透析ライフと散歩と写真

陽気につられて気ままに散歩!
透析生活を前向きに過ごしたい
日々の生活を感じたままに
書いています。

透析にお盆休みはなかった

2015-08-15 | 私の透析ライフ
昨日は曇り空。
いつもと違って猛暑日ではありませんでした。

最近は暑いので行きだけ30分間、徒歩で通院していて、
帰りは地下鉄にしていましたが、たぶん大丈夫だろうと思って
帰りも歩きにしました。
気温がちょっと低くなっただけで、かなり体が楽になって歩けました。

暑い日は朝から思いっきり元気に鳴いているセミの声を、
うっとうしく感じていました。
それなのに昨日は爽やかに聞こえたのですから、結構自分も
適当なものだと思いました。

それに久しぶりの夜の散歩のときには、虫の声が草むらから
聞こえて来て、あれぇ、もう秋の気配か・・・と思いました。

その時どきの気分次第で、見るもの聞くものが同じでも、
感じ方が違ってくるのですから、面白いもんです。

通っている道も昨日は人通りがまばらでした。
みんなお盆休みなのでしょう。
透析治療にも「お盆休みがあったらいいな」と思いますが、
こればかりは休みがありません。

通っている患者達は皆、どんな体調でも、どんな天候の時でも
様々な事情を乗り越えて、黙々と通い続けています。

同時に病院のスタッフも、お盆の時期は休みたいだろうに、
患者に合わせて来ているのですから、仕事とはいえ有難いものです。
本当に感謝致します。

今日は70回目の終戦記念日です。
合掌

常識というウソ

2015-08-08 | 最近心に感じたこと

人間社会には「常識というウソ」が存在するのを
ご存知でしょうか。
たとえば「人間は皆平等である」というウソ。
実際の人間社会は不平等だらけだと思いませんか。
人間は生まれながらにして、厳しい格差社会が既に
始まっているのですから。

「子供は宝だ」のウソ。
子供は宝物だと親の誰もが言いいますが、
実際は親による子供への虐待のニュースが
毎日のように流れています。

ちっとも宝物になっていないのではないでしょうか。
子供はどの子も皆可愛いものです。
しかし実際は親から可愛いがられる子と、疎んじられる
子がいることを大概の大人は知っています。

「結婚こそ女の幸せ」のウソ、
確かに女性にとって結婚は夢であり、人生の希望であります。
しかしながら結婚した親の中で、今現在も自分は幸せだと自信を
持って言える人が一体何人いるでしょうか。

男は結婚前に「必ず君を幸せにと約束する」というウソ。
結婚早々に相手を裏切って、酒・女・ギャンブルなどに
走る輩も多いのではありませんか。
男は「口先だけ」だと、賢い女性は既に見抜いています。

最近離婚した芸能人カップルも、人も羨むほどの豪華な
結婚式を上げたのに「いやになったから」と言って、
さっさと別れてしまいました。
結婚がちっとも幸せに結びついていないのです。

結婚すれば=幸せとは限らないのは明白なのに、
「結婚こそが女の幸せよ」といいながら、誰でもいいから
早く結婚をと世間体を気にしながら、安易に結婚を勧めるなんて、
ちょっと軽すぎていませんかね。

「いい大学に入らないと、幸せになれない」のウソ。
親も教師も子供を半ば脅しながら、勉強の必要性を説きます。
子供の将来への不安を散らつかせながら、
「いつやるの 今でしょ」と勉強をせかせるなんて、
何とせこい手口でしょうか。

確かに勉強は必要です。
それを誰も否定はしません。
勉強しないよりは勉強した方が、将来に役立つのは事実であり、
就職にも有利でしょう。

問題はいい大学に入れば=幸せ、落ちれば=不幸と、
一方的に説くことが問題なのです。
しかも大学に入ったことで一応の学歴がついても、社会に出て
役立つ学力が、ついているとは限りません。
一流大学を出てもコミュニケーション能力や、問題解決能力が
全然ないのでは話しになりません。

このような親の教えに子供は漠然とした不安を感じながらも、
素直な子供ほど親の言葉を信じて、言いなりになります、
やがて社会に出てから、それらは見事に
裏切られることになるのです。

そうやって人間と人生の矛盾、人間社会の理想と現実、
表と裏を知ることになります。
聡い子は大人の欺瞞を直ぐに見抜きますが、
疎い子供は大人になっても、中々気づきません。
そして悲劇を体験するようになります

もし子供の頃から本当のことを教えられていたならば、
夢や希望が多少減るかも知れません。
しかしながら社会に対しても現実の厳しさに対しても、
単純に失望することが大幅に減るに違いありません。
逆に現実を直視して、たくましく生きていけるのでは
ないでしょうか。

夜散歩とシェルター暮らし 

2015-08-06 | 私の透析ライフ
昨日も暑かった。
私の周りの人たちは、この連日の猛暑にまいっている
人ばかりです。
朝から気温がぐんぐん上がったので、私も熱中症を心配して
いつもの散歩を中止しました。

私は1日に1回、最低30分以上の散歩を目標にしています。
平均すると1時間くらい歩いています。
糖尿病対策として食後の血糖値を下げる為と、足腰の筋力が
衰えないようにするのが二大目標です。

透析の日は食後に徒歩で通院。
30分のコースで最初の半分は地上を歩き、途中から地下道に
入って病院まで歩きます。

地上は暑さのせいで歩いている人が少なく、
地下道は空調が効いていることもあって5~6倍の
人が歩いています。

透析後の帰りは気温が最高値になるので、さすがに歩いて帰る
勇気がありません。
いつの間にか100%地下鉄利用になってしまいました。

透析のない日は、どうしているかというと、暑くて紫外線の
強い時間帯を避けて、夜の時間に散歩を切り替えました。
ところが、この頃は夜も厳しくなって自動的に夏休みに
入ってしまいました。

昨晩も風があったので、19時頃に試しに散歩にでたものの、
外は思いっきり蒸し暑かったのです。

しかも風は風でも生暖かい風でしたので、
一瞬「散歩どうしようかな」とためらってしまいました。
外に出ちゃったのだからと思いつつも、歩き始めましたら、
直ぐに汗ばんできました。

蒸し暑さがダメなのだと痛感。
透析患者にとって生暖かい風と、蒸し暑さの中を歩くのは
危険行為に近いものです。
熱帯夜を耐えるのは健常人ですら容易ではないからです。

昨日会った透析仲間も、夏バテ気味で食欲がない。
水だけが欲しくなってドライウェイトまで下げるのが
大変になっていると言っていました。
しかも下手をすると、「ドライウェイトまで下げる前に
体重が減ってしまう」と嘆いていました。

「水分の摂り過ぎは浮腫の原因であり、心臓にも
血圧にも影響するから、絶対に気を付けた方がいいよ」と
アドバイスされました。
分かっていてもつい水分に手が伸びてしまうのが現状です。

部屋の温度計や湿度計とをにらめっこしながら、
なるべく外に出ないように、太陽と紫外線を避けて
暮らしている自分は、さながらシェルター暮らしをしている感じです。



透析とマスク美人

2015-07-30 | 私の透析ライフ

私の通っている透析病院には美人が多い。
受付嬢を始めとしてスタッフの多くが美人だ。
他の患者と話す機会があった時にも、
「ここは美人が特に多い病院だよ」と教えてもらった。

透析中、患者達は特にやるこもないからだろうか、
こういうことも考えているのかと新しい視点を教えられた。

そういえば私の近くベットの老紳士は、
いつ話しかけても浮かない顔でそっけない。
今までに挨拶すらしてもらえないこともあった。
「病人だから仕方ないか」とか、「性格もあるし、人はそれぞれに
事情があるのだから、それもやむをえないか」と思っていた。

ところがびっくり!看護師さんが話しかけると、
笑顔で答えているではないか。
軽い冗談を言ったり、時にはからかったりしながら
会話を楽しんでいるようだ。
この人は「本当に正直で分かりやすい人だ」
「なんと可愛い御老人なのだろう」と、
思わず笑ってしまった。(^-^)

看護師さんは透析治療はもとより、老紳士達のボケ予防や
若返りにさえ貢献していると思った。
患者の透析中の様は、市場のマグロのようにベットに
横になって並んでいる。
しかも平均で3~4時間の間、ジッとしているしかないのだ。
目の前に来た看護師さんとわずかな会話が、辛い透析の楽しみの
一つになっているのだと思った。

特に若くて美人の看護師さん達は彼らにとって、
もしかしたら本物の天使に見えているのかも知れない。
美人が多いというのは、何か得した気分にさせてくれるからだろう。

しばらく前に人気上昇中のざわちんを知る機会があった。
マスクで顔の半分を隠しているが、持前のメイク技術で様々な芸能人の
そっくりさんをやっている人だ。

看護師さんも通常マスクをしている。
残念ながら顔の下半分には殆どお目にかかったことがない。
従ってここでいうマスク美人とは、鼻の半分から上と目とオデコ、
そして髪である。髪は束ねている人が多いようだ。

それを患者達はベットに横たわりながら、斜め上を微妙な
角度から見上げるということをしている。
その角度から見つけた美人。

健常人の殆どが知らない、患者達だけの世界なのだ。(^O^)/

人生悩みと迷い

2015-07-27 | 最近心に感じたこと
人生の悩みと迷い

人生には悩みと迷いがつきものです。
では人はどうして、いつもいつも迷うのでしょうか?
迷いと悩みの原因は自分の気持ちが。よく分かっていない点にあります。

なんとなくは分かってるのですが・・・・
突き詰めると、よく分からない・・・そんな経験がありませんか?
自分がどうしたいのか「自分の気持ちがハッキリ分れば」迷わなくなります。

その為には自分自身と向き合い、本当は自分は何を、どうしたいのか、
「自分の気持ちを確かめる」ために、理想ではなく自分の本音を
確認しなければなりません。
その為の自己分析をお薦め致します。

まず最初に大事なことは、自分自身の問題と向き合う覚悟が、
あるかどうかでしょう。
これは口で言うよりは意外と難しく、人間は嫌なことを
様々な理由をつけて先延ばししようとするからです。

しかも問題を何としても解決したいという気持ちがなければ、
いくら地位や、学歴、知識があっても、何の役にも立ちません。

能力の本質は「問題解決能力」にあると思います。
いくら知識があっても自ら行動を起こして、目の前にある問題を
解決できなければ、何の役にも立たないのです。

自分の「問題解決能力向上」のために、努力を惜しんではいけません。
自分を育てるのも、鍛えるのも結局は自分自身なのだと思いませんか。
自己成長の為に学ぶための時間と労力、自己投資の為のお金も
惜しんではいけません。

人生に対する姿勢

結局、人は誰かに依存してるだけでは、何も実現しません。
誰かが「やってくれるのを待っている」待ちの姿勢では、
結局、事情と環境にただ押し流されるだけです。

自分から何かしなければという危機感と、何とかしたいという
切実な気持ちが必要です。

自分は自分であり「誰も私に代わってくれる訳ではありません」、
私の人生を変える事が出来るのも、ダメにしてしまうのも、
そして飛躍させるのも、結局自分自身なのです。

※幸せな人生を願っているあなたを「温かく応援します」が
 私からのメッセージです。
 人生を豊かにするためには、自分が成長することが
 一番の 近道ではないでしょうか。


第5回東腎協大会に参加

2015-07-25 | 患者会イベント
                                      
7月19日(日)13:00~16:00にアルカデァ市ヶ谷で行われ、
東京各地域の患者会の方々が約130人参加しました。

1.最初に次の方々から挨拶がありました。
 ・NPO東京腎臓病協議会会長   藤田吉彦さん
 ・東京都福祉保健局政策部課長 渡瀬博俊さん 
 ・嬉泉病院顧問・理事長秘書  小林由子さん

2.その後、東腎協10回総会報告が藤田吉彦会長さん
  からありました。
  内容は2014年度の総括と今年度の計画、および今後3年間の
  中期事業計画方針が発表されました。

患者会の会員数の拡大について4000人態勢の構築と
財務体質の強化を目指すとしています。
 ・会員増強に対しては、「草の根 隣りのベットの人から
  声掛け運動」の実践
 ・社会貢献活動:東京都と連携強化し 災害対策を推進すること 
 ・組織効率化 :事務局経費削減  組織体制のスリム化
 ・広報活動の強化:

3.記念講演 「透析者のためのリハビリ体操」その成果と実践  
  嬉泉病院看護師長 浮谷章子さん
  これは嬉泉病院における腎臓リハビリテーション実施患者の
  現状を患者さんの透析中、後の血圧、疲労感の有無、
  ヘルパーの介入の有無など、患者さんの状況に応じて
  リハビリの実施場所を決めていること。
  リハビリ実施日時も患者さんと話し合い、透析日、非透析日、
  透析前中後のどの時間にするかも決めていると紹介されました。

★リハビリ室での腎臓リハビリは
  ①空圧トレーニングマシーンによる筋力強化
  ②理学療法士によるストレッチ 
  ③エルゴメーター等を使用した有酸素運動

★透析室中の腎臓リハビリは
  ①おもりを使用した筋力強化 
  ②理学療法士によるストレッチ
  ③ポータブルエルゴメーターによる、有酸素運動を
   行っていることが紹介され実際に参加した16人の患者さんの
   感想も紹介されました。

4.「透析患者の合併症予防に向けた腎臓リハビリテーション」
  嬉泉病院理学療法士科長 臼井直人さんによる
  透析患者と運動療法の必要性と効果について、
  1時間の講演がありました。

5.長期透析者(40年)顕彰・功労者感謝状贈呈がありました。
  残念ながら40年の長期透析者は、気温34度の中、
  参加を見送ったようでした。

6.軽食とアトラクション
 ・日本舞踊:患者会の方とそのお仲間による舞踊が披露され、
 ・落語2席・ハーモニカ演奏:患者会会員
  昼食会が始まると和気あいあいとした中で、患者同士の交流が
  なされました。
  東京全域から集まっているので、懐かしい顔を見つけては、
  あちこちで挨拶と労いの言葉が交わされていました。

会場の後方には、患者会の方の趣味のコーナーがあって、 
川柳・木工の彫り物・絵手紙・モンローの絵等が
展示されていました。
透析患者になっても趣味を通じて、人生を楽しんでいる方々が
沢山いるんですね。

日本舞踊を踊った方も透析患者であると聞きました。
趣味を持っていることで、踊りの仲間が出来て、日頃舞踊で
運動をしているからでしょうか。
羨ましいくらい体力があり、元気に見えました。

また、透析生活に役立つ商品が紹介され、ドリンクやレタスなどの
サンプル商品を頂きました。

今回、私は初めて東腎協の大会に参加しました。
今までは自分の所属している患者会しか知りませんでしたが、
ようやく東京全体の患者会の様子を知ることが出来ました。
他の患者会の方に接してみて「皆さん患者会に力が
入っているなぁ」と感じました。
それと「患者会に入っている人は、皆さん元気だ」が、
私の実感です。

今回の大会で、透析患者の医療環境と医療の質の向上の
ためには、国と東京都に働きかける上で、東腎協・全腎協・
各地域での患者会の数的基盤(人数)が大事なのだと、
改めて痛感しました。

患者会の人数が増えることで、国や都への請願と影響力が
拡大します。
結局、患者自身からの声が大きくならない限り、
政府・東京都・お役人さんや、議員さん達からの共感と協力が
得られないのだと思いました。

患者会の先輩たちは自らも透析をしながら、患者会の活動を
通して、患者同士の助け合いと、国や東京都絵の請願などに
尽力して下さいました。

先輩の方々の東腎協の活動と歴史を聞かせてもらうたびに、
涙なくして聞くことの出ないような深い話ばかりです。
新しく患者会に入った私は、そこに流れている篤い思いを
相続して、自分も出来る限りお手伝いをせねばと
率直に思います。

このような意味から、今回の大会は、患者会の存在意義を改めて
確認させられた機会となりました。

下肢救済・足病学会 市民公開講座参加

2015-07-19 | 患者会イベント
  
第7回日本下肢救済・足病学会学術集会
「透析治療と足のこと ~自分の足で通院し続けるために」という
講演を聞きに行ってきました。
場所はパシフィコ横浜 会議センター
対象は透析治療中の患者さんと家族になっていました。
講師は桑園中央病院院長 松井 傑先生です。
参加人数を数えてみましたら120名ほどでした。

全国腎臓病協議会会長 今井政敏氏から挨拶がありました。
最初にイントロダクション「慢性疾患患者の悲惨な足の現状」に
ついて、 一般社団法人Act Against Amputation代表理事
大浦紀彦先生 (杏林大学医学部付属病院形成外科・
日本下肢救済足病学会理事)から説明があって、
講演が始まりました。

透析患者の足に関する問題点が詳細に示され、それに対しての
最新の治療を行っている桑園中央病院における症例をもとに、
院長松井傑先生の治療方法を紹介してもらいました。

参加した私の感想は、足の症状を放置しておくと、ここまで
悪化するのかと、症例の写真を見せられてショックを受けました。
逆に治っていく過程の写真を見て、希望を感じることも出来ました。

MIA症候群
長期の透析患者が高齢と長期間の透析によって、合併症や
栄養障害が起きやすい状況にあることが分かりました
長い期間の透析治療で、不適切な食事制限、不適切な透析治療が
あると、慢性炎症・動脈硬化・栄養障害などの悪循環で、
心臓や血管の障害を起こしやすいこと。。
透析患者は透析を続けていること自体が「MIA症候群」にあることが
分かりました。

サイトカイン(炎症因子)
血液透析歴1年目の私は、この日始めてサイトカインの言葉を
知りました。
リン⇒白血球⇒サイトカイン⇒TNF-α

・むくまないようにすること、ドライウェイトの管理をして、
(余剰水を飲まないこと)
・高リン血症のコントロールをすること。
・十分な透析量を確保すること。そのポイントは透析時間にあり。
 時間:時間の延長4h×3と、膜面積:ダイアライザーの面積が
 大きいほどいい。
 これらのことで血液流量が増えれば、改善が期待できるそうです。

※足のケアには 深爪に気を付けること、毎日足を見ること、
 靴下を履くこと、水虫に注意することだそうです。

足の血流 ABI(大血管の評価)⇒SPP(微小血管の評価)へ
   

5つの戦略的治療について詳しい説明がありました。
①Dialysis with high quality(スーパーHD)
②Hyper baric oxygen therapy(高気圧酸素療法)
③LDL-apheresis(LDLアフェレーシス)
④Maggot therapy(マゴット治療)
⑤Pehabiliations for patints on dialysis(腎臓リハビリテーション)
これらを合わせた治療で大きな成果をあげていました。

まとめ
①全ての透析患者、医療従事者に足を守る重要性を
 知ってもらうこと。
②全国腎臓病協議会から医師(学会)への
 要望(患者会からの提案)をすること。
③来年に向けて全腎協と本学会Act Against Amputationの
 活動の連携強化することであると講師は語られました。


通院とベットの上の生活

2015-07-17 | 私の透析ライフ

昨日は台風が四国に上陸して、各地に大雨をもたらしました。
川の氾濫や道路の冠水などの、被害ニュースが流れていました。

そんなことから東京でも今日は雨が降るかなと思っていましたが、
朝出かける時は降っていませんでした。
早速「歩いて通院するぞ」と決意し、生暖かい風とムシムシした
甲州街道の歩道を歩いていると、途中から雨がポツリポツリ
降ってきました。

急きょワシントンホテルのところから、
地下通路に入って新宿駅南口まで。
空調の効いた通路はとても快適でした。

地下通路に入ってしまうと、台風の影響は全く感じません。
通勤で歩いている女性のカラフルな長靴が目立つくらいです。

歩いているうちに湿度が高いせいか、蒸し暑さを感じて
歩く足が普段よりも、ちょっと重たい気がしました。

あとは透析クリニックについて普段通りに透析開始。
私は睡眠時無呼吸症があるので横になってしまうと、
直ぐに行きが止まって無呼吸症の症状が出てしまいます。
シーパップの器械を持ってくる訳にもいかないので、
透析中は起き上がってノートパソコンを開くことにしました。

やっていることは日記を書くこと、ブログを書くこと、
メールを送ること、チャットをすること、詩を書くこと、
川柳を作ること・・・
あとは政治ブログか、青空文庫を読んでいます。

それらも飽きてきた場合はYouTubeで主に音楽を聴いています。
何と言っても私の透析は3時間コースですからね。
メニューが豊富でないと持ちません。
学校の授業のように時間割を決めて、やるようにしています。

特に終わりの30分位なると、テンポが好くて、威勢のいい音楽を
かけるのが、今月のマイブームなっています。
透析の閉めに聞いている音楽はマンボとか、マーチなどです。

ノートパソコンを持って来るようになってから、
ベット上での活動が充実するようになりました。
あっという間に3時間が過ぎてしまうのです。

しかもベットから動くことが出来ないので、読書をするにしても
作業するにしても集中して出来ることが、楽しみの一つで~す。♪

加減の分かる人

2015-07-15 | 最近心に感じたこと
加減が分かるかどうかは、
個人の力量に深く関係しています。

料理でいえば火加減。
もちろん味加減も、調味料やき微妙な塩加減一つで料理が
生きる場合もあれば、台無しになることもあります。

お風呂では湯加減ではないでしょうか。
お湯の温度が熱過ぎたら入れませんし、服を脱いでから
ぬる過ぎと気付いても手遅れです。

それがもし寒い冬場なら、さぞかしがっかりすることでしょう。
このように「ちょうどいい」温度を調整出来るかどうかは、
入る人の満足感に大きく影響します。

親や教師が子供を叱るときや、褒める時でもタイミングや加減が、
子供の心の成長に影響します。
親や教師が思いっきり褒めることはいいと思いますが、
自分の感情のままに、手加減することを忘れて、
思いっきり叱ってはいけません。
子供の心が壊れてしまうかも知れないからです。

勿論、これは大人でも同じで、何かを指摘するときや、
注意するときでも相手の心の器や精神状態を考慮した上で、
加減を調整しましょう。
そうすれば人間関係での失敗を、大幅に減らすことが出来ると思います。

特に人間関係では何を言ったかも重要ですが、
それ以上に「どのような口調、どのような態度で言ったか」の方が、
ひっかかりやすいと思いませんか。
これも加減の問題です。

週に3回の透析では、痛みのある、なしの穿刺は患者に
とって重要です。
更に血液をうまく引けるかどうかも、微妙な針の刺し加減に
かかっています。

あらゆる点において微妙な加減で、バランスが取られているのだと
覚えていてください。
これを忘れた瞬間に雑になり、手抜きにも繋がりやすいからです。

いい加減とは、どうでもいいという意味でのいい加減ではなくて、
ちょうどいい加減、ちょうどいい具合を調整するという
ことではないでしょうか。、

タクシー運転手との糖尿病談議

2015-07-14 | 私の透析ライフ
今日病院帰りに、あまりの暑さに怖じ気ついてしまって、
徒歩で帰る予定を変更、タクシーに乗りました。

すると運転手が「こんなに暑いと病人にはきついですよね」
「歩いてたら危ないですよ」と慰めてくれました。

そして自分は年2回の健康診断で、血糖値が高く食事管理と
運動をするようにと、指導されていると告白してきました。
運転手なので職業柄、食事時間がまちまちで、
メニューも偏っていること、運動不足になっていると自覚していました。

私は透析をしていること、それが糖尿病から始まったと伝えました。

運転手は「透析は週2回行くんですよね」
「透析は治るんですか?」と聞いてきました。
どうも治る病気だと思っていたようでした。

私が「透析までなったら一生治らないんですよ」
「暑い日でも雨の日でも、たとえ台風の日でも透析のために
通わないといけない」
だから絶対に糖尿病を放置したままではいけないと伝えました。

いつの間にか二人の会話が弾んで目的地についたのに、
運転手が糖尿病対策について、次々に聞いていきました。

私はカロリー計算と運動の必要性、合併症の恐ろしさ、
何よりも永い老後を病気で失うのは、余りにももったいない。
「自分の体を守るのも助けるのも自分自身なのだから、
今からすぐに手を打たないと、大変なことになります」と忠告しました。

私と同じような失敗したら絶対ダメ。
私が糖尿病を放置してしまった理由は、この病気に対しての知識が
不足していたからです。
だからちゃんと勉強して、必要なことを確実にやってください。
一番大事なのは「自己管理です」と力説していました。

何とか自分の体をを大事にして欲しいなぁと思った乗車体験でした。

糖尿病と散歩、日本一週の歩き旅

2015-07-13 | 気ままに写真散歩
透析病院に通う往復を、雨が降らない限り歩いて行きます。
時間にして片道約30分、一駅分です。距離にして約2.0kmです。

キャップとサングラス、顔と手に日焼け止めをしっかりと
塗リ終えると、背中にノートパソコンを入れたリュックを背負って、
杖を支えにテクテク歩きます。

足が弱いために通勤のサラリーマンにどんどん
追い抜かれていきます。
時どき負けまいと思って早歩きに挑戦するのですが、
残念ながら毎回負けています。

歩くようにした目的は、足腰を弱らせないためと、
食後の血糖値を下げる為です。
今年の初めから血液透析に移ったので
(それまでは腹膜透析を8年半)
この機会に伊能忠敬のイラスト絵が出る、日本1周を走破する
万歩計を購入しました。

日本橋を出発してから東京湾を海岸沿いに、トータルで
現在千葉県の館山まで歩きました。
これからは房総半島の太平洋側を歩き、九十九里浜を
超えて銚子まで、そして茨城県を目指します。

歩く距離を延ばす為に取り入れたことが、通院のない日に前から
行ってみたいと思っていた場所を目指して「散歩」を
行うことでした。

目的地までは電車で行きます。
最近行った場所では、六義園・新宿副都心周辺・甲州街道・
玉川上水遊歩道・新宿御苑・横浜みなとみらいなどがあります。

歩くだけの散歩では、やがて飽きると思うので万歩計の他に、
写真を撮ることにしました。
ただ撮るだけではこれもやがて飽きるかも知れないので、
ブログを立ち上げて皆さんに公表することにしました。

ブログには散歩の写真の他に、透析ライフについても書きます。
透析をやっている方や、これから始まる方への参考に
なればと思っています。

散歩を始めてから庭先の花々、とりわけ季節感のある
花を写すことで、咲き時を教えてくれる「旬の花」が分かるようになってきました。

また公園や咲き頃を迎えた場所を調べて、
出かけるようになりました。
写真を撮るためにカメラと一脚も新たにしました。
理由は重いカメラと三脚で、透析をしている左腕を痛めては
いけないからです。

撮った写真の中から、これはと思うものをプリントアウトして、
プレゼントに使うようにもなりました。

これからもあちこちに出かけて、足腰の強化と写真の腕を
あげたいと思っています。
もし、都内で花の咲いている場所や、いい公園などが
ありましたら教えてください。


人は心を満たす為に生きている

2015-07-10 | 最近心に感じたこと

テレビで大食いの番組を見かけることがあります。
誰でも美味しいものを沢山食べたいと思うものです。

確かに沢山食べたら満腹感を得られるでしょうが、
果たしてそれだけで人の心は満たされるでしょうか。

世の中には食べることが大好きで、食べ歩きを趣味に
しているような人がいます。
また日頃溜めこんでいるストレス解消のために食べている人もいます。

しかしながらストレス解消のために食べている人は、
食べても食べても、中々満たされた実感がありません。
そこでもっと食べたら、今度こそ満たされるのではないかと思って、
また食べる。
その結果はどうなるでしょうか。
ストレスは殆ど解消されずに、ただ太るだけ・・・かも知れませんよ。

そりゃそうでしょう。
お腹がすいている時に、美味いものを適度に食べたら、
心も満たされますが、心を満たい時に、大食いしたとしても、
それはただ単にお腹が満たされただけで、
心が満たされることとは、根本的に意味が違います。

いくら大食いしても、美食家と言われるまで美味いものを食べたとしても、
残念ながらただ太るだけではないでしょうか。
自分の辛い気持ちを慰めるために食べるなら、多少の慰めになるくらいで、
何も得られないどころか、カロリーオーバーになって
糖尿病予備軍になるだけです

ここには心の満たし方と、お腹の満たし方に対する、
大いなる勘違いがあります。

人が心を満たす為には、何よりも先に心の葛藤=ストレスを解消
しなければなりません。
そもそもストレスは誰にでもあるものですが、原因は人それぞれ違います。

ストレスが継続し、その蓄積が我慢の限界にまでくると、今度は自分が誰かに
ストレスを与えながら我慢を強るようになります。

全ては心が満たされていないために起こる現象です。
大人も子供も何ら変わりはありません。
大人は長く生きている分だけ、ごまかしが上手になっているだけです。

心を満たす為には、何よりも我慢を強いられている原因を除去するか、
出来るだけ減らさなければなりません。
その方法は次の通りです。

①怒りの発生源、怒りを自分にぶつけてくる人は誰か?
 ストレス源は誰か?⇒怒りをぶつけてくる人から離れるか、
 適度な距離を保って、被害を軽減することです。
②理不尽な我慢はスグに止めてください⇒我慢は納得できるものだけにしましょう。
 理不尽なことに我慢強くある必要はありません。
 我慢強いと自負している人ほど、他の人にも平気で我慢を強いて
 しまいやすくなるからです。
③自分の気持ちをちゃんと受け入れてくれる人=受容能力の高い人は
 誰でしょうか。
 周りにいるかどうか探してみてください。
 「無条件に優しくしてくれる人」が、1人くらいはいるものです。
④自分と気の合う人は誰でしょうか=好く共感する人は「気が合う人」です。
 ただし、「聞いたことを誰にでもしゃべってしまう人」には注意も必要です。
 それは共感ではなく単なる興味本位の人かも知れないからです。

ストレスが限界まで来ている状況下では、自分で解決できる段階を
超えているかも知れないので、誰かの助けが必要です。
誰もいない場合は、次第に気力が失われて「やる気」を喪失します。
「何もやる気がしない」という、気力とやる気の低下は危険信号が
点滅しているレベルだと気付いてください。

その次の段階は溜め込んだ怒りを、今度は自分が周囲にまき散らす、
クレーマーとか、いや~な奴の出現になりかねません。

そうならないためには、「嫌なことは止め」
「好きなことを思いっきりやること」を心掛けて下さい。
旅行・趣味・スポーツ・運動・散歩・遊び・ハイキング・温泉・
映画・音楽・・・など、何でもいいのです。

嫌なことばかり一杯やってきたので、心が満たされず気力が
低下しているとしたら、今度は好きなことを一杯やってみてください。
自分の心が満たされるようになると、自然に人にも優しくなれるのです。

特に「思い残してきたこと」があれば、それにチャレンジすることを
お薦めします。
ただし、酒が好きだからと言って、酒ばかり飲んではダメですよ。

「やりたかったことを確実に行動」に移し、少しずつでも心を充電いけば、
心が満たされた分だけ自然に笑顔も出てくるのではありませんか。
そのうち共感する相手も見つかるようになるでしょう。


人生は心を満たす為にある

2015-07-08 | 最近心に感じたこと
人生は心を満たす為にあります。
自分の心が満たされていなければ、
愛する人の心を満たして上げることはできません。
自分の心が満たされていてこそ、人の心をも満たして
上げられるのです。

自分が幸せを感じてないのに
どうして人を幸せにして上げられるでしょうか
自分が幸せだと思えているからこそ
人にも幸せを分けて上げられるのはありませんか。

辛く悲しい人生を味わってきた人は
辛さのあまり、怒りで心が歪んでしまうことがあります。
同じ辛い体験でも 理不尽な辛さや
同じように叱られても 理不尽に叱られたのでは 
怒りは確実に増大します。

しかし沢山の苦労を体験したからこそ、
人に優しくなる人もいます。
辛く悲しい人の気持ちが、分かるようになったからでは
ないでしょうか。

では一体その違いは、どこにあるのでしょうか。

理不尽な我慢は、どんな時でもすべきではありません。
理不尽な我慢を強いられると、心が傷つき
次第に壊れてしまうからです。

納得したことを我慢するのであれば、
人は忍耐できるようになっています。
逆に理不尽な我慢を強いられたときは 
不満が蓄積されてしまいます。

やがて心は怒りで震え、マグマだまりが拡大します。
そして限界になった時には、激しい爆発が生じて、
火口付近にいた人から吹き飛ばさてしまうでしょう。

さて、我慢と怒りが自分に向かうとどうなるのでしょうか。
我慢や怒りの爆発は自己破壊となり、必ず病気を引き起こします。
怒りが心に向かえば、自己否定と自己卑下などつながり、
自信を失い、やがて気力を喪失することになります。
それをいつまでも放置すると「心の病」となるでしょう。

では怒りを外に向かって発散させたら、どうなるのでしょうか。
怒りを他者に向けると、一瞬にして相手を破壊し 
傷つけることとなります。
怒りの感情からは否定的な言葉と行動しか出てこないからです。

ひどい場合は暴言を吐き、暴力まで振るいかねません。
怒りの放置は全ての不幸の原因、始まりだからです。

怒りの持つマイナスの力は強大で、全てを滅ぼすパワーが
あることを忘れてはなりません。

このような問題に直面したとき、あなたは今までの人生で、
どのように解決してきたでしょうか。

私からの解決の糸口は、次回のブログで提案します。


食事管理 量りは大切な友

2015-07-03 | 私の透析ライフ

糖尿病性腎症による透析患者にとって、栄養管理は最も大事なことの一つです。
カロリー・塩分・水分・カリウム・リン・血糖値・・・など、
数値制限のあることばかりです。

勿論、適度な運動と良質の睡眠・便通など、皆大事なものばかりですが、
とりわけそれらの数値は透析病院に管理され、適切な指導と治療を
受けられているものの、日常の生活は全て
「自己管理」に委ねられています。

これはある意味で自由度が大きいと言えますが、
実際には自己管理ほど難しいものはありません。
特に栄養管理では、基本的に何を食べてもいいのですが、
その量は厳しく管理しなければなりません。

糖尿病性腎症と宣告されてから早15年、そこから栄養成分表と
にらめっこしながら食事コントロールに励むことになりました。
今までは仕事中心でストレスをたっぷりと溜め、
健康のことなどまともに考えることもなく、
空いた時間に好きなものを好きなだけ食べていた生活から、
ガラッと切り替えることを決意しました。

というよりは、そうせざるを得なくなるほど追いつめられた結果でした。

食品の栄養成分に対して全く知識のなかった自分に、
管理栄養士の指摘と指導は一言でいえばショッキングな出来事でした。
自分の日常生活は、健康学的にはでたらめな生活をしていたことが、
ハッキリと自覚できたからです。

そして食べた食品の栄養成分と、体調と血液検査の結果が、
常に一致していることも分かりました。
管理栄養士にたとえ私が曖昧な報告をしたとしても、血液検査の数値は
そう簡単にごまかせるものではありません。
全て「お見通し」なのです。

管理栄養士の鋭い指摘に観念して、これからは体をちゃんと労わって、
体に優しい食生活に切り替えることにしました。
自ら食品のカロリー・タンパク・塩分・カリウム・リンを
計算しながらの食事作りをするようになりました。

特に外食では塩分の制限が難しく、カロリーや蛋白の量など、
栄養成分をなかなか把握できません。
和食は素材と調理法がはっきりしている分だけ、把握しやすいと言えますが、
洋食や中華など成分を計算しにくい外食は殆どしなくなりました。
スーパーで何かを選ぶ時も、必ず成分表示見てからでないと
買えなくなりましたし、ましてや成分表記のないもは基本的に選ばなくなりました。

栄養成分の管理は体調管理に直結していることが分かったので、
その対策のとして、

①0.5mg単位で量れる量りを購入すること。
②毎回の食事を栄養ベースで方眼5mm幅の手帳(Handy pick 17)に
 記録すること。
 この手帳は方眼タイプなので線を引きやすいことと、胸のポケットにも
 収まるところが気に入ってます。
③外出時でも簡単に栄養成分を把握できるように、自分なりの
 ポケットサイズの簡易一覧表を作成し携帯するようにしました。

以来15年間、食事作りの時は台所にある量りを使い、
出来上がったものは食事テーブルの上に置いてある、
量りで計算する生活が始まりました。。
勿論食べたものは基本的にすべて手帳に記録します。
時々忘れることもあって、続けるのは大変でした。
それでも今日まで途切れることなく続けられてきたのは、
主治医と看護師・管理栄養士の温かい励ましがあったからです。

この手帳は他に起床時間・朝晩の体温・血圧・体重・水分量・小水・
お通じの回数などを記録しています。

こうして「量りと管理手帳」は、私の療養生活の大事な「友」となって、
今も活躍してくれています。


新宿御苑 温室の花

2015-06-25 | 美しい草花

新緑の新宿御苑に行ってきました。
広場で食事をしているグループ、寝転がっているカップル、
子供を遊ばせている若い夫婦、外国人も本当に多いなぁという感じです.
今回は御苑の中にある温室で、今咲いている花を撮ってきました.
写真をクリックするとサイズが大きくなります.