正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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ポカポカ陽気

2013年03月10日 | 日記
昨日は室外計が「24度」になっていました。

一日中ポカポカした日和であちこちに
春の花が咲いています。

床の間に飾る花もこれからは
不自由をしなくてすみます。

床の間には「掛け軸・花器・香炉」など
定番の飾り物があります。

昔からある限られたものを
取っ替え引っ替えして飾っています。

うっかりすると床の間が物置になっていたり
します。

物置になった床の間(内仏の間)



香炉は新しいものですが、
硯や硯箱は養賢寺の天慧老師が明治24年に
揮毫しているものです。

正面の掛け軸は止止庵の「無」と思います。
※違うかも知れません。

香炉がどうも貧弱だと感じていました。

最近、ヤフオクに興味を持ってしまいました。

お寺には昔の「火鉢」があるのですが
現在は盆・正月の参拝者用の「線香立て」に
使われています。

参拝した方は、本堂の本尊前に置かれているのを
見たことがあると思います。

正定寺にある昔の火鉢




火鉢を線香立てに使うアイデアから
床の間の香炉も火鉢で代用出来ないものかと
考えてヤフオクで探しましたが、
いずれも寸法が大きくて、
火鉢は床の間にはアンバランスだと気づきました。


仏さまの前に置く線香立てとしては、火の心配が
ない大きい火鉢が良いのですが床の間は上品さに欠けています。

「佐伯市蒲江の尾浦地区」では昔から大勢のお参りがある
通夜・葬儀・お盆には火鉢を線香立てに代用する
風習がありました。

但し、尾浦で使われていた火鉢は陶器で出来たものでした。

参考写真












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