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こんにちは。
湯平温泉・ばん屋です。
連日の大雨、大分県を含む九州ではまだまだ被害の全貌すら掴めていない状況です。
当館のある湯平温泉も同じく被害状況を掴み取れていないです。
さらにはこれからまた数日雨が降るらしく更なる警戒が必要な様です。
まず、この湯平温泉の状況でございます。
湯平温泉街は花合野川(かごのがわ)に沿って隣接している温泉街です。
それなりに流れのある清流でして今回はかなりの濁流もとなりものすごい勢いで流れてきました。
その花合野川の氾濫により湯平温泉にもそれ応の被害が各所でございました。
普段はこの様に穏やかな流れの花合野川。
しかし濁流化してしまうと一変。
この写真はまだ落ち着きを取り戻しつつある状況の花合野川です。
氾濫する花合野川はその勢いで元の川の形を変えてしまうほどの勢いがあり、川沿いに隣接する施設は一部をなぎ倒されたり、酷いところでは宿の一階まで土砂が押し寄せてきたところもあります。
川の勢いで崩壊した堤防。
長い年月そこにありましたが一夜にして崩壊。
こんな感じで宿や民家の軒先にまで土砂がやってきました。
さらに温泉街へ向かう県道もこの様に一部が損壊し、現在は通行止めで別のルートからしかアクセスできていません。
そしてここの場所で悲劇が起きました。
翌朝からは自衛隊のヘリが何台も交互に温泉街上空を旋回しています。
どうやら被害状況を調べている様です。
この瞬間です。
宿主は当館を含め湯平温泉は被災したのだなと思い知らされました。
先日まで熊本・鹿児島や九州北部で猛威を払っていた梅雨前線。
対岸の火事 などと思っていた訳では無いつもりでしたが、実際の現実が目の前にあるこの事実。
リアルを思い知ることになりました。
さて、当館における被害状況でございます。
当館は隣接している花合野川の氾濫により露天風呂の一部を損傷しました。
もしものことがあるといけないと以前より当館ではガードレールを川沿いに備えておりました。
しかし、今回の氾濫でこの様に損壊する結果になりました。
だけど、このガードレールがあって本当に良かったと宿主は思います。
この程度で済んだ。
これが宿主の本音です。
濁流は当館の露天風呂の一部である外壁を損壊。
だが奇跡的に露天風呂自体の根本は無事でしたので安心しております。
濁流は容赦なく木をなぎ倒し、木製の外壁は見ての通り。
さて、いち早く復興へ向けて乗り出したいのですがまたこれから九州地方では雨が降り続く様です。
第二波。とも言える災害が来るとも言い切れないので足踏みしている状態です。
安全第一で慎重な対応をしてまいります。
そしてこのブログをご覧になられている皆様からもお気遣いと熱い応援をたくさんいただいております。
誠にありがとうございます。
宿主&女将、心より感謝しております。
ではまたご連絡します。