Ｃｈａｒ本

１４歳～２０歳過ぎまで、たまにＢＬＵＥＳの真似事をする以外は
殆ど一本調子の純メタラーだった私が
メタル以外の音楽の幅を広げるキッカケにもなったＣｈａｒという存在。
ＪＬ＆Ｃの歴史的なフリーライブアルバム「フリースピリット」は
当時の私にはかなり影響を与えたアルバムでした。

私が音楽に目覚めた頃にはシンセサイザー全盛の時代で
世にギタリストがあまり必要とされなかった時代とも言われますが
（Ｃｈａｒ本人が）

子供の頃の話から現在迄のＣｈａｒストーリーと
これまで使ってきた機材がガツンの集約された本を
病院帰りの本屋で見つけてしまいました。
内容的には個人的に自分が持っているＧＭ誌のインタビューと
被る所も結構有ったのですが
なにせ値段が「２４００円」という・・・・
病院帰りの私には非常に高額だったので
チト、貧血気味の頭で立ち読みしてしまいました。

地元の戸越銀座への愛着の事、
ギターに影響を受けたベンチャーズ、
両親の話、
元々、グヤトーンのギターを独り占めしていたお兄さんが
Ｃｈａｒの才能を認め、親と喧嘩した事、
石田一生との掛け合い、
ジェフベックやジムコウプリーとの付き合い。
その他、興味深い話が沢山出ていました。

その中で思ったのが個人的に
色んな機材に手を出しては飽きて機材を沢山変えてきたイメージがあるＣｈａｒですが
以外にそんな膨大なモノでは無かった気が。
ムスタング、ストラト、ＥＳＰ、ＳＧ・ＳＰとかシングルコイルに拘ったチョイス
（勿論、コレクションには膨大な種類のギターがあるのでしょうが）
そして、アンプ類もフリースピリットで使った
ＪＣ－１２０（１６０？）とツインリバーブ、
私の中で一番イメージの深いハイワット、
そして現在のマッチレス・・・等々。
エフェクターはやはりＭＡＸＯＮ、そしてケンタウルスという歪みと
どうにもエコーでは本人もヤミツキになる「コピーキャット」のテープエコーとか。
（ＣＥ－１も使っていましたな。後、オクターバーも多用ですしね）

もうチト、体調が良ければ・・・・
いや・・ゼニが有れば・・・

もうチト読んで居たい本でした。

因みに、１冊しか残って居なかったので
数日後には売り切れていました・・・。

このアルバムも大好きでした。
因みに１ｓｔギターソロはＴＯＴＯのスティブルカサーが
ギブソン５９年レスポール（恐らく）で弾いていますな。
（最初、Ｃｈａｒのソロかと勘違いしました。）


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