まる子の気ままなつぶやき

大好きな馬たちのことや日々の小さな出来事を気ままに書いてます。

久々に・・・

2010-08-19 22:16:36 | エッセイ
こんばんは★
今日も1日お疲れさまでした

今日は先日、お墓参りに行った話をした
我が愛犬のエッセイでも読んでもらおうかな

これは4年前に書いたものです。


愛犬・花の思い

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

7月30日で愛犬・「花」が天国へ旅立って1年になる。

生前、私が好きだった競走馬・バブルガムフェローの名を
口にする度、「花」は敏感に反応した。

ジェラシーか?
感情が入った呼び方が気に食わなかったのだろう。

昨年10月、バブルガムフェローのいる
北海道の牧場を訪ねた際、
元気な姿の「花」が夢に出て来た。
旅先で「花」の夢を見るなんて不思議に思った。


札幌・小樽・旭山動物園と観光し、
最終日、門別のホテルに到着すると、
私の右肩が急に重くなり痛みを感じた。

重い荷物を運んだ覚えもなく、
筋肉痛とも思えない原因不明の痛みだった。


翌朝、私は牧場見学に向かった。
夢中でバブルに話しかけ、写真を撮った。
温泉に入って疲れが出たのかもしれない。
とにかく痛みが取れてホッとした。


しかし見学を終え、レンタカーを運転し始めると
再び肩に重みと痛みを感じた。
その痛みは帰路に着く道のりでどんどん悪化し、
荷物を持つのも辛く、呼吸をする度に激痛が走る。


帰宅したら早速病院で診てもらわないとダメだな。
荷物を引きずり、やっとの思いで家に辿り着いた。


「ただいま!」と両親の顔を見た瞬間、
私の耳元でチリンと鈴の音が聞こえた。
すると急に肩が軽くなり、さっきまでの激痛が
嘘のように消えた。


生前、目の不自由な父がいつでも「花」の存在が
分かるようにと首輪に鈴をつけていた。
亡くなってからも時々、自宅で鈴の音を聞いていた。


そうか!「花」は北海道について来たのだ。
私が愛情込めて「バブル」と呼ぶ主は
一体何者なのか気になっていたのだ。

夢は「花」から「ついて来たよ」という
メッセージだったのか。
玄関で聞いた鈴の音は、私の肩から飛び降りた
時に鳴ったのだ。


今は亡き「花」の思いの深さを知った。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


花も天国へ逝き、バブルも・・・
花は天国でバブルと再会しているのだろうか。
ちょっと気になるね

今日は文字ばかりの日記ですが・・・
最後まで読んでいただいた方には感謝です
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お疲れさまでした

2010-03-23 22:00:06 | エッセイ
こんばんは、今日もお疲れさまでした

3連休明け、職場の近くの桜も少し開いていたよ。
やっと開きかけた蕾も、明日の寒さでまた縮むかも。
明日は雪も混じるとか・・・
まだまだ、春本番ではないね。

今日は久しぶりにエッセイを

先週、コスモバルクの引退が発表されて
寂しくもなったけど、ホッとしたりもした。

本当に長い間、頑張ってお疲れさまと言ってあげたいね

私がエッセイ教室に入りたてに書いたエッセイを
ヘタだけど気に入っているので紹介したいと思います

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


地方の星

今年の初めに競馬を題材にした
『シービスケット』という映画を観た。
アメリカに実在した馬の感動の
サクセスストーリーだった。


日本でも現在、連敗記録を更新中の
ハルウララという馬が話題を集めている。

アメリカ人は強い馬を好むそうだが、
日本人は逆境に負けないで頑張っている馬を
好む傾向にあるそうだ。

私はまさしく日本人タイプである。

今年のダービーでも私好みの馬がいたのだ。
地方競馬(北海道)から挑戦したコスモバルク。

(H18・天皇賞・秋)
中央競馬は、芝コース・ダートコース・坂路
プールなど、調教施設が整っており
鍛えられたエリート馬の集まりである。


それに比べ、地方競馬の調教施設は競馬場しかない。
競馬も芝で走れるコースは少なく、
中央競馬に出走するのは大変なのだ。

そんな中、中央競馬に殴り込みをかけ、
エリート馬を負かし、ダービーに出走する
権利を得たのだ。

(H19・天皇賞・秋)

平成16年5月30日・日本ダービー。
私は今年も東京競馬場にいた。

あの、ワクワクしながらレースを待つ雰囲気に
包まれる特別な1日。
その興奮を現場で味わいたいからである。

ここ数年の中で、1番暑い日だった。
北海道から来ているコスモバルクは
夏負けをしないだろうか?心配だった。

(H20・有馬記念)

それでも私は、バルクからの馬券を買った。
逆境を乗り越えて来た逞しい馬に、
エリート馬達を倒してもらいたい!
応援の気持ちだった。

大歓声の中、スタートが切られた。
レースは途中から、ハイペースにも係わらず
バルクは前にいる。
たぶん・・・これではバテてしまうだろうなぁ。

結果はやはり失速して、8着となった。

(H21・有馬記念)

私の夢・北海道の人達の夢を一心に
背負っていた重みだったのか・・・

祝福されて戻ってくる馬は、最大手の牧場の
生産馬だった。
なんだか悲しくなった。

この秋もコスモバルクは、中央競馬に
挑戦するそうだ。
また北海道からの長い旅を乗り越えて。

強い精神力で、いつか中央の舞台で
大きな勲章を手に入れることを
心から願って応援したい。

~H16年の作品~


(H19・天皇賞・秋)

中央でのG1制覇はなかったけれど
海外でのG1制覇。

昨年の有馬記念が私が見た最後のパドックに
なってしまったけど・・・
いつ見ても若々しくて、いつもバルクが走るときに
横断幕があるのを見て本当にホッとしたし
嬉しく思ったよ

1日も早く骨折が治って
ファンの前に姿を見せて欲しいと思う。

本当に長い間、お疲れさまでした
たくさんの勇気と元気をもらいました

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痛恨の有馬記念

2009-12-10 22:49:27 | エッセイ
こんばんは、今日もお疲れさまでした

今日は職場の健康診断で慌ただしく
1日が終わったよ。

毎年、病気にされる健康診断で・・・
信用していない病院

後日、いつも診てもらう病院へ行って
問題なしの診断が下るからなんだよね。
なんとか別の病院にしてもらえないのかと
思いつつ、結局受けちゃう私なのだ。


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

今日は気の効いたネタもないので
久しぶりに昔書いたエッセイでも
課題は「もったいない」というテーマでした。


『痛恨の有馬記念』


競馬の魅力はサラブレットの迫力ある走りだが、
万馬券を的中させるのも醍醐味である。
私は大まかな予算を決めて馬券を購入するので、
あと100円だけ買っておけば!
当たったのにという事がしばしばある。


中央競馬最後に行われるG1・有馬記念。
毎年私は予想する際、その年の世相を
思い浮かべる。

何故かというと有馬記念では、
世相を反映した馬券決着になることがあるからだ。

あれは平成13年のことだった。
9月に米同時多発テロが起き全世界を驚愕させた。

有馬記念出走馬を見た時、
その年を象徴する馬名に目が留まった。

菊花賞を勝ち勢いに乗る「マンハッタンカフェ」。
もう1頭は、大レースを勝った馬が揃う中では
地味な存在の「アメリカンボス」。
だが同じコースでの勝利実績があった。


でも・・・まさかね、そんな決着があったら
出来すぎだ。
過去にも世相を反映する結果もあるが、
毎年ではない。
私は想像がつかなかった。



さて有馬記念当日、私は「マンハッタンカフェ」の
単勝馬券を500円買い
悩んだ末「アメリカンボス」絡みの馬券は
買わなかった。

競馬ファンの夢を乗せ有馬記念はスタートした。
レースは名手・武豊騎乗のトゥザヴィクトリーが
主導権を握って淡々と流れ、
最後の直線に入ってからの瞬発力勝負となった。

結果、馬場の真ん中から堂々と抜け出して来た
「マンハッタンカフェ」が菊花賞に続き
優勝し、経済コースを走っていた
「アメリカンボス」が2着に粘った。


私の予想通り、世相を反映したまさかの決着となり、
馬券は当時の有馬記念最高配当となり、
夢の万馬券は私の手には入らなかった。


「あー、もったいない!遊びのつもりで
100円だけ買っておけば・・・」。
悔やんでも悔やみきれない結果となった。

今でも私はその苦い経験を生かせず、
100円ケチって「もったいない!」の連発である。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

週終わりに字ばっかりの日記になっちゃいました
今年ももうすぐ有馬記念。

今年の世相は何でしょうか?
有馬記念は毎年、馬券をドカーンと当てたいね

あと1日、頑張りましょう
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散歩道で・・・

2009-07-29 21:14:19 | エッセイ
今日は先日、ちょっと話した愛犬のことを。
明日で丸3年、気持ちも落ち着いて、命日を迎えられそうなので
昔、書いたエッセイで偲びたいと思います


「散歩道で・・・」

 数年前、飼い犬の「花」と散歩に出かけた時のことである。
花はどういう訳か、自分と正反対の小さな猫に興味を持つ。

 散歩に連れて行くと必ず、猫を探すのである。
猫の居場所を嗅ぎわけ、植え込みの中、駐車場の車の下を
くまなく探し歩く。

 その日もいつもの通り、団地の植え込み、
駐車場を探し歩いた。
「花」は残念ながら一匹の猫も見つけられず
諦めた様子に私は内心ホッとした。

 団地を抜けスーパーマーケットの前に出て、
後はまっすぐ家に帰るだけだ。

 ところが、スーパーの横のアパートの下に、
お気に入りの真っ白な猫がいたのである。

 あー!気づかないで!という願いも虚しく、
「花」は白い猫を見つけ、まっしぐら。
しかし、大抵の猫は犬の姿を見つけると
驚いて逃げるのだが、この白い猫は違っていた。



 なんと怒って立ち向かって来たのである。
その恐ろしい剣幕に殺気を感じた私は、
「花」を強引に引っ張り、逃げようと道路に出た。

 しかし猫は諦めるどころか追いかけて来て、
信じられないことに「花」の背中に飛び乗ったのだ。


 これは一大事!相手は鋭い爪を持つ猫だ。
目でも引っかかれたら大変だ。
私は無我夢中で、背中から猫を追い払おうとした。

 散歩の必需品、シャベルも糞を入れる袋も投げ捨て、
道の真ん中で人間・犬・猫の戦いが始まった。


 そこへ1台のタクシーが来た。
一刻の猶予もない三つ巴の戦いに呆れて
タクシーは止まった。

 自分の背中の上で何が起きているか
分かっていない「花」は微動だにしない。
一方、引き綱を左手に、右手一本で応戦する私。
爪を立てて反撃する猫。

 悪戦苦闘の末、とにかく猫を背中から引き摺り下ろし
「花」を無事に無傷で助けた。
時間にしてわずか数十秒ぐらいだっただろうが、
心臓はドキドキ、足はガクガク、腰が抜けそうで
私にはとてつもなく長く感じられた。


 白い猫が去っても恐怖感は消えず、
体の震えが止まらぬまま、猫が隠れていないか
確認しながら自宅へと向かった。



 気持ちも落ち着いて来た頃、痛みを感じて
手を見ると、血が流れている。
痛みを堪えて家に辿り着き、改めて調べると
指と指の間から血が流れ、深くえぐられた
傷の奥に白い骨が見えた。

 
 のら猫に引っかかれた傷、万が一もあるので
病院で診てもらうことにした。
肩に注射を打たれた後、縫合する案も出たが
雑菌が中に残る可能性があるということで
包帯の処置が取れらた。


 それ以後、私と「花」の散歩では、
猫探しはタブーになった。
とは言っても、私が叱ろうが、当の「花」は
全然堪えていないし、懲りていない。

 今日も散歩道で・・・猫探しの日々である。

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雨よ降らないで!

2009-05-26 20:46:04 | エッセイ
今週はダービーウィークということで
私が以前、書いたダービーにちなんだ
エッセイでも読んでもらおうかなと思ってね

今年で10年連続、ダービー現地観戦という
私の中の節目の年。
だから今週はダービーウィークをわくわくした
気分で過ごしたいのだ。

テーマは雨

雨よ降らないで!

競馬を始めてから週末の天気が気になるようになった。
馬場コンディションに左右される馬もいて
雨が降ると馬券の検討も変わってくるからだ。

競馬の祭典・日本ダービーが開催される5月下旬は
近年、地球温暖化の影響か梅雨に入ったような
天候になることもある。

そんな訳で、毎年観戦に行く私にとって
週末の天気予報は非常に重要なのだ。

当時の私は、晴れであれば早起きをサボって
内馬場にレジャーシートを敷いてのんびり観戦。
雨であれば開門ダッシュで観戦席を確保。


平成14年・日本ダービー当日。
その日は朝から五月晴れ、早起きが苦手な私は
当然の如く内馬場での、のんびり観戦を選んだ。

内馬場は実況も聞きづらく、ターフビジョンも見えない。
でもダービーだけは、私にとって心弾む特別な1日。
どんな場所であろうが現場での興奮を
大歓声の中ので一緒に味わいたいのである。



快晴だった空がスタート時刻が近づくにつれ
雲行きが怪しくなって来た。
競走馬にとって一生に一度の晴れ舞台、
悪天候の中でのレースになって欲しくない。

そんな私も屋外での観戦、雨よ、降らないで!と
祈る気持ちになる。

遂にスタート直前、上空は真っ黒な雨雲に覆われ
遠くでゴロゴロと雷鳴まで響きだした。
雷・・・ということは突然の大雨になる可能性もある。

お願い!レースが終わるまで降らないで!

真っ黒な空、雷鳴の中、スタートが切られた。
この雷鳴で怖がる馬はいないのだろうか?
そんな心配をよそにレースは流れて行く。

当時、NHKマイルカップからダービーへの
異例の参戦だった1番人気のタニノギムレットが
最後の直線、逞しい脚で駆け上りダービー馬に輝いた。



天気の神様はレースを見届けたかのように
雷鳴は一気に大きくなり、ザァーっと音を立てて
滝のような雨が降って来た。

雨は時間にして10分ぐらいだっただろうか。
表彰式には雨も小雨に変わり
当時の首相・小泉総理がプレゼンターを勤めた。

表彰台が片付けられ、あー、今年も終わったなぁ
と感慨に浸っていると
雨上がりの東の空に大きな虹が架かっていた。

天気の神様も粋な計らいをしたな。
祭りの最後を飾るには贅沢すぎる演出に
私は、ただただ感動した。

今でも忘れられないダービーの思い出である。

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