SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】敵対キャラの構想

2008-07-07 00:46:05 | Laboratory
現在製作中の『スプリガンX』の販売が完了したら、さて次のガレージキットは何を作りましょうか…?というお話なのですが、頭の中でのネタだけは、それこそ山のようにあるのですがこの身は一つですのでこれを一気に出すことは不可能(因みにやりたいけど技術的・予算的に不可能、というのもあります)。
ですので毎回「優先順位」を付けて商品開発に取り組んでいるのですが、「ミゼットが乗れるデカいロボット」の次は、「継続的にリリースできる敵対キャラ」が必要であろうと考えます。
思えば、(もちろん今後も努力し続けますが)いつまでも受身でラルヴァの再生産を待っていても埒があかない。とはいってもラルヴァそのものをガレージキットで生産するのは技術的にも予算的にもちと無理がありますし、第一権利的な問題が発生します。
ですので目指すべきは「ガレージキットの制約の中で作れる仕様」を有した新たな敵対キャラ商品の設計。更にスプリガンXとは異なり一定数の限定的な販売では終わらない半恒久的な生産・販売を念頭に入れたコンセプトを作る必要があります。
しかも敵対キャラ…できればラルヴァ同様「群れなして襲ってくる」ような組織的勢力にしたいと考えておりますので、そうした生産性も考慮しないといけません。
…が、そうは言っても媒体はガレージキット、しかも個人生産・販売となるとどうしても高クオリティー=少数生産(高額)、反対に大量生産(安価)=単純構造となる傾向があり、それを(製作者の生活に破綻を起こさない範囲で)両立するのは到底不可能である…というのがこれまでやってきた実感であります。

ではどうしましょう?と考えた末、とりあえず商品を2系統に区別して設計してみようかと。
つまり…
①単純な作りだけど沢山生産できて且つ安価な「廉価版」
②高価で数量と生産時期に限りはあるけれどフィギュアとしてのスペックが高い「限定版」
…の2種類を同一の勢力の存在として設定する…もっとわかりやすく説明するとデザインと数の異なる「ザコ」と「ボス」を作るというのはどうであろうか…?ということである。

詳しいコンセプトや設計・デザイン等は追々考えて、またこの場で公開してゆくとして、少なくとも頭の中だけはようやく自由に動かせる余裕が出てきたこの時期、次以降を何も考えないのは非効率的であるな…と思いますので有効に使ってゆこうかと考える次第です。











目下のところ最大のネックは構造の検討。まずは現在検討中の「ある構造」のテストベットを製作しないといけません。
それから、できれば同時進行でライトプレーンは一機ぐらい製作したいなぁ…。

企画力と生産環境のバランス悪すぎです。このラボは(泣)。

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