マーティーフリードマン

今では、国営放送の「英語で喋らナイト」、その他
バラエティーですっかりオモロイ外人扱いですが
ある意味、メガデスを変えたかも？のこの人。
偏屈、我が儘リーダーで、私はメタル系のリフの世界では
かなり好きな元メタリカのリードギターの
自己中男、デイブムステインが「マーティはギターの天才！」と
言わしめた、ギターの達人です。
(正直、私はもうバラエティーで飽きた…)
今では、相川七瀬を始め、バックミュージシャンも
やっていますが。ツイストの世良さんの所でも弾いていましたな。

ハワイ出身で、当時付き合った日本人の彼女に紹介された
日本の「演歌」に刺激を受け、新宿区在住の
ほぼ日本人となってる今、番組で憧れの八代亜紀とセッションするのに、
自費でスタジオ取りオケを作った、演歌ビブラートを必殺技に持っています。

まあ、早弾きギター専門レーベルだった
マイクバーニーのシュラブネルで現在、難病で闘病中のジェイソンベッカーと
コンビ組み、スラッシュメタルバンド
「カコフォニー」でデビュー、日本のユナイテッドと日本公演しています。
まあ、今では当たり前となったテクニカルな
ネオクラシカルツインリードの元祖的な存在の
確か今年45歳位の「良いジャン！」が口癖のこの男。カコフォニーの時は不協和音的早弾きハモりしたり。基本的にアーミングは大嫌いだったり。
カコフォニーは完全にマーティとジェイソンを
売りにするバンドだったんで解散後、ジェイソンはデイブリーロスバンド、
マーティはメガデスへと移って行きます。
個人的にはメガデスの最高傑作と思う「ラストインピース」で
素晴らしい楽曲と強力なデイブムステインとマーティの
ツインギターで、黄金期を築きました。
因みに、私事ですが、今更ながら、偏屈なこのバンドの曲
「ホーリーウォー」のオケをダウンロードし、
デイブのややこしいリズムギター、マーティのエキゾチックかつテクニカルなギターソロ
デイブの破壊的なギターソロを「くそったれ！」を連発しながら
ギターコピーして帰郷前レコーディングしていました。

次作の「破滅のカウントダウン」で全米チャートトップクラスバンドになり、
何だかメタル度が薄れて行きましたが。
97年に武道館ライブがある予定がマーティの脱退で中止。
メガデスはインギーと同じくデイブムステインの独裁政治的バンドで
メンバーが沢山入れ替わります。

マーティが強く影響を受けたバンドとして
KISS、ラモーンズ、その他幅広く取り入れ
挙げ句の果てにはJ-POPとなり、メガデス時にメンバーに
変人扱いされます(--;)
影響を受けたギタリストの一人にマイケルシェンカーが居ますが
バラエティー番組の中でマイケルとの思い出話を語っていましたが
偶然、家が近所でスーパーマーケットでマイケルを発見した時
多分、マイケル闇の時代ですかね？
「あっ！マイケルシェンカーだ！とビックリしていたら
手にはビールだらけ。ヤじゃん！あんなに憧れた奴がビールまみれの姿見たら幻滅するじゃん！」
「マイケルと一緒にレコーディングする話があったんです。
で、僕が「ではまず曲を作りましょう」と言ったら
マイケルは「いや、曲は要らないんです！」と言われたよ……」
と、ご破談になったそうです。
(michaさん、こういう事です…と業務連絡)

今では、日本語でギタークリニックDVDを出したり
テレビや雑談で審査員したりしています。
(私なんか歌やギター、ケチョンケチョンに言われそう)
楽器フェスティバルでマーティのライブ見たら
やはり「飽きた…」でした。それより競演したベンチャーズ弾く
小学校三年生だった「ちっち」ちゃんにド肝抜かれた位でした。

まあ、しかし、田舎で、マーティ時代メガデスの
20年前のヤングギターを見てコピーしたりしますが、
「ラストインピース」の「トルネードオブソウル」なんかの半音階上がりストレッチ奏法は
見事に指が届きません。
因みに当時は勿論、英語でのインタビューです。