今回ご紹介は北条本店でも長らく取り扱っているブランド、ドイツの『Däumling』
足が細い、踵が小さなお子様へ是非お勧めしたいブランドです。
1973年に設立されたドイツの子供靴ブランドです。
使われている素材や接着剤は自然環境やお子様の足に特に配慮し、高品質なものを厳選しています。
ドイツの子供靴の規格であるWMSシステムを忠実に採用しています。日本で言うところのJIS規格のようなものでしょうか。
と言うことは…WMS規格は結構細い?!
WMSの長さと幅の表をJIS規格と比較してみると…そもそも考え方が違うので一概には比べられないですが、それを差し引いても、WMS規格の方が標準が細いですね。
なので、忠実にWMS規格の数字を守った靴づくりをすると、細い靴のブランドになるようです。
他ブランドでもWMS規格を採用しているブランドがありますが、実際の数字よりちょっとゆったり作られているようですね。
ドイツの本社に行き、直接オーダーした際に工場も見学させてもらいました。
かなりガタイのいいおじさんが小っちゃい子靴を作ってるギャップが中々でしたが↓
前のブログにも何度か登場してますね笑
中々コロナで行けずですが、また行きたいです!
それで、このブランドの靴、細いんです。何度も言いますが、細いんです。
中々細い靴って売られてないんです。なぜなら、履ける人が限られてしまうので、計測が簡易的な大手靴屋さん等で販売しても合わない人が履くと履くのに苦労したり、きつかったり、中々販売しづらいんです。
さらに、製造するメーカーさんとしても、また作りづらいんです。
それはラスト【靴型】(靴を作る際の足の代わりになる型)の違いです。
緑のラストはDäumlingにて頂いた本物です。
グレーのラストは一般的にお子様用として使われているくらいのラストです。
グレーのラストは全体的になだらかに作られているのに対して、緑のラストはとても立体的というかシュッとしてます。
靴を作る側としては圧倒的にグレーのラストの方が作りやすいんです。
皆様、このふたつのラストをラップで包むとしたらどちらがやりやすいかを想像してみてください。
元々真っ平らな材料を立体にしていくので、起伏が少なく袋状の方がまとまりやすいですよね。
1日に数万足を製造する工場では効率が大事なポイント!
と言うわけで、↓のような踵周りなんてもっての外
そんな中、緑のラストにて靴の製造を実現しているブランドなので、細い足の人にはフィット感がいいに決まってますよね!
他にも企業努力は多々ございますが、何よりもここだと思いますので、ついまた書いちゃいました。
細い人にフィット感がたまらない!
これが言いたかったです。
今の所、本店と在庫を分けている状態なので少なめですが、オリジナルで作ってもらっている商品も秋に入荷予定です!
商品画像!そうでした、うちの今の所のラインナップ必要ですね。ホームページ用の写真から。。。
よろしくお願いいたします!