香港名物2階建オープントップバス
海外積立ファンドマニュアル 「登録業者だから安心」は真っ赤なウソ!
マニラからは飛行機で2時間。国内移動の感覚で渡航できるのはもちろんのこと、飛行機代も日本と比べると驚きの価格です。
多くの航空会社では、国際線航空運賃は2泊3日以上の路程で購入しないと料金が跳ね上がりますが、フィリピンのセブパシフィックは往路、復路それぞれの価格で購入するだけですので、日帰りで買おうと片道で買おうと料金は変わりません。(広告費は貰ってませんので…。)
プロモの時などは1万円以下で往復できますよ。これも海外拠点のメリットですね。
今回は少し時間があったので、少し滞在して最近の香港をチェックしようかと調べたら、全く安いホテルが取れない!
一泊料金が飛行機代より高いところばかり…。こりゃ寄り道せず帰るが一番ということで、早朝深夜の日帰り便で行って参りました。
セントラルに聳え立つHSBC本店のメインビルディングとスタンダードチャータード銀行
今回の目的は、取引先IFAとのミーティング。
最近ブログで公開した積立ファンドの情報に注目が集まっているので、香港の現状と日本国内の手続についていろいろ情報収集してきました。
また、最近では個人事業主の方も海外法人を設立して節税対策を積極的に進める方が増えており、そのサポート体制も準備するため打ち合わせてきました。
香港駅の真上にそびえるIFCタワー
【積立ファンド】
これは、顧客がIFAと直接契約手続を結んでも、積立会社の管理としては、
顧客⇒紹介者⇒登録会社⇒IFA⇒積立会社
という管理をされているのです。
そして顧客が負担させられる費用は、これら中間3社の収入になる
PM手数料や顧問契約料、入会金、年会費などです。
顧客⇒IFA⇒積立会社
という基本スタイルで契約していただきます。
私は顧問料などとりませんし、IFAもPM手数料は取りませんので無用な費用がかからないのです。
金融登録会社とは言え、収入の柱は金融商品の販売手数料に変わりありませんので、どこもきれいな仕事をしているとは限りません。
特に登録会社が抱える営業担当の紹介者たちは、ねずみ講ビジネスのシステムで稼動しているところが多く、積立会社はこのような連鎖販売を禁止しています。
最も問合せの多い英国積立会社では、日本人顧客に対し一番厳しく対処しています。
ご検討の際は、是非お問合せ下さい。
いつ来ても香港島セントラル地区は、金融街の活気がある
【海外法人を使った節税対策】
●日本法人の利益をどのように活用するのか。
税の世界は正直者が損をする世界。
今後の増税に向けて早めの情報収集で手を打っていかなければ、税金を無駄遣いしても平気な日本政府に根こそぎ資産を持っていかれて生き残りも難しいかもしれません。
ランドマーク内のクリスマスツリーでさえ、フィリピンに比べるとちょっと寂しい。やはり旧正月を祝う中国であることを実感する。
【海外銀行口座開設】
香港での銀行口座開設は依然として需要があります。
特に香港上海銀行(HSBC)はオンラインバンキングの使い勝手が非常にいいので、海外を行き来する方は是非一つ持っておくと便利でしょう。
ただ、最近HSBCでは日本人の口座開設を敬遠し始めています。
これは数年前にも日本の新聞に載ったほど大きく規制されたことがありました。その時は、あまりにも多くの方が朝から口座開設に詰め掛けていた状況から、銀行業務に支障が出るほどまでになったのです。
今回聞くところによると、日本人は英語が理解できないので銀行からの連絡に対応できず業務が停滞するということで、ある程度の英会話ができない人は口座開設を断られるということです。
HSBCは新興国市場を中心にシェアを広げている銀行ですので、マネロン対策にもかなり厳しいチェックがあります。ATM利用をした際にも香港から英語で本人確認の電話がかかってくることも普通にあります。
この時個人確認のやり取りを英語でできなければ、銀行員も途中で電話を切ってしまいます。これは他人が代行できないことですので、口座開設される方は必要な英語は覚えておいた方がよいでしょう。
取引先のIFAはHSBCと非常に大きなパイプがありますので、口座開設を断られることはまずありません。安心してお任せ下さい。
海外に資産を分散するためには銀行口座は必ず必要になります。
口座開設する前に必ず読んでおきましょう。
【その他海外スキームを利用した資金対策】
国内の税理士は国内で払う税金の節税方法は教えてくれますが、海外のスキームを使った節税などをアドバイスしてくれることは少ないと思います。
香港にもジョリビーが!中環駅付近にて