2020年2月の夜空
2020年 2月
2月は3日が節分で4日が立春です。日暮れが遅くなって来ましたが、月末近くになると日の出も早くなり、ますます春を感じる事が出来るでしょう。2月上旬は1年で1番寒い時季ですが、今年は妙に暖かい。ですが油断せず暖かい服装で夜空を鑑賞して下さいね。
★ 10日、水星(-0.6等)が東方最大離角になります。水星は太陽の一番近くを廻っているので見付けにくい星ですが、高度が20度近くまで昇りますので日没後の西の空を注目してください。水星の直ぐ上に金星(-4.1等)が宵の明星として西の空に輝いていますから目印にしてください。
★ 14日、南東の空で満月を過ぎた月(月齢20.2)とスピカ(1.0等)が接近します。当日の月の出は23時21分で、夜半から夜明けまで観測出来ます。
★ 18日、明け方の南東の空で月(月齢24.2)と火星(1.2等)が接近します。当日の月の出は2時36分で、夜明けまで観測出来ます。19日も観測出来ます。
★ 20日、明け方の南東の空で三日月(月齢26.2)と木星(-1.9等)が接近します。その東側に土星(0.6等)、南側に火星(1.2等)が輝いています。なお当日の月の出は4時28分で、日の出が6時39分ですから早めの観測をお勧めします。21日には土星と細い月が接近しますが、月の出が更に遅くなりますので、その時に土星が見えるかどうか判りません。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 2月の月、上弦の月は2日、満月○は9日、下弦の月は16日、新月●は24日です。満月の月の出は17時29分です。
★ 2月1日の大阪の日の出は6時57分、日の入りは17時26分です。
(大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります 。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。) (2020/01/27)
この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
参考ブログ
天文事象 2020年 年間の概況
497(1431)
2020年 2月
2月は3日が節分で4日が立春です。日暮れが遅くなって来ましたが、月末近くになると日の出も早くなり、ますます春を感じる事が出来るでしょう。2月上旬は1年で1番寒い時季ですが、今年は妙に暖かい。ですが油断せず暖かい服装で夜空を鑑賞して下さいね。
★ 10日、水星(-0.6等)が東方最大離角になります。水星は太陽の一番近くを廻っているので見付けにくい星ですが、高度が20度近くまで昇りますので日没後の西の空を注目してください。水星の直ぐ上に金星(-4.1等)が宵の明星として西の空に輝いていますから目印にしてください。
★ 14日、南東の空で満月を過ぎた月(月齢20.2)とスピカ(1.0等)が接近します。当日の月の出は23時21分で、夜半から夜明けまで観測出来ます。
★ 18日、明け方の南東の空で月(月齢24.2)と火星(1.2等)が接近します。当日の月の出は2時36分で、夜明けまで観測出来ます。19日も観測出来ます。
★ 20日、明け方の南東の空で三日月(月齢26.2)と木星(-1.9等)が接近します。その東側に土星(0.6等)、南側に火星(1.2等)が輝いています。なお当日の月の出は4時28分で、日の出が6時39分ですから早めの観測をお勧めします。21日には土星と細い月が接近しますが、月の出が更に遅くなりますので、その時に土星が見えるかどうか判りません。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 2月の月、上弦の月は2日、満月○は9日、下弦の月は16日、新月●は24日です。満月の月の出は17時29分です。
★ 2月1日の大阪の日の出は6時57分、日の入りは17時26分です。
(大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります 。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。) (2020/01/27)
この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
参考ブログ
天文事象 2020年 年間の概況
497(1431)