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ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

猪木vs上田馬之助 ネイル(五寸釘)デスマッチ

2020年11月27日 | プロレス
新日本プロレス関連は直ぐ動画消されるんで
見つけたらすぐ記事にしないとで、記事を差し替えて貰いました。

日本初のネイルデスマッチ。
後にWINGが最大のウリの1つに使っていましたが
この当時からすると、凄惨な背筋の凍る光景ですよね。

コレ、完全決着戦として、後にジャパンプロレス社長となる
大塚営業部長が発案したら通ったようです。
最初はリングサイドに張り詰めた氷を置く完全決着戦を提案したら
「それは死ぬだろ!」と猪木。五寸釘デスマッチは猪木のアイデアだそうですが
過激なデスマッチでの過激な完全決着を考案していた時に大塚営業部長の案が通った様で。
ラジオに大塚氏が出演した時、この事を語っていて
大塚氏の意見が通ってそれに落ち着いた、という事に驚きました。
ホント、大塚氏は新間も認める優秀な営業部長だったんですね。
最後、ジャパンで長州引き抜き、テレ朝との違約金後悔、
コレを最後にプロレス界を去りましたが、その運命で無ければ
TBSと契約、良い営業マンを育ててたんでしょうね。
(派手なスーツ着ていたから893を思われて大変だったとも)

よそ様のプロレスブログでこの試合の舞台裏が書かれておりますな。
そちらも参考に。

私、アメリカかプエルトリコでブッチャーvsドリーファンクjrが
エプロンに鉄釘板を置いたネイルデスマッチの写真を見て
本当に釘に頭押し付けられ流血するドリーの姿に恐怖を覚えました。


史上初世紀の釘板デスマッチ 1/3


史上初世紀の釘板デスマッチ 2/3



史上初世紀の釘板デスマッチ 3/3



この試合、過去に数度、映像を見た事があるのですが
お互い落ちそうで落ちない光景、
お互い上手いなぁと思いつつ、結局は落ちなかった。
私、鉄釘板に落ちた事が無いんで正確とは言えませんが
鉄釘板に落ちると釘数本より痛くない様で。
高校生の時、板に付いた釘をうっかり上履きで踏んでしまい
痛いのなんの!でした。此方の方が痛いという事を聞いた事があります。

しかし、この当時は相当刺激的なカードですな。
そして猪木、日プロ追放の原因を漏らした
(上田は脅迫で吐かされたとも。後々散々幹部に虐められてたとも)
上田馬之助vs猪木というカードはヒール上田馬之助として、
この頃、未だ真相はハッキリしない猪木追放事件の裏切り者とされた
トレーニング好きで猪木と仲良しだった上田との抗争は
当時、どう話されていたか?分からないですが、
完全決着戦として、相当刺激的なカードだったでしょう。
子供の頃、雑誌の写真でしか見れなかった私にとって
想像すると恐ろしい光景でした。
チケットが売れなかった猪木vs上田。、ネイルデスマッチと発表したら
飛ぶように売れたそうでした。
ガラスコップをかじってやった!
という逸話がある上田(後に天龍が真似る)。
フリーになってアメリカを主戦場にしても、売れなかったという上田。
テキサス時代はカブキと一緒に暮らしたそうですな。
地味だったのかなぁ。国際、新日、全日、最後IWAジャパン、
そして悲劇の交通事故。
猪木も上田も魅せるうまさが印象的でした。
しかし、リアルタイムで見ていた方々は上田に落ちて欲しかったのかなぁ。

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4 コメント

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Unknown (Home In My Shoes)
2020-11-28 11:43:37
釘板デスマッチはなんとなく覚えております。もちろんデスマッチなんて見たことなかったのですが、アニメ「タイガーマスク」とかのデスマッチを想像してたので、リング一面釘びっしりかと思ってたら板だったので、ちょっと拍子抜けしましたっけ。

当時は子供だったので、そんな無責任な感想でした(*´ω`*)。書いてて「ひでー」って思いましたもん。

猪木・馬之助でこういう試合があったとは知りませんでした。いや、ホントに。馬之助は好きだったのですが、新日見てたわけではなかったもので。

それにしてもTVマッチですよね。すごいことやったもんですね。

馬之助、太郎さんの言われる通り地味だったんでしょうね・・・。金髪で悪役顔つくっても、なんか基本を大事にした試合運びでマジメさが垣間見えて。

私はそんな馬之助がものすご好きでした。だれもがメインイベンターになれるわけじゃない中、たとえ最初の志とは違っていても務めあげる姿を多くの非メインイベンターに感じて応援してたので。

特に馬之助は憎まれ役でしたからねー・・・。あらためて合掌です。
返信する
デスマッチ私観 (凸椪)
2020-11-28 14:13:58
「デスマッチ」と聞くと、後年、“炎のカリスマ”と称された大仁田厚を思い浮かべますが、ハッキリ言えば、大仁田はデスマッチを“安売り”した功罪があると思います。その後には、他団体でも「釘板」だけでなく「画鋲」や「蛍光灯」を使った血みどろの試合が行われるようになったため、逆に観客や視聴者には「痛さ」が伝わりにくくなった感があります(実際は、足の裏に画鋲が刺さっただけでも仰天するわけですが…)。まぁレスラーは傷だらけで試合していますが、迫力という点では、FMWデスマッチ路線は猪木・上田戦よりも劣ると感じました(大仁田は猪木のネイルデスマッチを引き合いに出して、リング外に落ちなかった両選手と大仁田自身の試合を引き比べ誇らしげに著書で語っていましたが、猪木と大仁田の“格の違い”を度外視しても、大仁田のデスマッチにはインパクトは薄かったと…)。
猪木・上田のデスマッチでは、一旦、リング下に落ちたら「ジ・エンド」との印象を、当時、テレビ観戦では持ちましたが、実際にはアレは金属の釘ではなく、金釘に似せたゴムをべニア板に並べた代物…との記述を、後年、何かの記事で読んだ覚えもあります。
返信する
Home In My Shoesさん (太郎)
2020-11-28 22:21:00
五寸釘板の上でプロレスするとしたら、レスラー、レフリー共に拷問でしょうね(笑)
上田馬之助という人は日本人初の本格ヒールを確立した人ですし
オマケに、真面目な常識人と来たら、猪木と同じセメントレスラーと言えど
野心のレベルが違ったというか・・・。私は業界の人間では無いですが
馬場猪木となると取り巻く人も様々、善悪含まれますし・・(察して頂ければ)
高橋の本で本人的にはタニマチの多い上田さんとシンをくっ付けた事に後悔があるそうな。
全日本では二人ペアという条件を絶対的な関係を築いたシンが出したとも聞きますね。
チケットが売れない苦肉の策だったそうですが、ネイルマッチとなると人間の残酷心をそそりますよね。
今の時代では好む人多いとも思いますが、お互いしっかりしたグラウンドの攻防が多い事に
改めて驚きます。日プロ時代は練習好きの親友だったしで、
お互い演出も上手いなぁとも。
以前に何度も記事に書きましたが初めてプロレスを観に行った時
駐車場口の駐車場で遭遇したのが、怒鳴りまくる上田さんとシンでしたので、怖かった・・・。
しかし、その頃「禁煙パイポ」のCMやドッキリ番組で
色仕掛けしてくる人妻の誘惑を一生懸命、人として諭す上田裕司という
大人の常識人に驚きました。子供だからドッキリとバレたら、仕掛人殺されるとヒヤヒヤして・・。
「男は馬之助」もその頃でしたし。
返信する
凸樫さん (太郎)
2020-11-28 22:53:21
大仁田の功罪は当時プロレス団体に会場貸してくれなくなるという
プロレス界のイメージを作り迷惑を被った会場側と同業者だと思っております。
本人も言ってましたが「グロになったら意味が無い」
というデスマッチの「美意識」が有るか無いか?と。
そこまでのアングル展開。試合で魅せる事。
実際、大仁田ブームの頃、会場で大仁田やポーゴのデスマッチを観ましたが
正直面白かったです。チャボゲレロとの斬撃やテリーの影響で覚醒したのでしょうし
ジュニアヘビーで才能的にも馬場、猪木、鶴田と超一流選手に適わない大仁田が
栗栖やケンドーナガサキ達と繰り広げたデスマッチは役者も揃い面白かったし、
WWFでも活躍したトップレスラーのブル中野が大仁田さん凄いと言う位ですので。
何だかんだ大仁田拒絶して引退していた長州を
徹底的にやられたとは云え
横浜アリーナの有刺鉄線リングへ引っ張り出したのですから。
狭い日本にインディー乱立という事もありますが
ブームが終わっても葛西の蛍光灯デスマッチ、私は面白いと思います。
大仁田信者ではありませんが、好き嫌いは分かれるとは云え
超スター級では無い一度底を味わった人間のデスマッチ世界感は私は面白かったと思います。
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