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2019年3月の夜空

2019-02-25 15:54:48 | 天文・事象
2019年3月の夜空
2019年  3月
  3月は21日が春分の日で冬の星座は早い時間に西の空へ傾いて行きます。そして春の星座が東の空から昇って来ます。西の空には火星が輝いていますが地球から遠ざかって小さくなっています。
★ 2日未明、南東の空で土星(0.6等)と三日月(月齢24.9)が接近します。未明の4時過ぎから夜明けまで見る事が出来ます。
★ 3日未明、南東の空で金星(-4.1等)と三日月(月齢25.9)が接近します。未明の4時過ぎから夜が明けてからも見る事が出来ます。
★ 3日未明、南東の空で金星(-4.1等)と土星(0.6等)、木星(-2.0等)が一直線に並びます。未明の4時過ぎから夜明けまで見る事が出来ます。
★ 11日、宵の西の空で火星(1.2等)と三日月(月齢4.5)が接近します。21時頃には西の空に沈みますので早めに観測して下さい。
★ 13日未明、木星(-2.1等)が西矩となります。木星の東側に土星(0.6等)、南側にアンタレス(1.0等)が輝いて居ます。アンタレスと木星の南側にさそり座、その東隣がいて座です。
★ 27日未明、2時頃から南の空で木星(-2.2等)と下弦の月(月齢20.5)が接近します。夜明けまで見る事が出来ます。
★ 29日未明、4時頃から南東の空で土星(0.6等)と下弦の月(月齢22.5)が接近します。夜明けまで見る事が出来ます。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
    ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 3月の月、新月●は7日、上弦の月は14日、満月○は21日、下弦の月は28日です。大阪での満月の月の出は18時25分です。
★ 3月1日の大阪の日の出は6時28分、日の入りは17時53分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)       (2019/02/25)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。

  参考ブログ
  天文事象 2019年 年間の概況


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