教室ブロガーのM様が 「9月の庭は変わり映えしない」と書いておられました
我が庭も息絶え絶えの花ばかり 見ていただくほどの物もありません
仕方なく猫の話でもしてみます
少し前になりますが 今年の大河ドラマ・光の君への猫が話題になりました
源氏物語が描かれた頃にも猫がペットとして飼われていたんですね
どうやら中国から渡来した唐猫のようですが それより100年以上前に
源倫子の曽祖父・宇多天皇が愛猫を丹念に記録していたそうです
これは日本最古の猫日記 飼い猫との日常が現代のブログのように記されて
いるそうです
犬よりも人間の生活の中に入り込んだ猫の生活は不思議でいっぱいです
するりと人の心に入り込んで虜にしてしまう猫
猫に魅せられた文人たちが猫の見事な小説やエッセイを残しています
漱石 大佛次郎 内田百聞・・・・
猫には全く関心が無かった私も ふとした切っ掛けで猫にはまりました
結果20年程にわたり通算3匹の猫と暮しました
最後に猫が他界して数年 高齢でこれから猫を飼うわけにはいかず
折に触れて ふとあの時この時を思い出します
思い出の猫たち
その時の人の心にスッと寄り添う不思議な性質 猫により差はありますが
人間の言葉もかなり理解していたと思います
暑さ寒さも彼岸までとは言いますが 信じて良いのやら?
夕方に一瞬の夕立 いくらか涼しくなりました