首長族。

首長族。や、カレン族、タイ北部に注目するブログ。

実は国境にも行ってました

2015-12-31 12:49:16 | 首長族。

国境の方に○○○が移動したというので、ヤンゴンに帰る飛行機を無視して、タウンジーからラーショーへ、ラーショーからムセ(ムーチェ・ムーセ)へ行っていました。

ムセは検索しても、情報は少ない。(googlemapで探した時に、日本語表記が"ミューズ"となっていたので余計分かりづらかった。)

州都タウンジーから午後2時発のバスで、ラーショーまで17時間。(ヘーホー・カロー~マンダレーと、マンダレー

~ラーショーの山岳区間が凄く時間がかかる。)

着いてすぐピックアップ軽トラで、ムセ行きタクシーまで連れて行ってもらう。

運転手が、サンドの伊達ちゃんのような顔の人だった。さすが中国が近い。客が4人になるまで30分近く待って出発。1人15000チャット。
山岳区間の途中で昼食休憩。先にトイレを済ませてからバイキング。取った分で(この時は2000チャット)払う。

ヒマワリの種を座席に散らかしていた中国人らしきカップルは食べず。他の場所で止めさせて食べていた。勝手な奴らだ。



途中の検問で、パスポートチェックをドキドキしながら通過。(銃を持った兵士は気さくに通してくれたが、町の近くの2回目の検問が長かった。。;不機嫌なオッサンがパスポート持って行ったし。)


5時間でムセに着いてバイクタクシーに首長村へと言ったが、分からずに走り出す。日が暮れそうなのに30分ほど無駄にした。




国境前で場所を聞いたら、群がってきた10人くらいのバイクタクシー運転手の中に、場所の分かるひとが居た。


国境口から大通に出て右折、別の国境口の前を通過して未舗装路を数km走って(土埃+大型トラックの排気ガスで凄くむせる)、

布島山荘(民俗村)に到着。

布島人が、中国語で首長族(カヤン)らしい。

無事に○○○に会えました。

宿(25000チャット)を見つけて、宿で鼻をかんだら、真っ黒でした。


首長族の故郷パンペットへ

2015-12-28 12:05:10 | 首長族。

打ち合わせ通り、ロイコートラベルインフォ(loikawtravel.infos@gmail.com)のウィン氏と8時に出発。

デモーソーの市場に寄って、ダムを見て、そしてパンペットへ。

山々が現れてくる。景色が良い。
ほどなくしてパンペットだという。入口のあたりは首長族用の市場だというが、人はまばら。

ライステラス(棚田)が見え、ランクー(村)の入り口に着いた。
年配の首長女性と少女達がいる。


パネルになっているところを見ると、有名なカヤンのようだ。今度、○○○の家族に聞いてみよう。

一緒にいるのは、孫たちのようだ。

ボランティア団体か何かが与えたカヤン語→英語のテキストを見て勉強している。彼女たちとも話してみれば、楽しかったかもね。
西洋人が来て、この老カヤンはギターをかき鳴らした。しかし、歌う様子はない。残念。(カヤン語を録るチャンスが)


辺りには首長族は居ない。奥へ進む。

ここで気付くのは、レンガ造りで屋根がトタン屋根の家が多く、町の家と同じようだということ。
ロンリープラネットに“モダン”と書いてあったのはこういうことか。

村の中を練り歩く。

電柱と電線のようなものが張りめぐらされてるので、「電力か?」とウィン氏に聞いたが違うとのこと。(違うの??)



少年が寄ってきたのでつい撮ってしまったが、よく考えると、首の真鍮をしているということは少女!?でした。

メインロードを奥に進む。

脇にいくつか首長女性が待ち構えているブースがあるが、まばらなので会釈をして進む。

バーのようなところに着いた。



奥の村の者が、町からの帰りがけにでも一杯ひっかけるのだろうか?

ウィン氏が買ってきたオレンジをあげたら、小さい子が食べようとしたが皮が剥けず。
割ってあげたら、ひと切れを年上の子にあげただけで食べ始めた。しかし夢中になって、半分を落とした。

俺が買って余ってた中国産みかんを三つ椅子の上に置いてあげたら、去り際に我慢していた年長らしい子がサッと取っていった。

奥に進む。
一応ここからがドーキー(村)だという。
繋がっているように思えるが、カヤンの集落の作り方が、よくわからん。

脇にいた家族を撮らせてもらう。

その後、奥に行こうとしたが、雄大な景色の山の中腹に村がいくつか見えるので、暑いし(運動不足で)断念。(車で行けたのかな??)
ランクーからの7カヤン(7人)くらいで満足だったので、午後はロイコー見学に切り替えました。


首長族の故郷、パンペットのあるロイコーへ。

2015-12-27 18:57:53 | 首長族。

前日に、タウンジーのホテルのフロントに、ロイコー行きのバスチケットを買うように頼んでおいた。

7500チャット・5時30分発

指示された、市場から伸びるチェリーストリートの安ホテルのところで待つ。店主がお茶を入れてくれるが、一向にバスが来ない。

6時を過ぎる、しびれを切らせて店主が電話を掛ける。バスが来るわけではないのか、近くの若い者を捕まえてバスまでスクーターで送ってくれるようだ。1000チャットで。

西に少し、大通りに出て北にしばらく。道沿いのただの並びの家。確かにガイドブックには、バスターミナルは北の方と書いてあったが、ここはバスターミナルなのだろうか?

待っていると日本製のマイクロバスが来た。荷物を、車の上の改造荷物置き場に置く。出発。

運転手の家か何かに寄って、そして麓のシュエニャウンで客待ちをしている間にウトウトしてしまった。(自分しか乗ってなかったので)

気付いたらヘーホーも越え、アウンバンの食堂で朝食休憩になりました。車内も、ほぼ満席になってました。


早朝から2時間乗って、50kmも進んでいません。飯はいいから、進んで欲しいのだが。
適当に肉まん売りに1000チャット渡したら、2つ渡されました。
あとは、炭酸飲料の缶を買う。ストローを渡されるが、どちらにしろ缶を拭かないとフタのゴミが入るのでティッシュで拭いて飲む。

狭い道なので、対向車や遅い車とすれ違う時に路肩にはみ出す。
ミャンマーでは珍しい、スクーター以外のスポーツバイクが颯爽と追い越していった。羨ましい。

またウトウトしていたら、ピンロウン(ピンラウン?ピンロン?)で昼食休憩。
特にローカル料理を食べたい気分ではない。
トイレに行こうとしたが、“トイレってビルマ語でなんだっけ?”状態。指さし会話帳を見て、エインダー?(エインダー べ マレー?:トイレどこ?)と聞いて教えてもらう。

トイレに行ったが、ボットン式。しかも電気なくて暗い。いつから溜まってるか分からない横の水で、尻を洗わないといけないタイプ。
小で退散。強行スケジュールで移動していたので、頻尿のような状態ではあるので心配。

おこわせんべいと、炭酸なしレッドブル(中国で売ってるレッドブルも炭酸なし)を買うが、せんべいはまだ食べない。

またウトウトしていたら湖のほとりのペコー(ペコン?)を通過中。
景色が良いのか、教会がいくつか。

途中から乗った、キャッキャッと騒いでいた女学生達が降りて、まけてもらったのか少ない金を渡してお礼を言っている。

そうこうしているうちに、ロイコーの北の入り口近くのバスターミナル(ただの商店に見えるが)に着いた。
バスの運ちゃんがタクシー運転手を捕まえてくれて、4000チャットで町のホテルへ。

ホテル ミャット・ナン・タウンだったかな。アゴダで一泊8500円もした。高い。
そこそこ綺麗で、食堂もあって良いのだが、次来るときは、町中の安宿を探そう。

タウンジーもそうだが、Wifiは繋がったり繋がらなかったり。(インレー湖>タウンジー>ロイコー)

だがなんとか、ガイドブック/ロンリープラネットに載っている、ロイコートラベルインフォ(loikawtravel.infos@gmail.com)とはメールでやり取りできていた。

シャワーを浴びてから、ロビーでロイコートラベルインフォのウィン・ナイン氏と、明日の首長族の故郷パンペットへ行く打ち合わせ。

夕食はミャンマーカレーではなく、カヤー州カレーってのを頼んだら激辛でした。


順調にインレー湖に到着

2015-12-26 16:48:54 | 首長族。

いつもながら、ヘーホー空港からタクシーでタウンジーへ。 バックパッカーなら、ピックアップを捕まえるんでしょうが、 いいんです、暗くなってきてますから。

タウンジーに着いた次の朝、ニャウンシュエへのピックアップを探して右往左往。

中国人家族に付いていったら、満席でした。 屋根に乗ってもよかったけど、バイタク(スクーター2ケツ)でニャウンシュエへ。最初の下り区間、凹凸の度にカメラバックの重さで後ろに引っ張られて危ない。次第に足腰がつってくる。

 

シュエニャウンの平地区間で姿勢が落ち着く。顔をそっぽ向けて入域料10ドルを回避。(係りの人?がピーピー笛吹いてたけど、運ちゃん無視)タウンジーより、ニャウンシュエのほうが、ひんやりする気がした。

 

ボート乗り場に着いて値段交渉。 ホテルで頼めば、朝出発・周遊(土産物屋巡り)で15000チャット(1500円)なんだけど、陽の高くなってきたこの時間、首長の人達のところだけ頼んだら45000チャットと吹っかけてきた。要は、各所でマージンもらっているてことだね。

違う人を探して進むと、35000チャットでいいというオバサンが寄ってきたので、OKする。 ボートの乗り手に直接交渉すれば、20000~25000にできたかもしれないが、面倒だったので。

 せっかくモンベルの高機能ダウンを買ってきたのに、ボートを飛ばしてもこの時間では意外と寒くない。

マージンもらって待ち構えている撮影用インダー族漁師を無視して、ボートを進ませる。

 

首長族の売り場に着いて土産物売り場そっちのけで○○○を探す。 居ない。

Mに聞いたら、国境の方に行っているようだ。

今回は、○○○が居ない分、老いた首長の女性が機織りスペースに入っている。 年齢を確認したら、 観光客と並んで写真を撮る用に68歳・55歳、機織りスペースは65歳・M27歳(子供2人持ち)・14歳

14歳の娘は、去年居た赤い服の娘より、細い目で、はにかむ所が少しかわいい。が、他の事で頭がいっぱいで写真を撮り忘れた。

「赤い衣を着てるから、もう結婚してるのか?」と聞いたら、困ってはにかんだ。

カレン族の場合、結婚前が純白の衣で結婚後が赤系の衣なんだけど、 首長族の場合は、14歳ぐらいの娘が赤系の衣を着て、後は年寄りになると白い衣になる。(お婆さんで短髪に純白の衣なので少し・・・。見る人によっては・・・。)

ちなみに、インレー湖は出稼ぎで居るだけなので、若い娘はタイ語が出来ます。(後述のミャンマーのパンペット在住の者が居ないかと言われると分からないが。ちなみにタイ側にいる首長族の多くの人の故郷はパンペットか、その周辺。)

 

陸(ニャウンシュエの町)に上がって、ゴールデンカイトでWifiをしながら、ピザを食す。パンケーキも頼むが、日本のふっくらホットケーキを想像していると、やっぱりクレープに近いパンケーキでした。(旧宗主国)イギリスだと、そうなの?

 翌日からは、首長族の故郷パンペットへ向かいます。

 タウンジーに戻って、市場が午後4時に終了していたので、ナイトマーケットを流してから就寝。


いよいよ、第4次調査(ウソ)

2015-12-02 20:50:34 | 首長族。
やっと行けますね。

春に断念した、ミャンマー最大の首長族の居住地域へ。


地球の歩き方には、未だ載っていない地域。カヤー州ロイコー近郊デモーソー地区PanPetへ。

外国発行のガイドブック“Lonely Planet”には載っている。最近、外国人に解放されてきた地域のようだ。

まあ、(英文を読んだ感じでは)プルーソー地区にも首長族が居るらしいけど。

とにかく、自分の目で見ないことには。


インレー湖の町ニャウンシュエにはロイコー行きのバスが寄らないと言われたので(途中の町シュエニャウンの交差点で待てば良いらしいけど)、宿泊は【山の町】州都タウンジーに変更しました。

ニャウンシュエは日が暮れたら、街灯が無くて真っ暗だし。


ネットで検索しても、カヤー州の旅行記はあまり無い。

まさか、そんな所に自分が行くことになるとは。(地球の歩き方スタッフも調べてはいると思うけど、記載が不自然に空白地帯だし。紛争関係で、上司からストップがかかっているのかもね。)