30~40代の世代にとっては、100円や200円の小さな箱には心惹かれる何かを感じてしまうことと思います(否、全員ではないでしょうが…)。
このサイズの小箱の模型の魅力は、コレクションが容易なことばかりでなく、時には模型店のみでなく駄菓子屋や縁日の出店等でも購入が可能であるような手軽さや気軽さにあるのではないでしょうか。現在でも食玩が300~500円ほどでコンビニで売られていますが、その走りとも言えるかも知れません。
ただし小箱の模型は現在のような明確なコレクション性を突き詰めた商品だけでなく、いわゆる「駄玩具」的な側面も持っていたため、実際「何じゃこりゃ?」的な奇妙な商品も存在していたこともあり、怪しい反面妙な味わいと底の深さがえもいわれぬ魅力となっていたことも見逃すわけには参りません。
まぁ、そこら辺の駄玩具の魅力については、より詳細でしっかりとしたデータに基づいたサイトにお任せするとして、同じく当時は駄玩具の一角を担ったベンダー自販機…ガチャガチャ(㈱バンダイにおいては『ガシャポン』が正式呼称)をその販売基盤としていたベータミゼットではありましたが、商品の箱に当たるカプセルには容量の限界があり、フィギュアの普及の次の段階としてビークル等の周辺アイテムの展開を考えたとき、その方法に苦慮した記憶があります。
これはとうとう実現しなかった案ではありますが、私個人の目論見としてビークル等は100~300円程度の小箱の模型での販売が理想的であると考えておりました。
今でこそ各事業部間で壁を取り払った連携を持って商品展開できる土壌をバンダイは有しておりますが、当時(…と、言ってもまだ5年そこら前)はまだそこら辺が不十分であったため、販売実績の確実性や安定性の乏しい当企画では実現に至らなかった…という経緯があります。そういう意味では、まぁいまだに人気ブランドコンテンツに限った話ですが、現在の商品連動性は目を見張るものがありますね。
必ずしもそれが現在のマーケットの理屈に合うわけではありませんが、私個人としてはもっと当時のような海のものとも山のものともつかないようなハッチャケた商品があっても良いと考えていますし、そのメイン媒体である駄玩具とその拠点となる駄菓子屋の復権を願わずにはいられません(子供が少ないのに…云々という意見も確かにあります。だからといって全てが全て、シニア向け、あるいは子供を持った父親・母親向けの商品展開にするのもまた何かが足りていないと考えるのです)。
当企画もまた、どこかでそういう色を失わないで行きたいな…とも考えております。道は険し…。
え、ブリスター?そんなクソこ洒落たパッケージは論外です(暴言)。
余談:最近色々権利権利と世知辛いので、とりあえず画像には加工をかけております…が、多分これ意味が無いな…。
このサイズの小箱の模型の魅力は、コレクションが容易なことばかりでなく、時には模型店のみでなく駄菓子屋や縁日の出店等でも購入が可能であるような手軽さや気軽さにあるのではないでしょうか。現在でも食玩が300~500円ほどでコンビニで売られていますが、その走りとも言えるかも知れません。
ただし小箱の模型は現在のような明確なコレクション性を突き詰めた商品だけでなく、いわゆる「駄玩具」的な側面も持っていたため、実際「何じゃこりゃ?」的な奇妙な商品も存在していたこともあり、怪しい反面妙な味わいと底の深さがえもいわれぬ魅力となっていたことも見逃すわけには参りません。
まぁ、そこら辺の駄玩具の魅力については、より詳細でしっかりとしたデータに基づいたサイトにお任せするとして、同じく当時は駄玩具の一角を担ったベンダー自販機…ガチャガチャ(㈱バンダイにおいては『ガシャポン』が正式呼称)をその販売基盤としていたベータミゼットではありましたが、商品の箱に当たるカプセルには容量の限界があり、フィギュアの普及の次の段階としてビークル等の周辺アイテムの展開を考えたとき、その方法に苦慮した記憶があります。
これはとうとう実現しなかった案ではありますが、私個人の目論見としてビークル等は100~300円程度の小箱の模型での販売が理想的であると考えておりました。
今でこそ各事業部間で壁を取り払った連携を持って商品展開できる土壌をバンダイは有しておりますが、当時(…と、言ってもまだ5年そこら前)はまだそこら辺が不十分であったため、販売実績の確実性や安定性の乏しい当企画では実現に至らなかった…という経緯があります。そういう意味では、まぁいまだに人気ブランドコンテンツに限った話ですが、現在の商品連動性は目を見張るものがありますね。
必ずしもそれが現在のマーケットの理屈に合うわけではありませんが、私個人としてはもっと当時のような海のものとも山のものともつかないようなハッチャケた商品があっても良いと考えていますし、そのメイン媒体である駄玩具とその拠点となる駄菓子屋の復権を願わずにはいられません(子供が少ないのに…云々という意見も確かにあります。だからといって全てが全て、シニア向け、あるいは子供を持った父親・母親向けの商品展開にするのもまた何かが足りていないと考えるのです)。
当企画もまた、どこかでそういう色を失わないで行きたいな…とも考えております。道は険し…。
え、ブリスター?そんなクソこ洒落たパッケージは論外です(暴言)。
余談:最近色々権利権利と世知辛いので、とりあえず画像には加工をかけております…が、多分これ意味が無いな…。