ジェフベック スキャッターブレイン 再トライ

折角修理して戻ってきたステレオが不調で再修理‥入院。
しかも1ヶ月以上待ち‥
故障から直ってたギターアンプがまたおかしくなる。
新調したスマホが不調のオンパレード。
キャリア、メーカー、アプリ会社に責任転換オンパレードのトラブルセンター。
その他、医療トラブルに次ぐトラブルで頭がブチブチしております。

いやぁ、悪い事は続く様で、今回の記事を仕込もうと
このアルバムジャケットを私のアカウントから探すも見つからない。
仕方ないので記事からダウンロードして画像アップしようとしたら形式の問題か？
システムエラーのオンパレード。仕方なく、レコードコレクションから見つけ引っ張り出し
再び写真撮影でやっと画像アップ‥（泣）
はぁ‥‥デジタル進化に追いつけない世の中。
昨夜の夕食も思い出せない脳みそ世代には優しくないぞ！と‥
本題より愚痴が長くなりました。
とにかく、再びCDやUSBメモリで音楽聴くのが困難になってきました。

バンド、めたぼで、この9/8のスキャッターブレイン（ジェフベック)をやりたいと
ベーシストが口に出したからエラい事に。
私がこのテーマのフレーズを休憩時間、ベーシストにレクチャー受けている最中、
ストライクゾーンど真ん中の元ギタリスト作曲家の目がギラギラ！
コレはヤバい！とメンバーが思い始めた頃には手遅れ。
このバンドでは8パート、アレンジした譜面を提出したモノ勝ちとなります。
何とか思い止まって貰い次作「ワイヤード」からの7/8拍子の「レッドブーツ」で
勘弁して貰いました。
半ば諦め覚悟し、このスキャッターブレインのフレーズを練習し始めました。

2年以上、時は経ち
ギター×2、トロンボーン×2、キーボード×1の曲芸カバーは避けられたのですが
今や、この9拍子フレーズは私のエキササイズフレーズとなっております。
曲のテンポは♩130位？これが後半テンポアップし136位？になった時には
ピックがツルツル、ぐるんぐるんに回転しております。
以前も書きましたが20歳当時、8ビートになれた周りのロックドラマーは
後にインコグニートを結成するリチャードベイリーのドラムの音が取れず
どう叩いているのか分からない！とサジを投げてました。
いざ、ギターを弾くとなると、しかもジャスト！の符割で！だと
一拍目に音を合わせ弾くのは大変。テンポアップした後半はドラムのフィルも
大変な事になりリズムが分からなくなり逆に余計速く弾いてしまうオチ。
エンディングのギターだけになる9/8ソロは恐ろしくて。
ホント、やらずに済んで良かったです。

Jeff Beck - Scatterbrain


ドラマーさんはスタジオ盤のリチャードベイリーのは仕事上しっかり叩けますが
ヴィニーカリウタが叩くこのテンポは、バケモノ！と申しておりました。
これくらいテンポアップしたら、私のピッキングスキルでは逆に
誤魔化しが効きそうで弾けるかも？のですが、

ドラマーは鬼ですし、
キーボードとユニゾンとなると、ズレは許されないですな。

Jeff Beck - Scatterbrain (London, 2007)

メガデスでも仕事した事も有る名ドラマーのカリウタですが

いや、ジェフベックもバケモノですな。
何回も練習していると指がつります。

リスナーには理解して貰えない難曲だらけのこのバンドなんですが
コロナ渦の中、二本のライブが飛び、このバンドが存続しているのか？
不明な気分になります。

エクササイズとして弾いていると、段々攻略したくなり
如何に脱力し、正確に弾けるか？攻略ゲーマーな状態になり
ある意味ヤミツキになる曲です。

しかし、プログレメタルバンド、ドリームシアターが当たり前の世代になると
変拍子はお手の物、全パートテクニシャンだらけなので
普通に符割トレースするにはそれ程苦にはならないのかな？と
ジェネレーションギャップも感じます。