~ RADIO TUNE ~

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そんな架空のラジオ番組

あなたと地球に good vibration

「バトン」を終えて・・・(雑感)

2015-07-17 16:00:35 | こころとからだの平和のバトン
さて、ようやくバトンを終えました。


なかなか言葉を選べないことが多々あり。

途中一時、言葉がうまく出てこなくなることもあり。


それでも。

テーマがあり
ブログという形で
発表(?)させて頂いたことは


文才の無さを痛感しつつも

思ったよりも
楽しいことでありました。


「こころとからだの平和」について
私の経験の中から、みなさんとシェアできる
内容を、と思いあぐね、書き進めて参りましたが


このテーマを意識して、日常を過ごすことになり

結果として、私自身が、一番考えさせられた
ように思います。


文書力や表現の向上(←堅苦しい・・・)とともに
「こころとからだの平和」の
意識づけとなった
私には、とても良い機会を頂きました。


改めまして

まひとさん

そして

みなさんに


感謝する次第です。


どうもありがとうございました☆


では、今日はこの辺で。

「こころとからだの平和のバトン」 三日目

2015-07-16 18:18:13 | こころとからだの平和のバトン
こんにちは。

今日は、台風で雨ですね。



さて、いよいよ三日目。


最後の今日は、もう一人のおじさんのお話です。
今回は、ここ日本のお話です。


---*---

Iさんは、私のヨガの先輩のお一人です。
Iさんの奥様も、同じくヨガの先輩です。


私が以前、ヨガの先生にくっついて、日本のあちこち
を周っていたとき、Iさんのお宅にもお世話になって
いました。


Iさんは、大柄で、がっしりとした方です。


そしていまは、交通事故の後遺症で、お身体が思うように
動かせません。


歩くときは、大きな松葉杖をついて、一歩一歩踏みしめて
歩かれます。
ときには車椅子に乗られることもあるようです。

とてもとても大変な事故だったようです。


---*---

Iさんのお宅にお邪魔しているときです。


朝、目を覚まして、リビングに向かいます。

そこには、ダイニングテーブルにゆったり座っている
Iさんが居て、


おはよう、のあと


少し間があいて・・・



 「 パン、 食べますか? 」



そう、聞いてくださるんです。



 「 コーヒーは、 飲む? 」


 「 ヨーグルト、 食べる? 」



そう言ってIさんは、
朝食を用意してくださいます。


それが、Iさんのお宅での、私の朝食風景であります。



Iさんは、ゆったりしている方です。
もちろん、お身体のことも、それに大きく寄与している
かもしれません。



でも、

いつもどこか、

楽しそうな、幸せそうな、

そういう雰囲気です。




私だけかもしれませんが、
ただ、私には、そう見えて、そう感じるのでした。



そんなある日のことです。
私は、Iさんの隣に居たときのことです。

隣では、Iさんは、いつものようにゆったりと時を
過ごしていらっしゃいました。

何か幸せそうで、
何か満たされているようで。



ふとしたとき、
ふと気がつくと、

そのIさんから、何か包まれるような温かいものが、
私にも流れて来ている、そう感じ始めました。




・・・あぁ、そうかそうか。

うんうん、そうですよね。

だから、Iさんは、そんな感じなんですよね。



きっと、本当に満たされている、という状態は、
Iさんのような状態を言うんだな、と思いました。


満たされている方から溢れるものは、
隣に居る私までも、自動的に、満たしてくれるようでした。



なんだか、Iさんが


 「ただ、生きているだけで、それでいいと思うんだよね」


そう、無言で伝えてくれているような気がしました。


いや。
そうご自身の中で、かみ締めていらっしゃる
そちらのほうが正確かもしれません。



Iさんは、このご自分が到達した状態を
誰かに自慢したい、
誰かに伝えたい、
そう思ってるようには、まったく見えないんですもん。


ただただ、それをかみ締めて
そして、日々、一瞬一瞬の中で、実践して。


Iさんを見るといつも
キラキラしていて
幸せそうです。


 ただ生きている。
 それだけで、十分素晴らしくて
 そして、こんなにも美しい。
 そして人は誰でも
 その素質を持っている。


私は、Iさんのお宅に居る時間が、とても好きです。
Iさんとの朝食の光景も、Iさんと奥様が、ふざけあって
いるのを見ているもの。


お二人がどうやって出会い、どうやって過ごし、
そして、どうやって事故を乗り越えられたのか、
私にはわかりません。


あるとき、奥様がふと、事故のときのお話を少し、
してくれたことがありました。


そのお話と、Iさんが教えてくれたこと、
それが、いまの私には、大切な大切な宝ものです。


私は、Iさんのお宅に居る時間が、とても好きです。


///

三日間、駄文・長文にお付き合い頂き、
まことにありがとうございました。

書いてみて気付いたことは、今回は「心の平和」からのアプローチが、
私の主題だったようです。

私のお話が、何かみなさんのお役に立てば、私も嬉しいです☆



さてさて。
本来であれば、ここで次のお二人をご紹介することに
なっております。

実は、あまり時間が取れなかったことなどもあり、次のお二人
は、まだ決まっておりません。

引き続き、もう少し、声をかけてみたいと思っております。
もし、次の方が決まりましたら、またこのブログでご紹介
したいと思います。

もし、そのときが来ましたら、またどうぞよろしくお願い
いたします。




改めまして、三日間、お付き合い頂きまして、
まことにありがとうございます。

また、この機会をくださった、まひとさん、どうもありがとう。



では、メッターとシャンティを込めて。
may all be happy, be happy.
hari om shanti shanti peace peace peace...
生きとしいけるものと、私が瞑想、そして真理から
得た恩恵を、分かち合えますように。

「こころとからだの平和のバトン」 二日目 (その2)

2015-07-12 15:24:09 | こころとからだの平和のバトン
***つづき***

今日はあまりに長くなってしまったので、
禁じ手かもしれませんが、二部構成とさせて頂きました(^^;)。


また、今日もインドのお話です。
何せインドって、話題に事欠きませんから(笑)


---*---

二回目のインド。
私たちは、インド第三の都市・バンガロールに居りました。


到着した日。入国審査を終え、朝方3時ごろから、夜が明けるまで
空港内で仮眠をとって待機です。
これからハードなインド旅行が待っています。少しでも休憩をとって
身も心も休ませておかなければ。。。


ちょうど近くに、トイレがありました。
インドにしては(?)、近代的で、そして割と掃除の頻度も多い、ト
イレでした。無愛想なおじさんが、二人交代で掃除をしてくれます。


まぁ、そんなたいした光景ではありません。




そして、帰り。

インドで旅を無事終え、出発のため再びバンガロール空港に戻って
参りました。

この日も、出発は明け方。しかたなく、午前12時には、空港に到着
し、行きと同じ場所で待機していたんです。



トイレに入りました。

特に何の期待もありません。すでに行きに入ってますから、中の様子
はイメージ済みです。
なんの感慨もありません。



トイレの入り口に入ったとたん、おじさんが身を乗り出して、という
か顔を乗り出してきたのです。


ひょこひょこっと。


そして、そのおじさん、



目がとてもとてもキラキラしてるんです!(笑)
正直な感想なのですが、少女マンガ以上です!(笑)


アジアや中東の子供たちって、本当に本当に目がきれいなんですけど、
実際、おじさんの目は、いままでで一番きれいに見えました。


それは、子供たちのキラキラとは異なり、
まぶしいけど、やさしい光のようでした。


いきなりのおじさん登場だったので、
「わ!」と思ったんですけど、
ここは、インド。

動揺してはいけません(笑)


私は、落ち着いたふりをして、小のほうに向かいました。


すると、
おじさんが、また、さっと顔を出して、

 「大は、いまいっぱいだよ! ごめんね!ハニー!」


とてもとても愛想良く、私にジェスチャーしてくれました。
おじさんは、私が大に向かうと思ったみたいです。
そのとき大のほうは、いっぱいだったみたいです。


そして、そこで、わかったんです。

おじさんは、「トイレ掃除の人」でした。


アジアとか中東って、制服の人を見ることって限られていることが、
往々にありまして、

たとえば警察官とか空港職員とか、公共機関の職員ぐらいは、
制服着てるんですけど、他の人って、みんな私服なんですよね。
だから、その人が、どんな職業の人かって、全然判断できない
んです(笑)


おじさんは、次から次と来る利用者の人たちに、
そしてそのほとんどである、同じインド人やアジア人たちに、


とてもとても、「心を込めて」、対応していました。




その姿を見ていると、


まるで、


 「僕のトイレに来てくれて、どうもありがとう!」


 「どうか、あなたがこのトイレで、とても素敵な時間を
  過ごせますように☆」
  


私には、そう見えたんです。


だって、おじさん、とっても目がキラキラしていて
とってもハートフルで、ホスピタリティが溢れんばかりだったんです。


もちろん、おじさんのトイレはぴっかぴかです。



私はおじさんを見ながら、その「心遣い」に心が震えて止まりませんでした。


と、同時に、心臓にナイフを突きつけられた気がしました。


そのナイフはこう言うんです、


「お前に同じことができるのか?」って。



私は、いままでの人生で、トイレのような場所で、あんなにも
愛を配る人を見たことがありませんでした。


人にとって、場所に意味なんてあるのか。
職業や名声や、そして誇りなんて、いったいなんなのか。




泥の中から生まれる蓮の花。


おじさんは、本当にそれを実践してらっしゃる方に、私には見えました。



おじさんのことを思い出すたびに、目頭が熱くなってしまいます。
と、同時に、生きることの意味を、鋭く突きつけられて、背筋が伸びる思いです。


最近、とてもとても辛いことが多い毎日ですが、
私は、おじさんのことをいつも思いだしています。
そして、もう一人のおじさんのことは、また次回に書きたいと思います。



///
すみません、また長文になってしまいました・・・。
駄文・長文にお付き合い、ありがとうございました。
残り一日、またよろしくお願いいたします☆

「こころとからだの平和のバトン」 二日目 (そして、その1)

2015-07-12 15:17:36 | こころとからだの平和のバトン
こんにちは。

昨日からすっきりと晴れ、真夏のような日が続いていますね。


さて、今日は二日目。


そう言えばなのですが、昨日お話したヴィパッサナー瞑想のお話を
今日ももう少し、続けて参りたいと思います。

---*---

私が学んでいるヴィパッサナー瞑想は、S.N.ゴエンカさんという方
がインドに渡って広めたことで、やがて全世界に広まったものです。


このゴエンカさん、もともと優れた商人で、すでに20代で一財産
を築いていたそうです。
しかし、徐々に謎の頭痛に悩まされます。

とても裕福な方でしたので、ヨーロッパをはじめ、日本にも来るな
ど世界中の病院を訪ね歩いたそうです。
しかし、どこに行っても、原因不明・治療方法も不明。


途方にくれたゴエンカさんに、ある日友人が紹介してくれたのが、
このヴィパッサナー瞑想だったとのこと。
瞑想を続け、そしてある日、ついにはその頭痛が治ってしまった
そうです。



もちろんヴィパッサナー瞑想は、身体の病気を治すことが直接の
目的ではありません。


身体での変化は、あくまで副次的なもの、そしてもちろん個人差
もあると思います。


実は、私のまわりの方や私自身も、瞑想期間中(まるまる10日間
なのですが)に、ある日突然、身体の痛みがなくなる、という
経験をしました。

不思議な経験でした。


でも、それもあくまで副次的で、個人差があります。

例えば、私自身は、2度目にはその経験を得ることはできませんでした。



そうそう、それに、その不思議な経験は、実は皆さんも経験した
ことがあるかもしれません。


「痛いの痛いの飛んでいけ」


あの言葉って、日本人の素晴らしい智慧なんじゃないかと思います。



その意味では、子供たちは、それを毎日体感しているようにも思います。


---*---
本題に入る前に長くなってしまいました。

この瞑想も、実に興味深いもので、まだまだ話し足りないのですが、
それはまたいずれの機会に。


***今日は実は、つづきます***

「こころとからだの平和のバトン」 一日目

2015-07-11 17:29:02 | こころとからだの平和のバトン

先日、友人である温真堂の鈴木真人先生より
「こころとからだの平和のバトン」について、お話を頂きました。

~~~
このバトンは

 広島市西区太光寺の副住職、東和空さんからの発案で、
 天城龍湯治法、杉本錬堂さんから始まったものだそうです。

 三日間、こころとからだについて思うところを書き、
 その後、二人の方にバトンを渡して行くそうです。

というものだそうです。
~~~


鈴木先生こと、まひとさんは、私にとって大切な友人です。

と、同時に、勝手ながら”実の兄”のように、私は感じております。

そういえば私、カラダが不調な時はもちろん、ココロが不調な時も、まひとさんの施術を
受けてましたね(笑)


お話しがあった時は、正直、「自分が書いていいものだろうか」と悩みました。
でも、せっかく頂いたお話しです。これも新たなチャレンジと思い、引き受けた次第です。


遅くなりましたが、さて、1日目。
書きたいことはたくさんあるけれども、一体どこから始めよう・・・。



「こころとからだは、実に表裏一体のようで、思っている以上に密接に関わっている」
そういうお話はきっと、他のみなさんが実にわかりやすく説明されていると思います。


そうそう、実は昨日、瞑想仲間のみなさんと、久方ぶりの食事会をして参りました。

私がしている瞑想は、ゴエンカさんというインド系ミャンマー人が教えてくださる
ヴィパッサナー瞑想というものです。
現在は世界中に広まっており、特にインドを旅しておりますと、出会う西洋人、西洋人、
最近は、出会う日本人、日本人、皆さん経験されていて、「わー、皆さん、座ってますねぇ(※1)」
と、思わず嬉しくなってしまいます。
私が習っているホルトヨガとも非常に相性がよく、私にとっては、相乗効果で学びを
頂いております。


------
※1「座る」---
 「座って瞑想する」の意。
  ヴィパッサナー瞑想は、座って瞑想します。
  一方で、ヨガは、(非常に大雑把に書きますが)動きながらする瞑想、
  とも言えます。

 (使い方例)
  「お! ○○くん、久しぶり! 元気? どう、最近座ってる?? 
   え?毎日2時間座ってるの?!すごいね。俺、最近全然座れてないや。。
   やっべー、俺も久しぶりに座んねーとなー。」

   ↑例は不要でしたかね(笑)
------

今後の定例会の進め方が、会合の趣旨だったのですが、結局話題の9割は、旅のお話。
インドやタイの美味しいものから始まり、自然療法やヨガ、偉いお坊さんのお話などなど(笑)

そんな帰りしな、私もふと、思い出したことがありました。

それは、ブッダが悟りを開いた場所と言われておりますブッダガヤの、
チベット病院でのお話です。


初めてインド。 私、3ヶ月の滞在で、2回お腹を壊しまして。
そのときは、チベットの方たちがいる場所を回っておりましたし、
チベットの病院にお世話になってました。
チベットの病院は、「メンツェーカン」と言いまして、「カン」は、
日本語の「館」と、音・意味ともまさに一緒のようです。

それは、一日半のバス移動を終え、クタクタでついたブッダガヤにて。
疲れによる腹痛が心配な私。
なんとなくお腹のあたりが調子が悪い・・・などと、不安が不安を呼び(苦笑)、
早速ブッダガヤのメンツェーカンへ。

問診を終え、先生の一言・・・「心配し過ぎだよ。心配し過ぎないように。」


…それでも心配な私。
「皆がかまってくれる」という、インド特有のストレスなどなどで、ある日ついにお腹を壊してしまいます。


満を持して(?)、再びメンツェーカンへ。

診察を終え、先生の一言。


「細菌性でもないから大丈夫。辛いもの・脂っこいものは食べないように。そして、心配し過ぎないように!」


メンツェーカンのお話は、いろいろと面白いお話もあるんですが、
中でも、今日、私が皆さんに紹介したいのは、「病歴記録帳」。

メンツェーカンでは、お願いするとこの記録帳が頂けるんです。

これまで診断して頂いた内容が記入されているようです。(チベット語なので判読できないのですが)

インド全土のメンツェーカンリストなどのほか、
「健康のための一口メモ」ってのがありまして。


そこには例えば

◇熱があるとき以外は、生ものや冷たいものを朝に摂らないように。
◇賞味期限が過ぎたものは食べない。

にはじまり

◇伝統的な薬は同時に二種類摂らないこと。
◇チベットの薬には、副作用がありません。また副作用を和らげる効果があります。
などなど

チベット医学の智慧に基づいた、日常生活での注意事項が25項目ほど。


そして、注目すべきは、この一口メモ、その栄えある第一位(第一番目)
に記載されているもの。

それは

1.「Peace and conscientious should be maintained everyday」

(内なる)平和と誠実さを絶やさぬよう毎日心が掛けること。





拙訳で恐縮です。もし適訳がありましたら、どうぞご教授のほど、お願いいたします。


私がインドで共に過ごしたチベット人たち。
若くてたくましく死を恐れない勇猛さで、それでいて大きな苦悩を抱えていて。


若さゆえもあり、時に大酒を飲んで、まさにべろんべろんになりながらも、
みなが口々に、最初に話すこと。それは



「内なる平和、それがとても大切なんだ」



///
駄文・長文にお付き合い頂き、まことにありがとうございました。
残り二日、またよろしくお願いいたします☆


トゥジチェ。(ありがとうございます。)
サンゲジェヨン。(また明日お会いしましょう。)