退役SEのつれづれ日記

定年退役SEが、つれづれなる想いをしたためています。
(旧名:『システムノヲニワソト』)

VisualStudio Codeを使用したSSH接続運用

2020-07-26 | Weblog
レンタルサーバやクラウドサービスに接続する際に必要となるSSH接続。
Windows環境ではTeratermで、Mac環境ではターミナルで、と使い分けていたが
違いを認識しながら使い分けをするのは面倒。
最近、Windows10環境でSSH接続が正式にサポートされていることを知り、
VSCodeでSSH接続をOS環境が違っていても統一したUIにできないか、試してみた。

1.SSH公開鍵作成作業
既に、レンタルサーバに接続するために作成済なので、このステップは省略。
ユーザのディレクトリの直下に.sshディレクトリを作成し、秘密鍵を格納
その後、configファイルで設定情報を作成して保管。

2.Windows10環境でSSH接続を可能とする
ネットの情報から、Windows10の最近の版から、OpenSSHクライアントが利用できるようになったとの
ことを入手し、早々に確認することに。自分のPCにもインストール済であることを確認。

(参考)
デジカシ:PowerShellでSSHクライアントを使う(Windows 10ネイティブ版)
https://mimimopu.com/powershell-ssh-client/


3.VScodeを使用して、SSH接続を試す
参考文献.2を参考にして、ssh用の拡張機能を導入し、リモート接続を実現します。

SSH-targetとして接続先を選択すれば、2回目以降はクリック一つで接続できます。

4.コマンド実行のためのパネルを表示する
これはちょっと気づきが必要ですが、右下に表示される「パネル」を呼び出すため、
Windowsでは、CTRLキー+「J」キーを、MACOSXではCommandキー+「J」キーで
操作が必要です。
一回開くと覚えているのかも知れませんが、これに気付くのにちょっと時間がかかった。。

5.MacOSX環境で同じ設定を仕込む
SSHの設定、機能拡張の導入など、Windows10と同じように設定していきます。

6.結果
(1) Windows環境とMacOSX環境とで、同じ(ユーザ)インターフェースでSSH接続ができるようになった。
(2) ファイルの内容更新とコマンドの処理が一画面で実施できるようになった(楽!)
結果のスクリーンショット:
Windows10での画面MacOSXでの画面

(参考文献)
1.SoftwareDesign 2019年4月号
  特集:はかどる!VisualStudioCode

ソフトウェアデザイン 2019年4月号


2.SoftwareDesign 2019年8 月号
  連載:VisualStudioCode快適生活
  リモート開発その2Remote-SSHの使い方(p.122)

ソフトウェアデザイン 2019年8月号



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