こんな事は言いたくないんですけどね。
何気なく、ヤフーニュース見ていたら、緊急事態宣言でたのに、なぜにこんなに感染者数が出ているのだろう? これもみな、無能な知事のせいとか、とにかく地域の知事を責めるコメントが寄せられている事に驚いているというか、解せぬというか。
地域のトップは悪くはないと思うんですよ。
だって、これまでの人生でこれほどまでに質の悪いウイルスがあるなんて知らなかったんですから。
みなさんだってそうでしょう? 60年以上生きていらっしゃる人生の大先輩の方たちだって、おそらくは、インフルエンザにかかった経験があったとしても、予防したらかかりにくくなるというのは、経験から知っているんですけれども、
このコロナ菌というのは、非常に先々が読めない質の悪い菌ですよね。
手探り状態で、専門家たちを交えて、日々意見交換をしてどうすれば、国民が安心して暮らせるのかという事を考えてくれているのは、わたしたち国民もそこはわかってはいるんですよね。
そう、頭ではわかっているけれども、心がそれを認めたくない状態にあると、ダラダラ不平不満を述べたくなるものなのですよね。
もう、コロナ菌大流行する前の生活には戻れないのだよ。
タイムトラベルでもできて、時間を巻き戻せるような事ができたら、それは夢のような話ですね。(棒)
かつては、過去へ戻って……という内容の映画があったような気がするのですが、あれは作り話だからできたのであって、現実はそうはいかない。
だから、かつてのような生活を取り戻すのはもう不可能なんです。
ここを自分の頭に刷り込んでいかないと、いつまでもダラダラ不平不満を言ってしまう事になるのだと思っています。
菅さんとか、地域別の知事へ不満をぶつけたくなる気持ちは、わからなくはないですよ。
だけどね、前途するようにコロナ菌ってのは、日々、目に見えないけども変化しているんですよ。
従来のコロナってなんだっけ? というスピードで変化したコロナもじわじわと流行り出しているものだから、専門家たちも、自分たちのこれまでの知識ではどう太刀打ちしていいのかわからない状態にあるのだと思います。
コンサートとかも無観客でやってみようか。そしたら、どうなるだろう?
その結果を踏まえて、次はこうしてみたらどうだろう? 国民のみなさんも協力してくれると助かるのに←ここ
国が云々の前に、わたしたち国民の意識がどっちへ傾いて行っているか? だと思っています。
昨年からずっと続いているコロナ対策は、もちろん、きちんとしている国民もいるでしょうし、ルーズな国民もいるだろうし、何とも言えないけれど、何が大事かって。
自分の命は自分で守れやって事です。
周りは守ってなんてくれない。
蜜を避けようね。→避けてますか?
大好きな芸能人のコンサートがあるから行こう! マスクはしているし、距離を取っていればいいんでしょ
その結果どうなりましたか?
知らないうちにファン同士、一瞬だったとしても「蜜」を作ってませんでしたか?
野球観戦大好き! 知らないグループとは「蜜」を避けてベンチに座って応援していればいいよね
いざ試合始まってみると、気づいたら「蜜」になっていませんでしたか?
自分たちの行動を省みてみましょうって事です。
医療現場で働く人たちの立場になって考えてみましょうか。
わたしが看護師だとしたら、きょうの感染者数の発表をダイレクトで見た場合、「感染するために観戦しにそこへ行ったのですか、あなたち?」とかそういう憤りを覚えるかもしれません。
「病床がひっ迫しているって言っているのにかかわらず、どうして、わざわざ感染するような行動をとる事ができるの?」とか、わたしのような気が短い看護師だったら、心の中で舌打ちしているかもしれませんね。
「無意識のうちに」「蜜」を作って「感染しているかわからない人」の傍にいたかもしれない。
PCR検査受けて、陰性だったから安心して野外だしマスク外していてもいいかと、マスク外して歩いている人を見かけると、どんな気持ちになりますか?
ワクチン接種した人なのか、ワクチン接種していない人なのか見分けがつかないのに、「自分、ワクチン打ったからマスクしないでもいい」というのは勘違いな行為です。
ワクチン接種どころか、ワクチン接種の案内すら来ていない地域に住んでいる人は、まだまだ日本には数多くいるのです。
今朝がた、とあるニュース番組から耳を疑いたくなる言葉が流れてきていましたよ。
「ワクチンを常温で保存していたからやむを得ず廃棄した」とか。
とにかく、ワクチンの保存ミスについて報道していたのです
ありえない事態が起きたのです!
ただでさえ日本はワクチンが少ないというのに、そんな貴重なワクチンの保存に誤りがあっていいのでしょうか?
人間だし、疲労もピークに達していたら、そういうミスは出てくるでしょうね。
医療現場はほとんど、寝ずに勤務にあたっている状態だという事は想像つきますよね。
そうか、やっと腑に落ちましたよ。
医療現場の人たちが、ほとんど寝ずに勤務に当たっている状態にあるかどうかという想像力を働かせていない人たちが、安易な気持ちで「ちょっとくらいマスク外して飲食したっていい」だとか浅はかな行動をしているのだとしたら、コロナ菌大流行に歯止めがかからないのも頷ける内容ですね
空きベッドはもうないという認識をしましょう。
熱中症にかかって搬送されたところで、空きベッドがないという危機的状況にあると認識しましょう。
高齢者の恐ろしいところは、「わし、大丈夫。長年の経験でこの程度で窓開けたりエアコンつけなくても、水分補給しなくても平気だ」という過信しすぎるところです。
老夫婦で過ごしていると、だんだんと汗をかきにくくなってきているから、暑さにもだいぶ鈍くなってきているという事実を認めたくないのでしょうね。認めましょうよ、自分たちは20代とかと違ってかなり暑さに鈍ってきていて、水分補給も全然しなくなっているという事に。
結婚しないで一緒に過ごしている子どもがいる老夫婦の家庭と、老夫婦だけとではこの先の熱中症にかかりやすいリスクがいかに高いかに差が出てくると思います。
まだ、同居している子どもがいれば、仕事が休みの時に親がどこか具合悪そうって気づいたら、すぐに救急連絡してあげられる。
でも、コロナ患者がわんさかいる状態では、それすらためらってしまって、亡くなってしまうケースが増えてくるのではないかと、わたしはそれを今から恐れております。
熱中症だけではなくて、ノロウイルスなどそういうウイルス対策もしっかりおこなっていかないと、コロナ患者がわんさかいる病院では、そういう急患を受け入れてはくれないのです。
国民一人一人が、これから気を付けないといけないのは、コロナ対策だけではないということです。
急患の受け入れ先がもうないという恐ろしい事実を、自分で感じ取らないといけない状態にまで来ているという事です。
自分の身は自分で守っていかねばならない状況にあるという事です。
何かあれば人のせいにするのは簡単です。
きっと、仕事とか勉強がうまくいかなくて他人のせい(先生の教え方が下手だからとか言い訳)してきている人っていうのは、これからもそれを変えようとは思わないししないと思います。
何かのせいにするっていうのは、言い換えれば、自分は正しいと言っているのと同じですよ。
コロナにかんしては、目に見えない菌に対しての知識が全然ない状態からスタートしているのだから、感染症の専門家たちだってわからない部分が多いのです。
それでも最低限のルールを作ったのは、本当に頭が上がらない事ですよ。
今も手探り状態であるという事を想像するかしないかで違ってくると思いませんか?
わたしがもう一つ解せないのは、こんな大変な時に子作りに励む夫婦がいるという事です。
なぜですか? コロナで仕事が減って来た今、子作りしようっていう気持ちになるのが、わたしには本当に解せぬのです。
仕事が減ると言う事は、自分たちが生きていくのも大変になっていくって意味じゃないんですか。
それなのに、子作りして妊娠、出産、子育て……?
この世に生命を産み落とすって、どんだけ……。
ただでさえ、産声を上げる生命というのは、免疫力なんてゼロなのに?
どうやって、守っていくつもりですか?
仕事が減って来たとしても、仕事しに外へ出るというのは、コロナ菌にどんなタイミングで自分がかかってしまうかという高リスクを背負っているって事理解しているのでしょうか。