SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】有形ブロックとしてのスプリガンX

2008-07-19 00:44:06 | Laboratory
身体各パーツが分離しビークルとしての機能を個別に果たす…D-マシーンからスプリガンXへと開発を移行するに当たってそうしたコンセプトはオミットされていったものの、各部位のブロック構造が残されているためパーツの追加や組み換えに関しては何ら遜色なく機能します。

ジョイントはこの場合単なる商品のデコレーションアップのための構造のみならず、本来は有形ブロックとしての重要な「キモ」であるわけです。

だから設定上は存在していなくともパーツを自由に組み替えることによってオリジナルのビークルを組み上げることも充分に可能であり、そしてガレージキット=レジン製のムクのパーツの集合体であるという利点から、あらゆる場所に穴を開けジョイントを増設することによって、まさに無限の組み換えバリエーションを有することが出来るという理屈に到達する。
その中核となるのが企画のキーアイテムであるフィギュアを着座させる「コックピット」であり、この「意味を有する形状」があるからこそ「有形ブロックによるワールド展開」が可能となるわけです。


単純に、アクションフィギュアの目的が「着せ替え」と「ポージングディスプレイ」メインのマヌカンであるならば、フィギュアがこのサイズである必要性も利点も、何~んにも!ありません。
そうした方向性を極めるのであれば15cm~20㎝前後のサイズのフィギュアの方がはるかに優秀で、良質なシリーズを展開してゆけるはずです。
なればこのサイズのアクションフィギュアが目指すべき方向が何であるのか?そのために本来作らなければならない商品とは何なのか?
「私はアクションフィギュアに関して一家言ある」と申される方は、機会があれば一度考えてみてはいかがでしょうか?

…と、まぁ、ちょいと勢い余って脱線しちゃいましたが、「単純な構造のロボットアクションフィギュア」が必ずしも「単純な商品」であるとは限りません。
「有形ブロック」としてのスプリガンXの可能性は多分、まだほんの一部に過ぎないと思います。ご購入のユーザーの皆様も是非色々極めつくしちゃってみて下さい。

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