幸せになる方法 ~How to be Happy~

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016:仏国土を家庭で実現しよう(体験発表)

2016-03-06 20:36:56 | 日記
今までの記事の「001:幸せの定義」から順に読んでいただくことをお勧めします。
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先日、菩提寺で体験発表した内容です。
聞かれてない人もいらっしゃると思いますのでここで発表します。

皆さんこんにちは
福岡地区第三班 班長植田聡と申します
よろしくお願いいたしまします

ご存じない方もいらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介させていただきます。
私は三重県鈴鹿市に住んでおります。
平成二十五年五月二十七日にトミーこと冨岡直士さんに折伏したいただき
三重県鈴鹿市の鈴鹿山光徳寺様でご授戒を受けさせていただきました。
現在 入信三年目です。
入信後に知り合った福岡地区の松岡結子と結婚し、去年7月には白蓮が生まれ
結子の連れ子の双子の慶周徳周と五人で暮らしております。

こういう自己紹介をさせていただくと、私の周りの人たちは法霑寺ではすべて有名人です。
冨岡直士さんは本日を含め毎年折伏で表彰されていますし、
妻の結子は「福岡地区の松岡さん」「男勝りの松岡さん」など いろいろ有名です。
また慶周徳周は中高等部や鼓笛隊でいつもやらかす双子(笑)として有名だと思います。


私はコンピュータのプログラムを作る会社を経営しております。
ミュージシャンの冨岡さんとは違い、普段は部屋でコンピュータと向き合い、誰とも話すことのない毎日です。
冨岡さんのようにたくさんと人と出会うわけではありませんので、いつもいつも誰かに仏法の話ができるわけではありません。
しかし、それをいいわけにして折伏しないというのはいけないと思っていました。

入信したての頃には、元嫁や元彼女、知り合いに片っ端から電話して仏法の話をし、
また、茨城県土浦市に単身で仕事に行っているときには
何とか折伏したいと考え、インターネットで“友達のできる喫茶店”と検索して、出てきたお店へ行き、そこで知り合った友人、1人の折伏成就をいたしました。

気がつけば、この三年間で十八人の折伏をご本尊様のおかげで成就させていただきました。★

折伏成就のためには、勤行唱題が大切という御法主日如上人猊下様のご指南の通り
勤行・唱題は一日とも欠かしたことはありません。
折伏のためには教学が必要と思い、何冊もの本を購入し、勉強も致しました。

ここで結子の連れ子である双子の慶周・徳周のお話をさせていただきます。
彼らは以前御講の時などに場内整理など御奉公させていただいているところを見かけられたことがあると思います。
彼らは御奉公の時には、きちっとしていかにも信心をしているように見えていたと思います。

実は私と一緒に暮らし始めたころには、慶周徳周は勤行中にいねむりしたり、さぼったり、また生活面でも学校は寝坊してサボるは、口には出して言えないくらい悪いことはするどうしようもない子供たちでした。(笑)

松岡結子と結婚することになり 時同じくして私の仕事の関係で茨城県土浦市に住むことになりました。
それまで住んでいたのが地下鉄姪浜駅の真ん前です
都会の真ん中から、いきなり森の中の家に引っ越すことになりました。

といいつつ、いきなり、茨城県に引っ越すと決めたわけではありません。
結子は慶周徳周に
「このまま荒れた生活を続けるようならば、茨城の森の中で信心中心の生活に変えるつもりだから、福岡にいたいのならば、勤行・唱題を真面目にして受験勉強しなさい」
と言い聞かせてました。
慶周は彼女ができたばかりで、引っ越したいはずはありません
徳周もすごく仲の良い男友達ができ、楽しく過ごしていたはずです。
茨城での生活を本気で考えていないとたかをくくっていたのか
帰宅は0時を回るありさまで信心を真面目にしようとしません。
そうしているうちに妻の結子が言いました。
「ご本尊様に双子がきちんと信心できる環境を与えてくださいと祈っているから、もしも茨城のほうが二人によいのならば、必ず住むところがすぐに見つかるはず」

案の定、家賃の安い広い家がみつかり、とんとん拍子で、茨城県土浦市に4人で住むことになりました。夕方5時になると真っ暗で鳥と虫しかいない土浦で、都会の真ん中とは全く違う生活です。

まして保育園の時から父親と暮らしていない慶周徳周がいきなり知らないおじさんと生活することは容易ではありません。

慶周徳周は人当たりがよく、誰にでも笑顔を見せる人懐っこい子たちですが、一緒に住むとなると大変でした。

茨城に引っ越して二日目、
私が仕事に行っている間に慶周が暴れてしまい、靴も履かずに家を飛び出し半日帰らなかったり
徳周は御講に行く途中に結子ともめて車を降りて一人で歩いて家に帰ってしまったり
最初はみんなバラバラでした。

わたしは「このまま家族としてやっていけるのだろうか?」
かなり不安になりましたが、柳坂ご住職様のご指導でもあり、大白法の昨年7月16日号にもあった
「大聖人様仰せの立正安国論中での仏国土とは、全世界、すべて残らずの人々のことであるが
私たちにとって一番小さな一つの国とは、家庭であり、その家庭という組織で先ずは仏国土が実現されるべきであろう。」
というご指南のとおり、家族全員で勤行・唱題をやるということから取り組み始めました。
そうは言っても今まで中学生活の二年半、ほとんど授業は寝ていた二人が半年勉強したからと言って高校に合格するはずもありません。

案の定、高校受験も失敗いたしました。
ここで茨城で取り組んできたこと、すべてが一区切りついたと判断し、
それを機に、私の自宅である三重県鈴鹿市に引っ越しを敢行しました。
その時、結子は妊娠9か月。私も大きな仕事の納品が迫っており、かなりきつい引っ越しでした。

それでも、勤行・唱題・折伏・お寺参詣・登山を続け、ご本尊様のご加護をいただき、何とか引っ越しは完了しました。

引っ越しが完了した二日後、朝起きたら、慶周がいません。
ベッドには書置きがありました
彼女と別れたことや引っ越しが重なったことを理由に慶周が福岡に家出したのでした。
紆余曲折の末、二週間後に慶周はふてくされて鈴鹿に帰ってきました。
飯星聖人さん、横手さん、井上純一さん、宮本秀樹さんにお世話になり、説得され、ようやく帰ってきました。
その時にお世話になった青年部の皆様や福岡地区の瀬口地区長をはじめ法霑寺のさまざまな方々におせわになり本当にありがとうございました。

その後も慶周は私の財布からお金を盗んだり、なかなか本当には打ち解けてくれませんでした。

しかし、この時から夫婦でよく話し合うようになり、そこへ徳周も加わることになって、慶周の家出をきっかけに、徳周が信心に対して前向きになってきました。

私が慶周徳周に直接怒ることは、あまりないのですが、妻の結子はいつも
「お前たちは、感謝の心が足らない」
「ご本尊様への感謝の心があればそんなことは出来ないはずだし何より折伏したくなるはずだ」
と言っていました。

夫婦でこの問題を乗り越えようと話すうちに、やっぱり折伏しかない。何とか折伏を成就させたい。
そう考えるようになったころ、徳周が茨城県の彼女と別れました。
その彼女は徳周の父親である私にもFacebookで友達申請をしてきていたので友達になっていました。
別れた時も、私に相談してきました。

私は誰かに相談されたら必ず信心の話をします。
仏法は体のごとし、世間はかげのごとし。 体曲がれば影なゝめなり。
のご金言のとおり、仏法を中心にすればどんな悩みも解決します。
彼女にも、もちろん日蓮正宗の話をしました。

徳周はわかれた理由に
「お前は心が汚い」といったそうです。
こころはきれいになるためにはどうすればいいですか?
と彼女が話してきたので
日蓮正宗のお寺に行って信心すれば、間違いなく心はきれいになるよ。
そういう話をすると、行ってみたいということになり、昨年の11月10日に茨城県の亀城山本妙寺様において徳〇愛〇さんの折伏成就いたしました。

そして同じ頃妻の結子にも不思議なご縁がありました。
インターネットで鍋を売る広告を出したところ東京在住の山井久美子さんと言う方が末期の重いガンだという内容を書いてその鍋を買いたいと言ってこられたのです。
御本尊様が導いて下さっていると感じた私達は一度も会ったことのない山井さんと徳周の彼女を夫婦で協力して折伏する事になったのです。
こうして茨城での御授戒をすませた翌日の11月11日、山〇久〇子さんの御授戒が東京の霊鷲山(りょうじゅせん)常在寺様でご授戒成就することができました☆


このほかにも成就できなかったですが親戚の折伏も夫婦で取り組んできました。
四国、神戸、佐賀、福岡へと生まれて間もない白蓮を連れて1500Kmにも及ぶ旅をしてきた時もありました。
地元 鈴鹿の折伏もコツコツとしてきました。

その原動力となったのは、慶周が暴れたり、徳周が一日中ねていたりしてくれたおかげでした。
この子たちは広布の尊い人材だと思って夫婦で育成するんだと励ましあった結果家族が折伏に向かっていく人に代わってきたのです。

実は今日の日の為に25日から福岡・佐賀へと折伏・育成をしてからここへ参りました。
その計画を立てていると慶周が車とぶつかり自転車を壊して帰ってきて「信心しててもこんなことばかりだ」というのです。
今回の旅の計画を話し、「君も折伏すれば変わる」と励ましまして、旅の準備をしていると
出発の前日24日に私の53歳の誕生日パーティーをバイト先の飲食店でやってくれました。
慶周はその日バイト先のオーナーで中学の同級生の出口さんを折伏したようで、私たちが福岡で育成している際にその報告メッセージが来ました。

御本尊様に祈って動けば諸天が動く。
まさにその確信を得るような出来事に感謝の唱題しかありません。

まだまだ道のりは長いですが、慶周の力を借りて出口さんの折伏を家族一丸となり、成就させご本尊様に御奉公させていただくことを誓い
体験発表とさせていただきます。

ご静聴ありがとうございました


⇒つづく(クリック)