Step forward one step!

Rialization of the Dream....

Memory

2013-12-17 00:14:15 | 水泳

   


  
  幼いころから 水泳を始めていた息子が、
  ジュニア選手へのお誘いを受けた時、
  当初は 迷いがあった。。。。

  身近で スポーツを継続した人は、
     (=これをアスリートといつからか呼ぶようになったけど)
  実兄が 大学まで野球を続けたくらいの例しかなく、
  競泳 というのは 身近なスポーツでは無かったこともあり、
  はたして どの程度の練習を必要とするものなのか? 想像もできなかった。。。

  ジュニアオリンピック大会(JOC) という全国大会があって、
  ジュニア選手になったその日から、未知&無知のままに
  それが一つの目標として課せられた日々の練習。。。。

  週一からはじめ、
  無欲に 四泳法を身につけるまでの期間だけで終わるつもりだった。。
  どこかに・・・、
  水泳は基礎体力作り(&将来の趣味の一つ)として捉えていたところがあって
  当時は他に硬式テニスにも挑み、初の大会で優勝 という ラッキーな体験をし、
  将来的には テニスプレーヤーになるのかな? と
  親としては秘かに 感じていたところもあった。。。

  しかし、次第に 水泳競技での結果もよくなると
  SCコーチたちからの勧誘の機会が増し・・・・、
  最終的には 本人の意思によって
  最低でも 中高の6年間は競技にトライすることを決めた。。。

  
  ほとんどのジュニア選手は、同様の経緯で競泳の世界にデビューする。
  
  SC内部では、
  選ばれた子供たち というような 注目を受けるようになり、
  レベルが上がり SCジュニアの中でのエリート集団は 朝練組 となり、
  盆も正月もないほとんど365日、
  この寒い冬場も朝4時には起床して 4時半にはSCにINして練習を始める。。。

  毎朝、3時間の練習をしてからの登校。。。
  そんな中学生時代を3年間迎えるにあたり、
  本人の強い意志と 両親との間での約束は、

     SCで競技することは学校とは無関係の個人的な活動
     だから!
     朝練で 疲れたからという理由で 授業が散漫になったり
     中学校の部活その他の行事に 非協力的なことは許さない

  実際に。。。
  『寝る子は育つ』 と言われる育ち盛りで ただでさえ眠くなる時期なのに、
  朝のハードな練習後の疲労に耐えて、気持ちを授業に集中させることは
  かなりの努力が要ったことだろうと思う。。。

  けれども 息子は 一度たりとも 辞めたい と申し出たことはなかった。
  学業 や 学校行事にも 積極的に取り組みぬいた中学校を卒業するときに、
  先生方から
     彼は スーパー中学生でしたよ
     彼ほどの頑張り屋は なかなか現れない
  ・・・と
  卒業の餞(はなむけ)としての賛辞を 親ばかにも 
     そうだ! そうだ!
     約束通り、文武両道に手を抜くことはなかった
  と 心から 我が息子を尊敬したものだった。。。。


  ほとんどの中学生スイマーが同様に 本格的な競泳競技にデビューをする時に
  その延長線上に望む世界(=将来の自分)には 個人差が生じてくる。。。
  息子は、
  文武両道 を 自分の軸とし、勉学にも手抜きをすることがなかった。。
  対照的なタイプとしては、
  競技一筋をめざし、オリンピック出場レベルに到達することを念頭に置いて
  一にも二にも トレーニングに余念のないタイプ。。。。

  高校に入るときに 道は分かれる。。。。

  一にも二にもオリンピックを 目指す そういう選手は 高校時代にますます伸びて
  念願かなって 高校生オリンピックスイマーとなったりもした。。。

  一方では、中高時代の全国大会では必ず決勝に残るレベルでありながらも
  目指すところは 医学の道。。。
  一浪の末、某国立大医学部合格の念願を果たす。。。
  彼は、スイマーとして不遇の高校時代を強いられてしまった息子が、
         (↑ これはSCの問題で^^;)
  最後の1年を過ごしたSCのエリート選手だった。。。
  互いに 異質なSCで長年競技をして来たもの同士で、
  出会ったことで それぞれのSC(=指導傾向)の一長一短を 感じ合い
  双方が感心を持ちあう中で 共感する思いが高まり
  息子にとっては 自慢と尊敬に値する親友となっている。。。


  同じ競技に 同じ年代から取組み、
  ほとんど同じレベルのハードなトレーニングを365日 × 5年半ほどの歳月を費やすときに
  さまざまな選択肢がある中で
  前出の親友や 息子は 最も困難な競技体制に挑んだ・・・・と言えるように思う。。。


  文武両道 とは言うけれど。。。。
  それは 形としてだけの意味合いではなく、
  質的に 双方ともレベルを高く維持継続することの難しさを
  息子を観て 感じ取ってきた。。。。。

  
  そんな 最高峰に 怯むことなく、 ポジティブに挑み続けている息子を 
   頼もしく思いつつ・・・・、
  その子自身が持っているもの(=親の力の及ばないもの) というのを実感している。。。

  親という字はね^^
  木の上に立って 見る と 書くでしょう?
  それが親の仕事なのよ
  手を出すことはない
  子供がすることを しっかり どこまでも 見てあげる
  それだけでいいのよ

  と 実姉を初めとして
  年上の親しい子育て先輩の人たちから教えてもらったのを忘れない。。。

  だから、私は
  その言葉通り・・・、いまだに 息子を 『見る』 ことに徹している。。。
  いったい?彼が! 何を決断して どんな行動を起こしてくれるのか?
  幼いころから そうやって 楽しんで見てきたことを
  いまや懐かしく思い出すほどの歳月を経たのですね^^ 

 

 

゜・:,。゜・:,゜・:,。゜・:, どちらの親御さんも同じよね(’-^*)/ ゜・:,。゜・:,゜・:,。゜・:,

 

 

 


Swimmerの夏

2013-08-07 02:07:27 | 水泳

 世界水泳 バルセロナ2013 が終わりました。

 結果は、

   瀬戸大也選手の金メダル1つ、
   萩野公介選手の400m自由形と200m個人メドレーでの銀メダルが2つ、
   寺川綾選手の50m、100m背泳ぎでの銅メダルが2つ、
   男子メドレーリレーの銅メダル
                                     合計6個のメダルを獲得しました。      
                                          (日本水泳連盟公式HPより)       


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  国内ではこれから暫くの間は競泳大会シーズンです。

   

  
  瀬戸君 と 萩野君 も この大会から頭角を現し、日本代表選手となりました。
  学年で一つ上になる息子も 中高時代は同様に 、
  この時期 これらの大会を経験しました^^

  さらに すぐれた選手たちは
  長い 長い夏 を過ごすことになる

   

  共に 同時代に同じプールで泳いだ選手が
  世界の舞台で活躍する様子には 
  特に親しい 感動を覚えます^^

  
  さて!
  息子は  この大会を目指すところでしたが、
  保留のまま。。。。
  来年こそは、
  先に実現させている元SC同輩と共に
  この舞台での再会 & 力泳を競って欲しいと願っています^^  

   
 


世界水泳 ~競泳 第一日目~

2013-07-28 23:06:52 | 水泳

 

  



            きょうから! いよいよ競泳競技が始まります(’-^*)/

            息子の同年代Swimmerの健闘を 応援したいと思います

            今夜は 注目の 萩野公介選手が金メダルを目指します

            深夜の放送ですが、

            関心のある方は 是非  LIVEで観戦してくださいませ
 
 
 

 


第88回日本選手権水泳競技大会競泳競技

2012-04-09 10:30:26 | 水泳

4/2(月)~4/8日)まで、1週間に渡って開催された
   第88回日本選手権水泳競技大会
   兼 第30回ロンドンオリンピック競技大会代表選手権選考会
には、
中学高校時代の先輩はもちろん、同輩及び後輩までも
旧知の多くの選手が出場していました。
彼らの健闘ぶりを見るにつけ、つくづくと
    息子はレベルの高い選手層と戦って来たのだなぁ
と感じました。

しかし、この大会に出て来た代表候補の選手たちには、
さらに さらに 強い意識と このロンドンオリンピックに賭ける思いを強く抱いて
息子には到底叶わないほどの 競泳に取り組む一途な思いがあったからこそ!
だと思います

これもまた! 『自分の山(目標)を目指す』 一念の表れであって、
何であれ! こういった物事に出会えることこそが 共通の喜びなのだろうと思います。

この大会の100m平泳ぎ決勝で
5位に入った 富永航平(東京大3年)選手が話題になりました
あの 北島康介選手 と 同じ決勝レースで泳ぐこと事態
次の日本大表選手となる期待を担ったレベルの選手である証明なのに、
東京大学生であるということから
文武両道スイマー』 と 注目をされることになりました。

奇しくも彼は、息子と同じ県連盟の先輩に当たりますが、
中学時代~高校時代の競技成果、及び進学先の高校のレベルも
息子よりは はるか優秀な選手です
種目も異なることから、単純には 『目標選手』 とは言い切れないかも知れませんが、
競泳というハードな競技生活を日常として続けながらも
学業を疎かにすることなく、勉学面でも高いレベルを志してきた姿勢 
息子が目指しているところ という意味では 同じタイプの選手の健闘ぶりには
大いに刺激を受けました。

息子の尊敬するコーチは 常々、
   日本選手権に出場するレベルの選手にならないと
   『競泳をやっていました』 とは 言ってはいけない
という意味の意識啓発をされていましたが、
この言葉の深さを 息子は十分に感じ取っているように思います。

継続は・・・! であって
何事も 一朝一夕には実現できない

   夢や目標といった、人にはそれぞれの大きな山が立ちはだかる。
   その山に向かえば、失敗や挫折が待っているかもしれない。
   しかし挫折や失敗があったとしても、
   挑戦している限り自分に負けることはない
                               栗城 史多(くりき・のぶかず)

まずは! 今年一年は 目指す大学に叶うための勉学に専念し、
いづれ 全国国公立大学選手権に出場することを夢見、
コーチが仰られるように、競泳選手としては
日本選手権出場 を 集大成の場として目指して行くでしょう

竹馬 のごとく 
息子は これからも 文武両道を目指し、
自分が満足できる結果を 目標として スイマーとしては尚且つ
現役を継続して行く心積もりでいるのですから
親としても 大らかな気持ちで応援してやりたい と思うのです

 

 


宝物☆

2011-07-19 12:10:53 | 水泳
息子が幼い頃に水泳の四泳法を手ほどいて貰い
競泳選手として育成された元SCは、
過去には 全国を連覇した時代もあって
優秀な選手たちを大勢輩出してきたクラブでした。

その礎を築いて来られたコーチは
水泳会では知る人ぞ知る という方であるにも関わらず、
地味にコツコツと一貫して指導し続けて来た教えが
多くの選手たちに受け継がれ、一つの伝統となりました。
息子をはじめとする後続の選手たちは
そのコーチが築いたSCの伝統を誇りとして
水泳競技者としての競技力を伸ばすことだけに囚われるのではなく、
水泳競技を通して
一個の人間としての日常全般での成長
というものを志して来ました。
全員が教え通りの方向性に行くとは限りませんが、
高校卒業まで継続できた選手たちの多くは、
そのコーチの教え=門下としての伝統を身に着けている
と言っても過言ではありません。

ある・・・、出来事があって
すでに社会人になった先輩~息子たち高校生に至るまで
一堂に会する機会がありました。
みな そのコーチの教えに添って 中高時代~大学時代を
水泳競技に専念して来た人たちばかりです。
立派になられた先輩たちの現在の動向を伺っても
  さすがに
と 感嘆するような実生活を進行形で頑張っていらっしゃる面々

ふと息子は・・・、
自分がこの一同の一員であることに
新たな感動を覚えたようでした
しかも同じ高校の先輩が多い・・・ということにも
驚きがあった様子。。。

文武両道=双方に秀でること を目標に掲げ、
そういう理念の下にコーチの指導があって
その結果として 校是として掲げている 現高校へ進学し
さらに国私の難関大学受験をクリアして
すでに社会で活躍されている多くの先輩方の存在は
息子が求める自身の将来の姿をイメージする
好機となったようでした

友だちの存在は勿論ですが、
これから目指すところを すでに実践して見せて下さっている
先輩の存在というのも 宝物 だと感じました