脳疲労

2024-09-30 17:51:23 | 健康

最近,というかここ数年,集中力が落ちてきたなと感じることが多かった.

歳を重ねたことで若い頃よりも一つの物事に集中することが難しくなったのか,研究テーマに対する関心が少し薄れてきてしまったのか,どちらかなのかと考えていたが,ふとPCを見る時間が長いことが理由なのでは?と思い,検索してみるとPCやスマホを長時間見ることで,脳内が情報処理しにくくなるらしく,これを脳疲労と呼ぶらしい.

確かに昼間の仕事ではPCを触り,休憩時間もスマホをいじり,夜はYoutubeで動画を見てしまったりと常にPCかスマホが手放せない状態にある.

解決方法として数分間でもPCやスマホから離れてみると書かれてあったので,試しに窓の外の景色をボーっと眺めてみたり,昔読んだ本を読んでいると,確かに脳に感じていた変な疲労感が回復し,集中しやすくなった.

そのことを他の誰かにも伝えたいなと思い,今こうして久し振りにブログを書いている.

この記事を読んでくれた人のうち数人でも良いから,ブログを読む時間があったら,外を眺めたり,読書をしたりしてみて欲しい.

その後の脳の疲労感がかなり変わっているかと思う.


どうせやるなら楽しく!

2024-07-22 12:36:03 | 本のこと

先日,所属する大学の他専攻の先生(O先生)の講義を拝見する機会があった.

自分自身の講義の質を高めるため,他分野の教員の講義を見ながら,参考となる箇所を探すというテニュアトラック教員の育成制度の一環の取り組みである.

後日知ったことであったが,授業参観の対象となる講義は,多くの場合他の教員からの推薦で決まる層で,O先生はその分野の中でも学生からの支持も厚いとのこと.

 

実際に講義の様子を見てみると,自分の恩師が用いていた手法と同じような手法(出席カード)の他にも,コメンテータ制という今まで聞いたことのない講義の手法を取り入れていらっしゃった.

テニュアトラック教員の課題であるレポートを提出した際に,コメンテータ制がアメトークを参考に思い付かれた方式であることを裏話として教えてもらう.

加えて,日々の業務に対するモットーとして「どうせやるなら楽しく!」という気持ちと,研究に対しては「できないことをやる!」という姿勢を大切にされていることもご教示いただく.

最近,仕事は「いかに問題を起こさずにかつ楽に行うか」,研究では「いかに論文を効率よく出すか」ということばかりを意識してしまっていたが,そもそも楽しむ気持ちやその業務にかかわる人たちが少しでも幸せになることが重要であることをO先生との会話の中で思い出す.

講義アンケートも,大学の規定で行うもの以外に,15回の講義うちの中間(7回目)と最期(15回目)に講義の良い点と悪い点の2点について先生自らがアンケートを作成し,学生からの意見を踏まえて,適宜講義を改善しているとのこと.

 

O先生には,今後も教育方法や研究内容といった表面的なことだけではなく,人としてどのような姿勢で物事に取り組むべきかといった内面的な部分においても,色々とご指導を賜れればと思っている.

 

大学内で尊敬する上司が一人増えた素敵な機会だった.


お世話になった方々

2024-06-01 13:15:32 | 日記

この週末,今までお世話になった方々とお会いする機会やご連絡させていただく機会がありました.

土曜日は東京にて学生時代にお世話になった先生方とお会いし,懇親会にてM先生に研究テーマの設定の仕方についてご相談させていただきました.

どのようなテーマを研究していくべきか少し悩んでいると相談するとM先生からは,「焦らなくても良いから,そのときのご縁で研究テーマを進めると,最終的にはこのテーマをやって良かったと思えることが多いこと」や,「自分がやりたいと思っているテーマだとその気持ちが学生にも伝わること」などのご助言を頂戴しました.

世界的にご活躍されている先生とお話しさせてもらっているだけでもありがたいことなのに,優しいお言葉でご助言して下さった内容が最近感じていたことと近いものだったので,まず今のご縁を大切にしてその中でやりたいことを実践していこうと思います.

 

日曜日は,昨年までお世話になっていたIさんへご連絡しました.

Iさんは非常にエネルギッシュで,目標や自分のやりたいことに対して実際に行動に移されています.

自分は宇宙兄弟のムッタのようにウジウジ考え,人と比べたりして本当は挑戦した方が良いと思っていても,行動に移せなかったことがいくつかあります.

(ムッタは宇宙飛行士になったり,良いと思ったことを最終的に行動に移しているので,いつもウジウジと考えているわけではないことは注意点として記載しておく)

今年も海外に研究者として挑戦したいなと思いつつ,チャンスがあったのに日頃の業務を言い訳にしたり,周囲からどう思われるかなどばかり考えて,申請はしませんでした.

でも,その後にやっぱり申請しておくべきだったなと感じることが何回かあり,今回の申請を機会にやりたいことの輪郭がうっすらと浮き出てきた気がしています.

次に同じような機会があるかは定かではありませんが,もしチャンスがあったら採択されなくても良いので,後悔が残らないように申請したいと思います.

そのためにもコソコソと準備しておこうと思えた一日でした.

 

Iさん,次回もしお会いできたら少しでも成長した姿をお見せできるよう頑張ります!

留学のお話,是非お聞かせ下さい!


他分野の研究者との交流

2024-03-28 08:44:47 | 研究のこと

先週,国内で非常に有名な研究所に勤める研究者の方の講演会へ参加した.

研究が躓いたときの対策として,他の観点からの検討が進められるように普段から他の分野の研究内容に関する知識を蓄えておくことが重要だと,ある研究者が話していたことを少し実践してみたいと思ったことがきっかけとなり,今回の講演会に申し込んだ.

開催日の前日の申込みだったのにもかかわらず,自分が事前に提出した質問を取り上げて下さり,素直に嬉しく日々の教育や研究活動に対してのやる気が向上した.

研究者以外の方も多く参加されている講演会の中で,同業者として参加していることに加え,現在の自分の居住地が講演された研究者の方のご実家に非常に近かったことなど,色々な偶然が重なった結果,質問にお答えいただけたのだと思う.

講演会後に直接お話しさせていただく機会があり,その方が務められている研究所では朝6時くらいから仕事を始められる方が多いことや,他大学や他研究所の研究者とともに朝輪(朝に輪読すること)を行われており,それにより研究のモチベーションが向上するとのご助言もいただいた(早朝からの仕事や朝輪は実践してみたい).

講演最中に印象に残った内容としては,運動することで血液の成分が若い年代のものに近づくことがマウスの研究を通じて分かっており,現代の科学では運動が最もアンチエイジングに有効な手段であること.

 

つくばで短期滞在したときも多くの研究者が昼休みに運動されており,今回ご講演された方の所属先の研究所でもランニングやフットサルなど運動に取り組まれている方々が多くいらっしゃる.

現在,自分の所属する大学でも先生方の半数近くが運動好き.

やはり研究者にとって運動は必要な習慣なのだと思う.


今年の目標「ほどほどに頑張る」

2024-01-17 09:43:00 | 日記

新年あけましておめでとうございます.

 

昨年は新しい環境となり,職場や地域に適応することで精一杯でしたが,

少し余裕を持って物事を進められればということで,

今年の目標は「ほどほどに頑張る」としました.

そうはいっても,締切り間際にならないとなかなか本腰が入らないものかもしれませんが...

 

まずは,普段の仕事として講義の準備と研究活動に誠実に取り組むことの他に,

英語の勉強とランニングをコツコツと継続できればと思っています.

昨日はお昼時間に留学生と話せるプログラムに参加させていただけることとなり,

週一回の英会話に加えて,このプログラムを通じて英語力を維持?向上?できればと思います.

 

ランニングも週一回ぐらいしか走っていないのですが,

体型維持のため,そして気分転換のためにもこのくらいの頻度で走りたいと思います.

 

仕事に関しては,最近では自分の専門分野(コンクリート)のみならず,他の分野にも興味が湧いてきたため,

将来は複数の分野に関連するような仕事に取り組められればと思っていました.

どんな風になるかは今のところ漠然としか想像できませんが,

関連する情報も少しずつ収集していきたいと思います.

 

それでは今年もよろしくお願いします.