今年の豪雪で屋根材のプラスチックパネルが壊れてしまいました。今回は、色なども合わせるためにすべて新品に入替させていだきました。
ここで屋根材の材質のお話を・・・。
サンルームなどに使われる屋根材の多くは、現在強化プラスチック(ポリカーボネート)と呼ばれる素材になりました。厚さは2.0~5.0㎜のものが使う機会が多く、厚さは、屋根の積雪強度に比例して厚くなっていきます。
通常の気温であればハンマーで叩いてもすごい!!
まず割れません!
しかも近年は、遮熱機能などより利便性の高い素材を使うこともできるようになってきました。
今回の入替前の素材は、アクリル板でした。これは、経年劣化で素材が固くなり割れやすくなってしまうのです。
また、気温が下がると強度も落ちますので寒冷地にはお勧めしません。寒い時期の落雪や雪を落とすために下から棒でDON!なんていうパターンで修理となります。
今回のお施主様も購入当時に「最新のパネルで割れません。」と営業の方にしっかりいわれたといっておられましたが、当時は、まだ選択できる材料がなかったのです。
お客さまもニッコリ。お洗濯がまた楽しくできますね。今回も無事作業完了です。