これを載せるのは多分二度目だと思う。以前は店先にバイクが停まっていて、少し斜めから撮ったように記憶している。今回は真正面から。
しばらく歩くと、いにしえ感たっぷりの洋館がある。そこにあるショップの窓からの眺めがなかなか洒落ている。当然、通りからの視線を意識してのレイアウトだろう。ここ、今までに何度カメラを向けたことか・・・
ここには当然京都ならではの店もたくさんある。この扇子専門店もそうだ。コンビニの看板も少し映っているが、それも今の京都らしいところかもしれない。
薄々気付いてはいたことだけど、やはり毎回同じようなものを撮っている。季節や時間帯、天候そして気分などで違いを見出そうとするのだけど、それでもやはり似てしまう。端から新しいものばかりを撮ろうなどと意気込んでもそれは無理。全体の中で微妙な違いや新しい撮り口を感じてもらえればそれでいい。ということで、これもよく似たもののリチューンである。
ドトール新京極三条店のテラス席。通りより数m程入ったところだが、私的には三条通の範疇だ。この時期は誰もいないが、とてもいい雰囲気である。
この通りに限らず、京都といえば暖簾。それが風に揺れる様は私の最も好きなテーマだ。伝統や歴史などにお構いなく吹き抜ける。「風」って最強だ。
三条通をひたすらまっすぐ歩いた。脇道にそれるのは楽しいことだと分かっていながら、敢えてそれはしなかった。京阪三条を起点に烏丸三条を超え、気持の切れるところまで撮り歩いた。時間にして2時間程。何度も通っている通りだけど、少しだけ新しい発見があったりして、よかったなと思う。まずはスタバ三条大橋店でのティータイムから。いきなり休憩というのはご愛嬌。
何だか隠れ家めいた入口のお店。光がたっぷりと降り注ぎ、粋な空間が広がっていた。【感謝】今回でこのシリーズ最終回です。ご覧頂き、ありがとうございました。
祇園が近づくにつれて、こじゃれた店が多くなる。この小さな旅ももうすぐ終わりだ。
小さい画面だと分かりにくいかもしれないが、植物の一部分に光が当たっている。少し傾いた簾とそれ、とても寂し気だ。
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