大前研一氏の『中国シフト』を読みました。
『ボーダレス・ワールド』後の世界が書かれています。
『ボーダレス・ワールド』には、企業がグローバル化するまでに5段階あると述べています。
1.海外市場に製品を輸出する(海外市場での販売は、その地域の特約店やディーラーが行う)
2.海外市場で、自主的に販売する
3.海外市場で、自主的に生産、マーケティング、販売を行う
4.海外市場に、本国と同等の機能を持つ現地法人(本国のコピー)が出来る
5.人材も現地雇用され、企業がインサイダー化(現地化)する
インサイダー化した企業の例として、日本IBM、日本コカコーラ、ホンダ・アメリカなどを挙げています。
(以前、大前氏のメルマガで、中国企業はまだ第1段階だといっていました。)
『中国シフト』のテーマは、「クロスボーダーの(国境を越えた)業務トランスファー(移転)」だと思います。
例としてユニクロを挙げています。
ユニクロは、マーケティング、デザインは日本で行い、中国の工場で生産し、できた製品を日本で販売しています。
同様の業務形態をしている企業として、5000円眼鏡の「Zoff」、100円ショップの「ダイソー」を挙げています。
(Zoffが4月に幕張にも進出します。ラッキー。^_^v)
『中国シフト』の中で、この動きが製造部門(ブルーカラー)だけではなく、管理部門(ホワイトカラー)にも起きると言っています。
そして、欧米ではすでに起こっているそうです。
21世紀の社会は、アウトソーシングがされに進み、企業のフレーム(意思決定機関)だけが残り、実際に手足を動かす人達は、海外に流れていくようです。
そのため大前氏は、現代のサラリーマンに対し、知的に怠惰になるなと言っているのだと思います。
この本は、気軽に(税込1,260円、200ページ)”その先の世界”が見渡せる、良著だと思います。
ただ雑誌連載をベースに作っているので、本の構成が粗雑です。
その部分が残念です。
その他の日記も読む。
第六の巻物を読んだ回数 3回
ジョギング 30分
『ボーダレス・ワールド』後の世界が書かれています。
『ボーダレス・ワールド』には、企業がグローバル化するまでに5段階あると述べています。
1.海外市場に製品を輸出する(海外市場での販売は、その地域の特約店やディーラーが行う)
2.海外市場で、自主的に販売する
3.海外市場で、自主的に生産、マーケティング、販売を行う
4.海外市場に、本国と同等の機能を持つ現地法人(本国のコピー)が出来る
5.人材も現地雇用され、企業がインサイダー化(現地化)する
インサイダー化した企業の例として、日本IBM、日本コカコーラ、ホンダ・アメリカなどを挙げています。
(以前、大前氏のメルマガで、中国企業はまだ第1段階だといっていました。)
『中国シフト』のテーマは、「クロスボーダーの(国境を越えた)業務トランスファー(移転)」だと思います。
例としてユニクロを挙げています。
ユニクロは、マーケティング、デザインは日本で行い、中国の工場で生産し、できた製品を日本で販売しています。
同様の業務形態をしている企業として、5000円眼鏡の「Zoff」、100円ショップの「ダイソー」を挙げています。
(Zoffが4月に幕張にも進出します。ラッキー。^_^v)
『中国シフト』の中で、この動きが製造部門(ブルーカラー)だけではなく、管理部門(ホワイトカラー)にも起きると言っています。
そして、欧米ではすでに起こっているそうです。
21世紀の社会は、アウトソーシングがされに進み、企業のフレーム(意思決定機関)だけが残り、実際に手足を動かす人達は、海外に流れていくようです。
そのため大前氏は、現代のサラリーマンに対し、知的に怠惰になるなと言っているのだと思います。
この本は、気軽に(税込1,260円、200ページ)”その先の世界”が見渡せる、良著だと思います。
ただ雑誌連載をベースに作っているので、本の構成が粗雑です。
その部分が残念です。
その他の日記も読む。
第六の巻物を読んだ回数 3回
ジョギング 30分