今後の研究方針

2021-02-12 15:53:37 | 研究のこと

研究の打ち合わせ後,N先生に漠然とした質問をした.

それは,自分の専門分野の今後について.

先生の意見を聞いてみたく,今の率直な意見を伝えてみた.

自分の意見としては,今の自分の研究分野は成熟しつつあり,維持管理に関連する内容を除けば,研究を実施する重要性がなかなか認識できないということ.

(これに関しては色々なご意見があるかと思いますが,あくまで一個人の意見であり,他の研究者の方々の研究内容を否定するものではありません)

 

すると,自分の意見を一蹴する意見が返ってきた.

その具体的な内容は,,,

研究する内容が徐々に少なくなってきている点ではは同じような認識をお持ちであり,他の研究分野の先生からも同じような指摘を受けたエピソードも教えていただいた.

しかし,研究する内容が少なるということは,すなわち社会が抱える課題が減ることと同義であり,むしろ歓迎すべき.

ベテランの研究者ではなかなか難しいことかもしれないが,自分のように若い研究者であれば積極的に他分野に興味を示し,他の社会的な問題を解決しようという姿勢であるべきではないか?

というご意見であった.

 

これまで研究をしてきた内容を離れる場合,結果が求められる立場であるほど好奇心より恐怖心が勝ってしまうのは,当たり前の感情.

でも,このタイミングで研究者の立場にいれるということが,他分野との橋渡しを後押ししてくれると考え,どうせなら積極的な姿勢で取り組みたい.

ということで,来年度からは他の領域との接点に着目して,研究内容を決めていきたいと思った.


ジンクス

2020-08-17 18:09:09 | 研究のこと

T君のブログを読み,ドクター終了間際の頃の気持ちを思い出しました.

そして,応援の意味も込めて記事を書くことに.

 

T君が4階にも席を新設し,しかも自分が最後に座っていた場所にしてくれたそうな.

ありがたい気持ち半分,恥ずかしい気持ち半分といった心境ですが,実は座席を決めるときある種の願掛けをしていました.

昨年度の最後の席替えの時,くじ引きの結果では5階だったのですが,そのときT君が4階のくじを引き当てたこと,そしてこれまで無事に博士を終えた先輩方がいずれも4階だったこと(その当時は4階にしか学生部屋が存在していなかったので,当たり前といえば当たり前なのですが...)を考慮して,無理を言って4階に変更してもらいました.

くじ引きを作ってくれたのにごめんなさい笑.

さらに,研究により集中できるようT君の目の前の座席を陣取り,最後の半年を過ごしました.

個人的には冷房の風が直接当たるなど,困った点もあったことを記憶していますが,無事博士も取れましたし,縁起の良い座席だと信じています.

息抜きにでもその座席を使ってくれれば嬉しいですし,T君にとってより良い研究成果が生まれる環境になることを祈っています!

(そして,アキラにも水をやってくれてありがとう笑.一時期,試しにKa先生と同じ部屋で作業したことがあったのですが,かなり集中できるのでオススメですよ!!)

 

なお,今自分は学生部屋の一角に机を置かせてもらっていて,サボらないように向かいのN先生の部屋から一番見えやすい入口付近に陣取っています.

気になるその効果は・・・

今後の研究成果でご判断していただければと思います笑.


経験則

2020-02-12 08:11:25 | 研究のこと

今週の木,金と修論の最終審査が予定されており,来週には卒論の最終審査が控えています.

これらの発表に向けて,今日は午前,午後と2部に分けて卒論の発表練習.

加えて,発表練習の合間に2人分(社会人博士と留学生)の博士論文の公聴会を聴くという,聴講側に徹する一日.

 

何かしらよい質問ができるといいのだが,今日はできるかな・・・

個人的には単純に疑問をぶつけるだけでなく,改善案までセットにして初めてよい質問だと考えています.

そのため,改善案を思い付かないときは手を挙げることを躊躇してしまうこともあります.

でも今日はテイストを変えて,微かな疑問も聞いてみようかな.

 

研究の進捗,発表の上手下手,人からの評価,気になることは色々とあるかと思います.

もちろん評価されるに越したことはないのですが,現実的には全員が賞を貰えることはありません.

そのような状況で大切だと思うのは,自分なりの力を全て注いだという実感と,そこから何か一つでもよいので自分の成長に繋がる教訓(発表態度,資料の作成方法,締め切りまでの予定の立て方,何でもよい)を得ることかなと.

以上の実感と教訓が積み重なると,自信も少しずつ付いてくるし,自然と周りの方からも評価されるのかなというのが,これまでの経験で得られたことです.

 

年末に読み始め,つい最近読了した「走ることについて語るときに僕の語ること」の最終章にも,似たようなことが書かれておりました.

お時間のある方は是非読んでみて下さい.

お時間のない方は,立ち読みでも構わないので最終章「少なくとも最後まで歩かなかった」だけでも読まれてみてはいかがでしょうか.

(心に残ったのはp251-253)


応援

2020-01-27 21:48:03 | 研究のこと

S君,Iさん

お疲れ様です!

これを見る頃には発表が終わっているかもしれませんが・・・

研究室メンバーからの信頼が最も厚いと思われる2人が無事に発表を終えれるよう,陰ながら応援しています!

がんばれー!

 

発表終了後にはN総裁からアイスが贈呈されるはず笑