結果が出るまでの約2週間は考えないようにしました。
1番辛かったのは結果を待つ待合室。
気を紛らわしようがなく、何でもなかったと笑って喜ぶ
イメージをしていました。
名前を呼ばれ診察室に入ると、
先生が乳がんの正式名称が書いてあるパソコンを
私に見せてくれました。
頭が真っ白でその時のことはあまり記憶がありません。
強いて言うなら私が私を遠くから見ているような感じで
他人事のようでした。
そして検診だけの先生だったので決まった先生や病院はありますか?と
聞かれましたが、急なことで知り合いの医師も病院もなく
そのまま検診を受けた病院で診てもらうことにしました。
そんな簡単に決めて!と思われるかもしれませんが
乳がん、ガンと診断されると一刻も早く治してもらいたい!と
正直焦ります。色んな人に紹介して貰うように頼んだり
調べたりする時間すら怖かったのです。
乳がんと診断され初めて担当医師の診察を受けたのは
それから1週間後だったと思います。
私の中で先生と話した印象でその先生にお願いするか
他を探すか決めようと思っていました。
チラッと次の患者さんを呼ぶときに茶髪の先生が見えました。
えーっ!茶髪!?
大丈夫かな?と不安になり、思わず隣で待っている患者さんに
「先生って怖いですか?」と聞いてしまいました。
「私は入院したのですが、先生はとても優しくていい先生ですよ」と
教えてもらい、少し安心というか気を取り直した感じでした。
名前を呼ばれ診察室に入ると先生は何も言いません。
私から「検診で乳がんと診断されて伺いました」と言うと
初めて話してくれました。
初期なので早速手術をして取り除くことにしましょう!という話で
入院手術でだいたい1週間くらいと説明でした。
先生の診察が6月の終わりで手術は7月10日くらいにはとのことで
次回は手術に向けての検査を一通り受けることになりました。
CT、マンモグラフィー、心電図、心エコー、スパイロメーター(肺活量検査)
の予約が入りました。
私としても怖いガンはさっさと取って貰いたかったです。
手術をして、再建手術を希望する場合は同じ病院に
形成外科があるか確認した方がいいです。
乳がん手術と同時に再建手術もして貰えると楽だと思います。
私はそこまで知恵がなかったので少し後悔しています。