先週,東京へ出張してきた.
午前中にひとつの用事があり,午後は博士時代を過ごした研究室に卒業ぶりに行ってきた.
オープンキャンパスが3年ぶり開催されており,以前と比べて来場者が少ない印象はあったが,日常が戻りつつあることを実感する.
正門前の食堂へも顔を出し,おばちゃんとも久しぶりに会話する.
学生時代は無意識で通り過ぎていたキャンパスも,こんなにも立派だったんだとふと感じる(なお,今所属している大学も負けず劣らず立派).
お世話になった先生方へ簡単に挨拶をした後,博士時代の恩師のK先生のもとへ.
少し緊張したが,お世話になった気持ちを直接伝えられる貴重な時間を過ごせたとともに,今後の将来に関する貴重なご助言も頂戴する.
考え方が一味違うなと感じる.
K研究室では通常,卒業時にK先生と卒業生が一緒に食事へ行くのだが,自分の場合はK先生がご多忙であったため,食事会に行けずじまいであった.
そのことを覚えていて下さり,二人っきりでお食事へ行くことに.
時間も限られていたので,食事も楽しみつつ,先生に聞きたいことを思う存分聞く.
博士課程のときは苦労したが,この恩師のもとで学生時代を過ごせて本当に良かったと心から思った.
学部,修士,博士と良い恩師に恵まれた.
この恩返しではないが,少しでも多くの方が幸せになれるような結果を出せたらなと思う.
追伸
研究室に置いてあったコーヒーセットを見て,懐かしさを覚える.
綺麗に保管して下さっていてありがたい限り.
自分が買った一部のコーヒーセットを持って帰ろうと思ったが,荷物がいっぱいだったので断念.
ミルだけ持ち帰る.