常陸の国の片隅で…。

鉄の話とか日々のこととか

新ネタ妄想中…

2014-02-06 14:00:40 | 模型のはなし
相変わらず体調はままならないですし、外出もできない状況ではありますが。
今、頭の中をリセットして小さな電車たちの物語を構築中です。

とりあえず、国鉄(JR)との接続駅を中心に二方向に路線が延び、工場や車庫、現業関係の一大拠点のことがむくむくと…。



…元々は地形や国鉄の敷設に絡んで熾烈な鉄道忌避運動が展開されたため、地域で一番の栄華を誇っていたとある町をスルーする形で敷設されてしまった国鉄の幹線…。
鉄道の利便性を痛感することで、町の衰退を怖れた有志が立ち上がる…

などという、日本国内なら割とあちこちで聞いたような話。
我が地元、常磐線だけに限ってもいくつも史実としてあるわけで、実際今も走っている路線もあるわけでして…。

当初、軽便鉄道として開業したものの、それほどの量ではないにしても、貨物の積み替えをする手間などのデメリットも噴出するようになり、改軌と電化を決意。
ただし、地勢上の関係や旧市街の街並み縫うように走り、かつ、軽便時代のインフラを最大限活かしてしまったために当時は問題にならなかったものの、急カーブが多い線形となり後々輸送力の増大やスピードアップといったことへの重大な足枷に…。

他方、同じ国鉄駅から山間部や景勝地を経て、港町までの別の私鉄が興され敷設のための免許を得たものの、折からの世界的な経済恐慌のあおりで頓挫したかに思えたが、手頃な基地を求める軍部や工場用地を求める財閥系資本の手はこの地にも及ぶこととなり、二つの私鉄は統合。新線の建設を進めて開通にはこぎ着けたものの、肝心の工場等はごく一部が進出したのみで終戦を迎えることに。
財閥解体や、GHQによる航空活動の禁止などの影響はあったものの、後々の内陸工業地帯化の足掛かりをえることと親会社の支配を支配を離れることに成功して、戦後発展の礎となる…。

などというストーリーをでっち上げ始めています。
どっかで聞いたような話も多々ありますが…(大汗)。

想いをカタチに!?

2013-12-03 18:11:43 | 模型のはなし
コレとか


「日本の旅・鉄道見聞録」様サイト http://www.uraken.net/rail/index.html から転載


コレとかの鉄道コレクションを素材に使って


「日本の旅・鉄道見聞録」様サイト http://www.uraken.net/rail/index.html から転載



↓コレのなれの果てを作るべく、切った貼った(笑)を繰り返しています。


「日本の旅・鉄道見聞録」様サイト http://www.uraken.net/rail/index.html から転載



上の二枚は島根の一畑電車。映画「RAILWAYS」をご覧になった方なら、「あっ!」と思われた方もおいでかも知れません。

下の茶色い電車は、わからない方には想像付かないかも知れませんが、昭和2年小田急の開業時の電車を復元したもので、他社に譲渡したものを開業55周年を期に買い戻され、往年の姿を取り戻しています。


パッと見て、双方に何の脈略も無さそうに見えますが、実は「同じ時期の同じメーカーの製品」という共通項があります。
ともに日本車両が大正末から昭和の戦前期に多数の私鉄に納入した、ある種のレディメード電車のバリエーション…と言える範疇に含まれるかと。

で、なんで切った貼ったを繰り返しているのかというと、長くなりますが私はNゲージ鉄道模型で今は廃止になった日立電鉄の電車たちを創り続けている途中なのですが、いろんな経歴を持つ日立電鉄の電車の中で小田急の開業時の電車が実は10両も集結していて、同じ編成に組み入れられたほかの車両と併せて一大勢力を築いていました。

ほかの電車たちも含め、平成になった辺りからどうにか模型に出来ないか??と考えてみたものの、今のように地方の私鉄電車とか、いにしえの…といったものは全くと言っていいくらい無く、数年前にトミーテックという会社が「鉄道コレクション」を発売するまでは、自らの技術的なスキルの問題もありますが、余程ほかのサイズで作る方がいいのか??なんて悩むこともありました。

「鉄道コレクション」(鉄コレ)が発売されるようになってからは、その手軽さもさることながら、そのものズバリが出なくても何とか改造で作れるようなものも増えてきて、時間はかかっても創ろうと思うラインナップがほぼやれそうに見通しが立ち…ようやく重い腰を上げました。

体調や懐具合のこともありなかなか進捗できないときもありますが、ここに来てようやく難物に取り掛かり始めました。
それが、まさに「十人十色」で10両もいながら、同じ外観を持つ車両が実は全くいない、「小田急の開業時のなれの果て」であるわけで…。

加工途中の画像を上げたいところですが、現状その環境にあらず申し訳ないです。




適当なタイトル見つからず…

2013-10-12 13:41:53 | 模型のはなし
ある意味、田舎で隠遁生活している私のようなのもいれば、まさに今日、貴重な時間を削って始発電車とかでイベント会場へ出向いて、苦労してアイテムを入手される方もいる。

まさに、人それぞれなことではあるから、それをどうこう…って訳じゃ無いんだけど、苦労して買うことが最早趣味の目的化しちゃっているのを見ると、それが出来ない僻みと揶揄されても、なんだかなあ?というのは思うわけでして…。

売る側としては、短期でモノが動いてくれるわけだから、数字に直結する商売の流れというのはもう変えられないかもしれないけど、結果として買う側を疲弊させてるだけなら、すぐにでは無くてもその市場はいずれ萎んじゃうわけで。
勿論、商いとして利益追求は当然ではあるけれど、なんか売る方も買う方も目先のことばかりに振り回されてるよなあと、この四半世紀、時には中の人にもなり、時には大人買いを乱発したことも経験としてあるけど、なんだか釈然としないわけです。

テメーが勝手に枯れてるだけだろ!と言われれば、確かにその通りでもあるわけだけど、本来愉しむモノで要らぬストレスや憎悪を産み出してる構造はやはりどこかおかしいとこでして、個人でどうこうできることではないし、なんかしようという訳でもないですが、気には留めておこうかと…。


そんなことよりも、趣味として酒でも酌み交わしながらお互いの感性とかセンスを最大限尊重しながらの「あーでもないこーでもない」の時間って、理屈のぶつけ合いだけど、理屈抜きで愉しいもの。やはり、そういう場には居たいのかなあとつくづく。
残念ながら、個人的な理由でそういう場からは縁遠くなってしまったし、今後、そういう場に寄せてもらえるのかさえ、今の自分には全くわからないです。

流石に足は洗えないので、人知れず一人細々と隠れるようにやっていればいいのかとか、それ以上に不穏当なことも幾度となく頭の中を蠢いたし、今現在でさえ時折襲って来ます。
だったらどこかで開き直りも必要だろうし、他人様より秀でたモノなんて何一つとして自分には無いけれど、自分なりの持ち味みたいなものは棄てずにいよう。

ここしばらくで、ようやくそこまで戻れた気がします。

軽い茶飲み話で済ませるつもりが、そうではなくなってしまいました…。

車高短ブギ

2013-09-26 20:39:36 | 模型のはなし



だいぶ前に、mixiの日記にこの写真付きで書いた事あるんだけど、あの時は軽いノリだった。
今もそれは大して変わらないんだけど、中身が膨らんで来ているというか、少しずつまとまりの無かったモノが繋がりつつあるというのか、その途上です。

モデモの京福嵐電の足回りに、改造計画の変更で宙に浮いた鉄コレ旧南武100のボディを載せてやると可愛い電車になった。

これで二年ほどほったらかしだったんだけど、このところヘビーな実在の電車たちの製作の傍らで路面モジュール再構築計画とかとリンクさせたらおもしろいかな?と思い始めたところへ、メーカーさんからのとどめの一撃…。

「路面電車用プラットホーム新発売!」

またしても、パズルのピースは繋がる。
(まだ手にしてはいないけど…)

嵐電は嵐電で楽しめるのだけど、関東から実質離れたことが無く関西で生活したことのない自分が「地面」を作ることにはなにか躊躇いがあって、やはり地元の方にはかなわない。

ならば、自分なりのツールとして生かしつつ、そのエッセンスを取り込みながらも自分なりの遊び方を模索してみよう…ということに。


今の所は、嵐電の足回りを基準に大きさの合う独自のデザインを持つ電車たちを考え始めたところ。
新旧取り混ぜて10両くらいはいけそうです。
じつは、他の改造で発生するジャンクとなるボディ端材とかの再利用という側面もある。

路線の全貌や地域とか、まだまだ決めていないことも山ほどありますが、少しずつでも、自分の心象鉄道というか俺様電鉄の一社として披露できるようなモノにしてみたいとは思っています。

路線の歴史、風景の歴史と、地面作りのなんか変…

2013-09-18 00:57:03 | 模型のはなし


ここ何日か、模型いじりはお休み中。
机の上と頭の中がちょっと雑然とし過ぎたので、どちらも交通整理が必要かな?と感じたので。

一寸コーヒーブレイク…ではないですが、余計な話を幾つか。

自分が地面ネタをやるときに、一番注意しているのは、自分がその地面に降り立ってみて、物理的な無理がないかなあといろんな立場に立って考えてみること。

歩行者だったり、道路を走る車のドライバーだったり、はたまたそこを走る電車の乗務員だったり…。

有り得ないところに、有り得ない道路標識が建っていたり、鉄道絡みの標識や信号機が実は(模型の)乗務員からは視認できないところに建っていたりする…なんてのはよくある話。
自分自身、身に覚えのない話ではない。

それに気づかされたのは、ある映画のシーン。

製作上の理由で、仕方ない面とかを大きく割り引いても、かき集めたいにしえのクルマがひしめく街の景色の中に何かが足りない…
街路樹までご丁寧に植わっているのに、信号機は有るけど道路標識の類がほとんど見あたらない…

そっか、そういうことか…
それでようやく気がついた次第…。


閑話休題。

これらはこの後の話になるけど、今後作る予定のモジュールにその路線や街の歩んできた歴史というか変化みたいなものを連作する中でキチンと織り込んでやりたいなあ…というのがあります。
一つの会社、一つの路線としてはトータルで統一されてるけど、個々を見ると違って見えるというか、実在の鉄道路線の設備とかもそうだけど、今現在ある姿はそこに行き着くまでの過程があるのがほとんどなので、そういったことを自分なりに表現してみたいなあと思っています。

単発の行きあたりばったりな事が多かったので、考えてみることないまま作っていたのですが、自分なりの「俺様電鉄」のストーリーやシナリオ、キャストを考えるようになってそのあたりの要素も大事だなあと思うようになって、どうも模型づくりの手を止めた一因でもあったようです。

そのあたりを少しまとめて、頭の中片づけたらまた切った貼ったを再開させるとしましょう。