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Journey 「Revelation」

2012年04月12日 | Music

2008年発売のフルレンスアルバム「Revelation」から、「Escape」に収録されていた「Stone in love」リマスター版を1曲買いしました。
このアルバム最大のトピックは新ボーカル、アーネル・ピネダの加入でしょう。バンドの黄金期を支えたスティーブ・ペリーを超えるべく繰り返されたボーカルチェンジは成功したとは言い難く、逆にスティーブ・ペリーに似た後任を、陽炎を追うかの如く探し続けたことに、逆にいちファンとして寂しさを覚えたりもしました。
しかし、この新ボーカル、声量・技量ともに素晴らしいシンガーで、スティーブ・ペリーのコピー感も強かったりしますが、そんな杞憂をパフォーマンスで黙らせてくれます。前任のスティーヴ・オージェリーは声質は似ていましたが声量が不足気味でパワーバラード、ハードロックには合わないと感じていたので、輪をかけて今回の新ボーカルは納得の出来と思いました。何でもYoutubeで彼のパフォーマンスを聴き、その後実際に会って加入を決めたとの話。さすがネットの時代です。
そうは言いながら購入した曲は名盤「Escape」の再レコーディング曲。時代も変わりバンドの目指すトコロも変わっているでしょうから当然と思いますが、このアルバムには自分がJourneyに求める楽曲がなかったです。セルフカバーが多いこのアルバム、バンド自身も新しい一面を見出せなかったのでしょうか。それともレーベルの意向なのでしょうか。。。産業ロックと比喩されたバンドですからヒットさせて当然という期待値が苦悩と見て取れる気もします。
そうは言いつつ、素晴らしいシンガーも活きる、新しいロックを期待せずにはいられないバンドです。

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