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2017年8月の夜空

2017-07-25 16:25:17 | 天文・事象
2017年8月の夜空
  2017年  8月
  梅雨が明けて酷暑が続きます。しかし季節は進みます、7日は立秋で、23日は処暑(暑さがおさまる時期)、28日は旧七夕です。そしてやがて夏が去って行きます。また夜空を見上げれば、天ノ川が真上に来て七夕の織女星ベガと牽牛星アルタイルが見付けやすくなります。
夏休みで地方へお出かけの際は、是非、星空をご覧になって下さい。また、天ノ川の中の土星は、環が大きく開いている時期なので、ご家庭の望遠鏡でも環が良くわかります、観測してみましょう。
★ 3日、夕方の南の空で月(月齢10.7)と土星(0.3等)が接近します。近くにはアンタレス(1.0等)も輝いています。
★ 8日、明け方の南西の空で満月が部分月食。欠け始め2時23分、月食終わり4時18分、最大食分0.25 3時20分、全国で見られます。
★ 13日、ペルセウス座流星群が極大になります。毎年夏休みお馴染みのペルセウス座流星群は13日午前4時頃極大になると予想されています。ペルセウス座は夜半北東の空から昇ってきます。隣のカシオペヤ座が目印です。ペルセウス座とカシオペヤ座の中間あたりに輻射点があります。近くにカペラ、そして少し離れて金星が昇って来ますから目印にして下さい。満月を過ぎた月が昇ってきますが、少し離れていますので気にせず観測しましょう。比較的条件は良いと言えます。
★ 19日の明け方、4時頃、東の空で月(月齢26.7)と金星(-4.0等)が接近します。金星と月は明るいので昼間の太陽の下でも見る事が出来ます。
★ 22日、日本は新月で月は見えませんが、日本時間の午前4時頃アメリカでは皆既日食が見られます。テレビやインターネットで中継すると思いますので、そちらでご覧下さい。
★ 25日、夕方の南西の空で、木星(-1.8等)と月(月齢3.4)が接近します。月は20時過ぎには西の空に沈みますから早めの観測をお勧めします。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
  ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 8月の月、満月●は8日、下弦の月は15日、新月○は22日、上弦の月は29日です。大阪での満月の月の出は19時14分です。
★ 8月1日の大阪の日の出は5時8分、日の入りは19時1分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)  (2017/07/25)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。


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