「とろけるやまがた ラフランス」っていう出羽桜酒造が作ってるリキュールがある。
アレルギーって、ひとによって症状の強さが違っててね。
コンタミという少しでも混ざっているだけで症状のでるひと
少しでも経口摂取するとアナフィラキシーショックを起こすひと
検査で数値がそこそこ高くても、普通に食べられるひと
クチのなかがちょっと痒くなるだけのひと
って、いろんなひとがいる。
お寿司屋さんでカウンターに座って腕を置いただけで、発疹がでて痒くなっちゃうひともいる。あれは、お店でカウンターを拭くときに、いろんなもの(魚卵,甲殻類など)を机に塗り広げてしまっているんだろう。
加工品でも、果汁1%未満な香りだけのものなら普通に食べられるけど、「自然そのまま」みたいな高級品だと症状がでるとか。
普段はそれほど問題ないけれど、花粉症の時期に摂取すると花粉症の症状が激しくなるとか。
体内で起こっていることは同じでも、症状は皮膚掻痒だったり口腔内掻痒だったり鼻汁,くしゃみだったり、下痢だったり、嘔吐だったり、喘息症状だったり、血圧低下だったりと表出する症状がひとによって異なったりする。
自分は、マグロとか鶏肉とかに検査値は陽性なんだけど、普通に食べてる。
メロンがちょっと危険だけど、鼻汁が止まらなくなって下痢が激しくなるのが主症状で嘔吐や悪心はない。
アレルギーのあるひとなら理解できると思うんだけど、「あ、これは…」って感覚がある。鼻汁でも「あ、これはアレルギーだ」「花粉症の時期かぁ」「うわ、鼻汁と眼掻痒が暴走してる…」とかね。皮膚が痒くなることも、稀によくある。たまに、「今年の花粉症は咽頭痛と頭痛が酷いなぁ」と思ったら、感染症なこともあるにはあるんだけどさ。
で。
今回は、トイレに籠って出られなくなって、トイレでずっと鼻をかんでるという状況になった。「これはアレルギーだなぁ」って思ったんだけど、思い当たるものがない。よく熟したメロンを普段よりも多めに食べた時の状態なんだけど、メロンは食べてない。鼻汁は花粉症の激しい時期の暴走に似てるけど、花粉症で消化器症状がでることは滅多にないし、それなら鼻閉,眼掻痒,喘鳴とかも併発する。
なんだろう?
って考えて、「あ、ラフランスリキュールだ…」
ラフランスは普通に食べるけど、家族が大好きなので、たくさん食べるということはない。ちょっと食べて、あとは子供たちが食べていいよってなる。残ったら食べても良いんだけど、残らない。
今回は、花粉症の時期+ラフランス+アルコール摂取の積み重ねで症状が出たんだろうなぁ。それも、「ラフランス使用って言いながら大して使ってない」ような商品じゃなくて、濃厚なネクターみたいなとろっとしたラフランス果汁というのもあるんだろう。
何が言いたいかと言うと、「アレルギーがちょっとあるけど、まぁ少しなら食べられる」ってひとは、季節だとかアルコールを同時に摂取だとか気にしましょうって話。さすがに「とろけるやまがた」のレビューに直に書いてしまうのは申し訳ない。「ラフランス使用してます!」な商品で、自分のアレルギー体質も把握してるのに、商品の悪口みたいなことを書くのは…ねぇ…。
セレスタミンを常備しておいて良かったですよ。