「北陸」「能登」ラストラン

寝台特急「北陸」
夜行急行「能登」が

昨夜を最後に姿を消しました。

「能登」なんか、昭和３３年、東京～大阪間の東海道線を走る
「こだま」から使われた「ボンネット列車」という古い車両です。

この両夜行列車、共に、上野～金沢を走る列車です。

子供の頃、時刻表を抱えて走り回った鉄道オタク
通称「鉄ちゃん」としては、寂しくてなりません。

ブルートレインは、個室もありますが
あの情緒的な２段ベット（昔は３段ベットも）が
とても風情があり、寝れない時は通路にある
腰掛イスに腰を下ろし、真っ暗な景色でも走る情緒を味わったモノです。

残る主力ブルートレインは
私からすれば、もう近代ブルートレインの東京～札幌を結ぶ「北斗星」
その他、２本位ですか。
特に、牽引型の列車は数がもう僅かです。

昭和の灯りが消えていきます。
凄く、寂しいモノです。