですけど、わたしは読みやすさ重視してます。
本題に入ります。
ネタバレが苦手な人は、この先は読まないでください。
高校生が、日常の謎に挑むという内容です。
ザックリ言いすぎました。
とにかく、あなたはそんな場所にいるのに、なんでわかるの?
という女子高生が出てきます。
彼女がマツリカさんなんですよ。
主人公がちょっとドジ? マツリカさんにこき使われるんです。
彼には難問なのに、マツリカさんには簡単な謎解きでしかないって、かなり無茶苦茶な話ですね。
マツリカさんは、高校生とは思えないほどの美貌と、頭の良さを持っているんですね。
不登校なマツリカさんなのに、なぜか目が離せない存在なのです。
日常の謎を解こうとわたしも、物語へと引き込まれてしまいます。
やはりというか、プロの作家は違うなぁと思いました。
わたしは紙の本が好きなのです。
場所を取るけど、読み飽きたらブックオフ等で売れるからです。
わたしはいまだにアナログな部分があるので、フリマアプリのメルカリで読まなくなった本を売ろうという発想がありません。(たんに送るのが面倒ともいう)
マツリカシリーズ以外にも、相沢沙呼さんの文庫本は買って読んでみました。
これまで読んできた相沢沙呼さんの本は、高校生が主役の作品が多いです。
話は変わり、わたしも高校生が主役の小説を書いた事があるけど、難しいんですよ。
高校生だった時代が違えば、いまどきの高校生がどういう事に興味を持つのかある程度知らないと、学園ラブとか挑戦しても、世代が違うとあれ? 何かひっかかるなと違和感がありますよね。
でも、プロ作家はそれすら感じさせない表現をする事ができるのですね。
相沢沙呼さんだって、アラサーなのに高校生が主役の小説を数冊発表してます。
読者が感情移入できる書き方をしているのは、さすがだとしか言いようがないです。