先日、知り合ったドイツ人のウヴェさんの自宅を風呂帰りにお訪ねした。
仲間の送ってくれた料理をお土産に、打ち出の小槌の形をした石鹸も携えた。
お話を伺ったら、この町に移り住み、30年が経っているという。
筆者が住み着いて50年弱。
30年、広いとは言え、同じ町にいながら、知り合ったのはつい数日前。
袖振り合うも多少の縁、というが、やっと縁が巡って来たのだろう。
彼は、SNSもblogなどもまったくしないと言う。
携帯電話さえ、所持しているが、持ち歩かれないことが多いと言う。
「携帯しないケータイ電話」、と言って、2人で笑い合った。
大学で非常勤講師をしながら、執筆活動をされている。
人生では様々なことを経験するのも楽しいが、敢えてやらないことには触れないことも何事かを成し遂げるには重要である、と気づかせていただいた。
昼前にお暇した。「また来て」と手を振ってくださった。