一昨日と昨日,東京の研究室でお世話になっていたN先生が松山までお越しになり,懇親会と会議を通じ色々とお話をさせていただいた.
懇親会の参加者はN先生,直属の上司,私の3名で,N先生と直属の上司から心に残るご助言を頂戴した.
それは,「研究の軸を見つけるために,原点を大切にする」という言葉.
元々,なぜ研究をやりたいと思ったのか.
その思いが自然と湧いたきっかけは何だったのか.
そこに自分の研究の軸が隠されているはず,とのこと.
振り返ると,ここ数年の自分は論文執筆や研究費などの業績を増やすことが目的となり,手段として研究を行っていることが多いのではないかと感じてしまった.
だから論文を書こうと思っても,なかなか筆が進まず,思い悩むこともあるのではないか.
せっかく頂戴したアドバイス.
初めは成果が出にくいかと思うが,これを機会に一番初期の研究テーマに取り組んでみようと思う.
他にも色々とご助言をいただいたので,それについてもこそこそと実践してみたい.