9月の1~2週目にかけて,国際学会と国内の学会があった.
どちらも開催地は京都.
国際学会では運営スタッフ,国内の学会では発表者として参加した.
久し振りの対面での発表ということもあり,これまでお世話になった多くの方に直接会えることに.
通常の状況下では特に何も感じないのだろうが,コロナの影響で直接お会いできていなかった方が多かったこともあったためか,自分が住み始めてから年数の浅い土地で,他の地域で出会った方々とお会いするのが不思議に感じられた.
聴き手を面前にした発表を久しく行っていなかったためか,緊張によりポインタを持つ手がブレブレであったが,2つの学会は特に大きな問題もなく終わった.
お世話になった方々との食事はもちろんだが,Dさんと蚊に刺されながら吉田寮を見学したのも楽しかったひとときとして思い出に残っている.
(京都には有名なお寺や神社が山ほどあるが,吉田寮はそれらの観光地に負けず劣らず魅力的な場所かと)
普段,何気なく綺麗だなと思っていた風景も,気心が知れた仲の人たちと一緒だとより一層魅力的に映るのはなぜか.
ネット検索でその土地を知った気になるなとよく言われるが,対面になって初めてタイミングを見計らったかのように本気を出す習性が京都にはあるらしい(笑)
自分もこの住んでいる土地のように,対面で本領がより発揮できる人になりたいと思う.
まずはポインタを持つ手を震えさせない練習からか...