ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

フェンダーUSA Highway Oneシリーズ

2022年12月02日 | 楽器
2004年頃、フェンダーが10万円以下でギターを販売するという
私個人的には衝撃のモノで。
当時、フェンダージャパンのテキサススペシャルPUが乗った
アッシュボディーのストラトをメインにしていました。
当時メタルをやっていた私がイングウェイやリッチーブラックモアでも無いのに
シングルコイルのギターを弾いて、特に練習用に。

フェンダーが定価10万円なんて衝撃的でしたよ。
私世代でも高校生の頃ギブソンとフェンダーUSAは憧れブランドでしたからね。
エントリーモデルでも無いのに実売価格10万円以下って。
(後、ギブソンのパステルカラーSGJrが5万円で売られるという悲しい事になりますが)
この頃、フェイデッドモノが沢山出ていましたね。
塗装を簡略化するモノです。パフがけやトップフィニッシュを
マットにし、最初は鳴ってくれないけど時間をかけて弾き込めば味が出ると。
私、サテンフィニッシュのネックってスベスベで大好きです。

で、このハイウェイ1シリーズ。
店頭に何度か並び数本弾かせて頂きました。
何せフェンダーUSA!ですから。
(当時、ギター業界の大変化に驚いていた頃で)
実際に鳴らしてみた感想は
「音が細い」でした。何というか新しいムスタング的な。
リアPUがハムバッカーのSSHのモノも弾かせて頂きましたが
当時、私が求める音の太さとは逆でした。
歪みは勿論、ファットでJAZZも行けるクリーントーンが好みでしたので。

しかし時が経ち、パワーコード主体のプレイだったのが
16ビートのカッティングがかなり多くなり、カッティングが大好きになると
コレは現場でかなり使えるギターでは無いかなぁ?と思います。

My Two Fender Strats Compared - Highway One vs Custom Shop!


クリーンのアルペジオなんか空間系エフェクターを上手く利用すると
キラキラなベルトーンになって行くのでは無いかな?と。
ハイが強めなPUって安物扱いされる事を経験した事が有るのですが
アルペジオやクリーンなカッティングはかなりイケるんでは?と。
私が20歳の頃、デジタルレコーディング卓‥SSLやニーヴが1億円レベルで日本に入って来た頃でしたし、
クリーンカッティングとアルベジオはSSLに直接繋げRECし
後は当時最先端だったYAMAHAのSPXマルチエフェクターで空間系かけ
ミックスダウンした経験でこういう場合、使うシールドにより良いのでは?と
今になって思います。

只、10数年前にこのギターを文章中に登場させ記憶があるんですが
木材のクオリティーはそんな高くないから
高価なPU(当時TKRとか)を乗せるには向きません、
もっと良いギターに乗せる事をお薦めしますと
コメント頂いた方に向け他の方からコメント頂くという事が有りました。

当時ストラトはヴィンテージは別としてアンプ勝負!と思っていたりですが
その頂いたコメントは、やはり納得でした。
変えるなら私だとセイモアダンカンのSSLシリーズに乗せ替えだっただろうな。
ブリッジは二点支持のウィルキンソンとかでは無く
このママ使えるモノですね。
裏のスプリングはローヴィンテージに交換すると思いますが。

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2 コメント

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Unknown (home in my shoes)
2022-12-11 18:29:23
こんにちは(*´ω`*)。発表当時、衝撃の価格でしたね!一体、メキシコやジャパンとどっちがいいのかって思いましたけど、価格でまず比べてるんですから、さっぱりわからなくて。

フェンダーのカタログ見ても、コストダウンは塗装材と塗装工程の簡略化、そのおかげで塗装は薄くて鳴りがよくなるって、わかったようなわかんないような。

その後はカタログからも消えたんでしょうか?だとしたら、そんなになんか出なかったってことなんですかね。うーん。

まあ、価格帯で住み分けてるはずなのに、本家が低価格出してどうすんのかって感じに受け止めてました。トヨタは軽自動車を大っぴらに宣伝しないのに。

塗装と鳴りがこういうアプローチで正しいなら、無塗装が最高?いや、そんなアホな(*´ω`*)。
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Home In My Shoesさん (太郎)
2022-12-11 23:10:54
当時、ホント衝撃でしたね。USAが10万円で!?と。
私その頃の認識ではUSA→JAPAN→MEXだったのですよ。
MEXが激安だったので。
フェイデッドモノ、塗装の簡略化コストダウンで良い音が鳴る!とやたら店員さんに
勧められたモノも多く。(典型的営業成績型の人達)
しかしコレ、メインギターとして数年がっつり弾き込んだら鳴るでしょうね。
ギブソンのフェイデッドモノ、335やとかは結構厳しい音だったかな‥。
パステルカラーモノが5万円台で出た時、古株リペアさんは嘆いておりました。
レスポールjr購入したコメント常連さんがいらっしゃいましたが結局
質屋でエピフォンジャパンのギターと交換したという話が有りました。
コストダウン化、フェンダーもギブソンもカスタムショップ製がTOPで
結構売れていたので棲み分けが変わったと思います。
USAシンラッカーに拘るのも良いですが、私だと当時ならJAPANを買っていたでしょう。
ただ本家しか出ない音って有りますもんね。
今度ネタにしますがフェイデッドモノ、又は塗装簡略化で気に入ったモノ有りました。
無塗装‥今回持って帰って来たインドネシア製スクワイアのネックが無塗装で
3年間本家で放置されて酷い事になり持ち帰りましたが、このギター
JAPANからしっかり塗装されたリメイクをリリース物を弾いたのですが
個人的に無塗装のモノが音良かった!という事が有りました。
63年ストラトでボディー塗装を全部剥ぎPUをダンカンのアンティクイティが乗せられたモノが
90万円で売られていた事が有り弾きましたがPUが違う事も有り63年感は無かったです。
(オリジナルパーツ付きで売られていましたが)もし気に入ってたら買っていたかもです。
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