ちいよんえ

焼津の言葉で「じゃんけんぽん」

四国巡礼(65番~80番)その3

2011-11-12 09:25:51 | 四国遍路
四国巡礼44日目
11月9日(水)
歩行距離:24.1km
通算距離:1040.1km
本山寺(8:16~8:36)→ほ志川旅館(9:55~10:06)→弥谷寺(11;56~12:39)→曼荼羅寺(13:34~13:44)→出釈迦寺(13:58~14:06)→甲山寺(14:52~15:06)→善通寺(15:32~16:04)→金倉寺(16:51~17:02)
ほ志川旅館にザックを預かってもらい、頭陀袋だけで本山駅に戻る。

高瀬駅7時32分発の電車に乗る。
本山寺をお参りし納経を頂くと、本堂にO山の姿が。立ち話をし、4回目の別れ。
ほ志川旅館に戻りトイレを借り出発しようとすると、女将さんがお接待と言ってペットボトルのウーロン茶をくれた。
弥谷寺の手前に足湯があったので、冷たいお湯?に足をつけ、パンをかじった。

弥谷寺の手前で岡田屋で一緒だったAさんに抜かれる。
「一つの寺で1時間ぐらいお参りをしたり、お寺の人と話をしたりするので時間がかかる。」と言っておられた。
弥谷寺の階段は長く急である。

平地にあるお寺と同じに考えていたので登りがことのほか大変である。
太子堂には靴を脱いで入る。
畳に座ってお参りをした。
Aさんはよい姿勢でお経をあげていた。
また階段を下りていくとOさんが息を切らして登ってきた。
「こういうお寺があると番狂わせだねー。距離しか考えてこないので大変だァ。荷物は下の茶屋に預けてきた。」とおっしゃった。
同感である。「Aさんのように先を急がず、お寺を一つ一つ丁寧に回った方がいいのかな。」と反省させられた。
中には速く歩くことを進める人もいる。
遍路も人それぞれである。
Oさんとは5回目の別れ、これが最後となる。
今回満願をし、高野山までお参りすると言っていたOさんの無事を祈っている。
曼荼羅寺の前でNさん、大学生と出会う。
捨身ヶ岳まで登ってきたという。

不学で捨身ヶ岳を知らなかった自分が情けなかった。
出釈迦寺をでたところからは、Nさんと一緒にあるいた。

甲山寺でも一緒にお参りをした。

善通寺の手前で鯛焼き屋があり、Nさんに鯛焼きを買っていただいた。
善通寺は立派な伽藍を持つお寺である。

いつものように素通りすることも考えたが、立派な伽藍故に、自分なりに丁寧にお参りすることとした。
Nさんは、善通寺の宿坊に泊まられ、明日帰られると言うことだった。
後1時間ぐらいあるので次の札所を目指すことにした。
Nさんには、しっかりお礼をして別れるべきであったが、そのまま別れてしまった。
金倉寺には、5時に間に合うように急いで歩いた。
4時51分金倉寺についた。

納経所はすでに戸締まりを始めており、お寺のおばさんには記帳をするのかと身振りでされた。
記帳はしていただけたが、とてもいやそうであった。
ろうそくや線香を立てようとしたが、片づけをされた後だったので読経だけですませた。
トイレを借りようとしたが、しっかり施錠され、入ることができなかった。
とても印象の悪いお寺となった。
さらに悪いことに金倉寺駅までの道筋をを手振りのおばさんがバイクで帰ろうとするところで聞いた。
「まっすぐいって右。」とだけと言う。南に向いてまっすぐいき、また道を聞くと、西向きにまっすぐであった。
確かにまっすぐ行って右であったが、何か腑に落ちなかった。
どこか忘れてしまったが、お接待の100円をおばあさんより頂いた。
この日は、鉄道で移動し、丸亀プラザホテルに泊まった。

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