今日から衣替え

今日から衣替え
　　昔は10月１日から衣替えと決まっていた。しきたりがあった、学校の制服がそうだった。今でも守っている学校もあるが、学校も服装は自由になった。もちろん世間が自由になったから、学校もうるさく言わなくなった。今では、その時の気候と体感によって、或いは流行によって服装は自由になった。
　　衣替えと言えば、衆議院解散で激震が走った。野党第一党の民進党が解党した。もともとこの党は保守も革新も、左派も右派もごちゃごちゃ集まっている党だった。早く別れたら分かり易いのにと思って居た。１度は政権を取ったが、政策が定まらず、世の中を混乱に落とし入れた。社会党が政権を取った時の村山首相は阪神淡路大震災で大失態。そして民主党が政権を取った時の菅直人首相は東日本大震災の失態に加えて福島原発事故の処理で大失態。何れも革新政党の政権運用の未熟さが引き起こしたものだった。傍から見ていて批判は幾らでも出来るが、実際に自分でやってみると出来ない事が判った、と思って居たら、その失敗を、ころっと忘れて政権交代を、と言っている。
　　民進党を解党して衣替え、希望の党に再就職して失業を防ごうと、ずるく考えているお歴々が多いようだ。元民進党社員を希望の党で引き受けたら、社員に決まった途端、社内に組合を作って社長を追い出し、名前を変えた(株)第２民進党が出来上がりますよ。ご用心ご用心。
　　この衣替えを機に、民進党の中の保守とリベラルが別れることになったので、これが希望の党の、今回の一番の功績だったと思います。リベラルと言っていますが、本当はリベラルよりもっと左ですから共産党、社民党などと一緒になれば良いのでは、と思います。


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