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宗派による修行の違い

2020-08-17 12:00:00 | お坊さん
イラストを作る時間が無かったので、本日文章のみです!

宗派によって教えが違うのは分かったけど…
宗派によって修行も違うの?」
という話。
(興味ない方はスルーしてね!)


結論から言いますと、
宗派によって修行
全然違います!

4系統で分けるとこんな感じ
禅系(臨済宗、曹洞宗)→座禅、茶道、花道等、衣食住の普段の生活から己を整える。

浄土系(浄土宗、浄土真宗)→念仏中心、お説教や聞く人に向けた修行や活動多し。

密教系(真言宗、天台宗)→籠もって勉強沢山、お経も沢山。

法華系(日蓮宗)→密教系を引き継ぐ体育会系、お経も体で覚える。世界三大荒行の1つ「大荒行堂」が有名。

系統で言っているので、各宗派によってまた違いがあります!
(書いていない宗派を含めると既存宗派は13宗派。他は調べてね。)

もっと簡単にすると、
普段の生活を丁寧にする修行→禅系・浄土系
山に篭って自分を高める修行→密教系・法華系

教え関係なく修行だけでみれば…
体力精神力に自信のある方は密教系
体力に自信のない方は禅系・浄土系
がオススメでしょうか。

また、今は文化的な活動になった
花道・茶道・香道・書道
や「道」の付くものは、大体が仏教の修行からきています。
献灯献花、献茶…
元々は仏さまに献げるもの。

これらは禅系の方が極めている印象がありますが、
全宗派で必要になります。
(極めるかどうかは、その人次第)

「◯道」には仏教のエッセンスが詰まっているので、
意味を知りながら学ぶと修行にもなって一石二鳥です!
そこまで教えてくれる先生がなかなか居ませんが…


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