今回はリヤサスペンションを加工します。ハセガワさん、ここまでディティールにこだわるのならスプリングは金属部品にしてくれると嬉しいのだけれど・・・ね。
まあ、贅沢言っても仕方がないので自分で金属に置き換えていきましょう。
キットのスプリングは外径4.4mmです。いつもは自分で金属線を巻くのですが、固すぎず柔らかすぎず、巻いた後も形状をしっかり保ってくれる金属線に今ひとつ出会えません(T^T)。
良い素材があったら是非教えてください。
ということで今回は新しいチャレンジをします。
市販の金属スプリングでいい雰囲気の物を探して置き換えようという作戦です。選んだのはこちら。
トーハツさんの「Jスプリング・A-109」というものです。
スプリングの外径は4.0mmと若干細いのですが、線径がキットの物とほぼ同じでいい雰囲気です。但しこの頃のカワサキのSSは500だけじゃなく、250も350も巻きが不等間隔ピッチで下側のピッチが詰まっています。
さすがに専用品ではないのでここの再現はできませんが、長さもほぼ同じで全体の雰囲気が良いので今回はこれをつかっていきます。
ダンパー部分はプラパイプと金属線で再現します。このスプリングの内径よりちょっと細いくらいのプラパイプを使って、スプリングの中間くらいの長さに切断してインナーロッドの受けにします。
インナーロッドはアルミ線の丁度いいサイズがあったのでこれを使います。
リヤサスペンションのアウターケースに真っ直ぐに穴を開けてアルミ線を挿しました。これが基準になっていきます。
全体の長さがキットのパーツと揃うように気をつけて接着しました。
仮組みするとこんな感じです。若干上下の座りが悪いのでスプリングをダイヤモンドヤスリで削って平らにしてあります。当たり前ですがスプリングの巻きがピシッとしているので、それだけで精密感が出ます。
KH400の時は手で巻いたのですが、どうしても一部巻きが揃わなくて悩みました。
市販のスプリング、いいんじゃないでしょうか。色んなサイズがあるので、今後も使ってみたいと思っています。
さあ、先に進みましょう。
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