えーあらい

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電気自動車全盛時代

2018-02-01 15:59:49 | 社会
電気自動車全盛時代
  世界の自動車工業はこぞって電気自動車の開発競争をしております。自動車の排気ガスによる大気汚染や地球の温暖化を防止するため、各国の政府が規制を強めているためです。やがて世界は電気自動車全盛時代を迎えるでしょう。むろん日本も電気自動車全盛時代になりましょう。この頃には乗用車だけで無く、バスもトラックもダンプカーもトレラーも全ての車が電化していましょう。そしたら、どれだけの電力量が必要でしょうか。
  原発反対の人々は、現在は原発ゼロでも電気は足りているではないか、と言います。その代わり、日本が年間3兆円もエネルギー資源(石炭、石油、天然ガス)を買い、日本の富が流失していると言うのに。そして、2030年には原発をゼロにすると言って居ます。
  しかし、その頃には自動車を代表とするエンジン(発動機)で動くものは全て電化されているでしょう。自動車はエンジンだけで無く、夏や冬はエアコンも電池で動く。その殆どが電池に充電するため夜間電力を利用するとして、太陽光発電は使えません。昼間でもAIが全盛となり、人間に代わってロボットが働くとなれば、これにも電力が必要でしょう。家庭だけで無く工場や事務所、病院や介護施設もAI化されて電力が必要になります。
  これら必要な電力は、どうして賄うのでしょうか。火力発電所を増設しても排気ガスが出るし、新たなエネルギー資源が必要となる。それに代わるCO2を出さない発電は原発しかありません。片や電化電化と電気エネルギー量を増大させ、電気を作る方策には手足を縛って、この世の中、全く矛盾した考えに気が付かない。


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