今回は、「アミ戸の外し方、取付方法などについて」
気温が上昇してきました先週から、アミドの張り替えや製作依頼が増えてきました。
アミドの外し方や取付方法などの問い合わせなども頂いていますのでご紹介します。
アミドには、落下防止に「外れ止め」という部品が通常ついています。
しかし、雪国で傷めないように取外しされる方やアミドを外して洗いたい方などで扱いがわからないと意外に厄介な部品です。
まず、道具はプラスの手回しドライバーを用意されて下さい。
<アミドの外し方>
そして、部品の位置。通常ですと、アミドをみて上側の左右両脇にネジで固定されています。
(写真のYKKの旧型タイプのアミド。上から2番目が外れ止め固定ネジ。上は、フレームの組立ネジですよ。)
*YKK-AP製で最近の窓でしたら、右のメーカーHPをご覧になって下さい。アミド「YKKAP」
①上側の左右をのぞいて見て下さい。ストッパーのネジを緩めます。
組立ネジが外れ止めネジか間違えないようにして、プラスのドライバーを使って、ネジを1回転くらい緩めてください。(緩めるときは時計の針と反対方向に回します。)
②レールにつっぱているストッパー板が落ちない場合は、ドライバー等で下げて下さい。(左右共に緩める)
そうするとアミドが外せます。
<あれ、それでも外れない!ときは>
*枠自体が変形してレール間が狭くなった場合、外しにくい場合もあります。アミドを外す位置を真ん中よりにしてみて再度トライです。
それでもだめなら 無理せずに販売店にご相談ください。
*アミドの下戸車に脱輪防止のバネで動く戸車付のアミドは、戸車の動きをロックして外してください。
この仕様であれば、アミドのフレーム下枠などにロックの説明が貼られているはずです。
アミドによっては、組立ねじとストッパーネジが兼用のモノもあります。(下写真の中)
(写真左は、YKK旧タイプのアミド、右はLIXILのアミド上部分になります。)
<アミドを取付する場合>上の逆の手順でやります。まず、外れ止めを緩めます。アミドを取付ます。ストッパーをセットして完了です。
<取付調整時のポイント>
その際は、外れ止め金具をレールに強く当たるまで上げすぎるとアミドの開閉が重くなります。見た目で2㎜程度余裕があればよいかと思います。持ち上げて遊びが大きかったり、開閉が重すぎるときは、再度調整してください。
<最新のアミド/YKKAPの場合>
YKK規格サイズ窓用のアミドの外れ止め数は、1枚でなんと5か所。
上の左右に2点。下の左右に2点。プラス通常の窓サイズには内側の中央内側にも外れ止め機構があります。
全部で5か所です。それが標準仕様です。なので、普通ならまず外れないというか、仕掛けを知らないと外せません!しっかりとセットされればこれほど落下を心配しなくてもよいアミドはないかもしれません。このタイプの説明は、YKKAPのホームページでご覧いただいた方がわかりますので、こちらのYKKAPをクリックしてご覧ください。
*新しいアミドには、QRコードで取付方法がご覧になれるものもあります。
アミドの張り替え・戸車交換修理・調整だけでも訪問しております。お気軽にお声掛け下さい。
玄関や勝手口などにもアミドが簡単に設置できます。こちらのご相談もお待ちしております。
窓パーツリペアクラブ新庄市東山 タカハシガラス店 22-8104